彼方のアストラはSFの入口!
宇宙ものの作品は今の私のレベルだと書ける気がしないですね!
後半の怒涛の伏線回収が圧巻の作品でした……!
【タイトル】
彼方のアストラ
【キャッチコピー】
生き残れ、宇宙の彼方で
【概要】
秘密を抱えた9人の少年少女が、故郷へ帰るために5千12光年離れた宇宙空間を旅する。
【レビュー】
伏線回収が非常に気持ちがいいSFミステリー作品です。
後半にかけて話のどんでん返しが凄まじいです。
2063年に高校の惑星キャンプで集められた9人の男女が、キャンプ先で突如現れたワームホールに巻き込まれて、5千12光年離れた宇宙空間に放り出されます。
そこで見つけた宇宙船『アストラ号』を使い、途中の惑星で食料と水を補給しつつ、故郷へ目指します。
しかし、9人の男女の中に1人裏切り者がおり、その裏切り者は自身もろとも8人を殺そうとしていることも作中で明らかになります。
その中で、9人の男女は協力して故郷を目指し、宇宙空間を旅するという物語です。
ミステリー要素が要所に散りばめられた作品ですので、作中で感じた「おや?」「あれ?」と言った気持ちは大切にとっておきましょう。
物語の前半では発生した事態に対してノリが軽く、簡単に水や食料が手に入るので少しモヤッとはしますが、物語が進むにつれて話は深刻さを増します。
視聴後にインターネットで作品について調べてみると、SF警察から鬼のような取り締まりを受けているのを拝見しました。
前述のとおり、前半部はやや都合のいい展開が続きますので、本格SFを求めている方には物足りないのかもしれません。
それでも、後半部から始まる怒涛の伏線回収は想像以上で、視聴していて二回ほど鳥肌が立ちました。
【余談】
個人的には英語音声の視聴がおすすめです(本当に個人的にですが……)。
登場人物たちは英語を話している設定ですので。
アクセントも英語ははっきりわかれているので、より物語への没入感が高まります。
警察はどの世界でも怖いですね!




