100万字書いたひと!
百万字に要した時間は約八か月でした!
あなたがこのエッセイを読んでいる時には、私はもう六桁の世界にいないでしょう。
私は一次創作の文字数を七桁。
百万字書いた書き手になっています。
書き手のレベルも処女作の時と比べると、見違えるほどよくなりました。
――すてーたすおーぷん!
【名前】 0
【種族】 人
【実力】57
【個性】
<連載>
・ギフテットワン(ハイファンタジー)
⇒八十四万字
・とあるなろう作家の気持ち(エッセイ)
⇒六万字
・Re;BARC(休載)
⇒二万字
<短編>
・ゆうべはおたのしみでしたね(異世界恋愛)
⇒八千字
・ぼくのマフラー(ヒューマンドラマ)
⇒五千字
・就活戦線異状なし!(ローファンタジー)
⇒二万二千字
・理想の幻想~ファンタジー世界にブラック企業がないなんてファンタジーだった件~(ハイファンタジー)
⇒九千字
<下書き>
・ローファンタジー作品
⇒八万五千字
・ハイファンタジー作品
⇒六千字
執筆した累計文字数が未公開の作品と合わせて百万字を越えました。
連載中の作品の文字数が表示より多いのは、予約投稿を含めているからです。
本話は二〇二四年の八月十一日に執筆しています。
私のレベル57ってなかなかじゃないの。
そう思われるかもしれません。
ここまでです。
サクサクとレベルアップを進められるのは。
私の考える書き手のレベルでは、
レベル59までは自分と向き合う世界。
レベル60からは他人と向き合う世界。
そうなっています。
他人と向き合う、つまりは――ランキングです。
百万字書く中で、物語における基本的な文法、作法、章構成を会得しました。
そんなに奇抜な表現はない……と信じたいです。
それでもランキングにはかすりもしません。
――有名になるぞー!
勇んで天下一武道会に向かったら、予選試合どころか入場すらさせてもらえませんでした。
見向きもされなくて、評価もされなくて、それでも百万字書いた人って無敵じゃん!
そう思われるかもしれません。
まぁ、ある意味無敵です。
それでも、怖いものだってあります。
書き手として一番怖いことは、白い猫に出会うことです。
私はこれまでに気持ちを込めて百万字を綴りました。
例え世間からは見向きもされず、支払った時間や労力に対して評価は得られなくても。
それでも、私はまた次の物語を書きます。
――もっとおもしろくできるのではないか。
――次は楽しんでもらえるのではないかと。
そんな百万字書いた人の怖いものとは、美しい白い猫です。
私にとっての美しい白い猫に出会い、その物語を作ることに満足してしまうことです。
そうなればその物語が終わったとき、私は次の物語を書くことを止めてしまうかもしれません。
私という野良猫は、死んで感動を与えるより、生きて感動を与える。
そんな存在になることを見て、今日もせっせかせかせか筆をとっています!
セルフオマージュできるくらいにはこのエッセイも内容が溜まってきました……!




