ぼっち・ざ・なろう!
『ぼっち・ざ・ろっく』いいですよね!
『けいおん!』も当時はこんな感じの盛り上がりだったのでしょうか?
――なろう作家って交流とかあるの?
結論、ないです! ぼっちです。
零細作家だからかもしれませんが……。いや、きっとそう……。
執筆作業は想像以上に孤独です!
短編やこのエッセイであれば、大したことはないのですが、それが長編となれば孤独です。
『オンリーロンリーグローリー』
そうあればいいのですが現実は、
『オンリーロンリー×××××』
その先に何が待ち受けているかはまだわかりません。
そしてその身をどうするんだ、と。
闇に守られて震えるばかりです。
ランキングに呼ばれなかった作品を呼び続けている私がいます。
正直ときどき、心が折れそうになります
私がやっていることに意味なんてなくて、ただ時間を無駄にしているだけじゃないのかと。
目の前の拓かれた道を行くことは簡単です。
その道を今まで歩いてきた結果、今の私がいます。
けど! このままじゃイヤだ!
その気持ちは私にもあります。
今を変えたいのであれば、今までと違うことをしなくてはなりません。
親、先生、学校、職場、会社、社会、世界の言われたことに従い、これまで漠然と生きてきました。
そうしてできあがったのが私。
日本は生きていくことに不自由がない国です。
他国と比較しても娯楽の数は群を抜いて多く、世界中の物語は日本語に翻訳されて手に入ります。
これは私の知人の話ですが、当時モロッコに留学していた知人は課題のレポート作成に四苦八苦していました。
ある日、レポートの提出が遅いことを現地の教授に指摘された際に、その理由を尋ねられたそうです。
日本人は勤勉として知られています。そこに何か理由があるのかと。
「レポート作成に必要な著書を読むのに時間がかかって……」
「それで日本ではこれまでどうやって勉強ができたんだ?」
「日本ではすべてが日本語でした」
「……」
教授はそれ以上何も言わず、レポートの遅延を認めてくれたそうです。
日本にいると麻痺してしまいますが、日本語は世界的には公用語ではありません。
また、翻訳は完璧ではありません。翻訳者の意訳も多分に入ります。
例えば、『ハリー・ポッターと秘密の部屋』。
そこで登場する「もちのロンさ!」の原文は「Of course I am!」。
私はおもしろいから好きです。
人生は好きでもないことに情熱を注いでいる時間はありません。
それに気づくために随分と遠回りをしてきました。
それに気づいたからと言って簡単な話ではありません。
好きなことが、私が得意なことであるとは限らないからです。
好きなことを、私ができるのかどうかもわからないからです。
好きなことで、これから生きていけるのかも不明だからです。
でも、書きます。
だって私はおもしろいことが好きだから。
どうせ死ぬまでに何かをやるなら、私は好きなことをやりたいです。
私の個性は、書き手。
書くことで物語を紡ぐことができるのが私の個性です。
個性捨てたら死んでるのと一緒だよ!
『ダブル黒歴史ぼっち弾き語りversion』が一番好きです!




