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報酬とダンジョン

夕食まで客間で待つ事になり 執務室を出たところでシリウスがエメットに話し掛ける

「ねえ エメットさん メリルとアンナがシリウス旅団の特別団員ってのは知ってるだろ?」急に言われて「は はい」と上ずった声で返事をする

「うちの特別団員は二人以上の推薦人がいて 本人に入団の意思があれば 入団出来るんだけど メリルとアンナからエメットさんを推薦されてね どうする?」

メリルとアンナのマントを羨ましそうに見ていたのがバレていたのかと少し赤面しながら「ぜ 是非入団したいです」とシリウスに言うと

「そうか ようこそシリウス旅団へ」シリウスがニッコリ笑って旅団のコートを肩にかけてくれた

「夢のようですわ」コートを握りしめその場をクルクル回るエメット


夕食後 談話室で領主とお茶を飲んでいると

「あの・・・ シリウス様 依頼の報酬なのですが」領主が恐る恐る聞いてきた


「いえ 今回は依頼ではなくメリルの親友のエメット嬢が困っていると聞いたので力になっただけです ですので依頼を受けていないし 報酬も発生しません」

シリウスが軽く答えると

「え え それでは」領主は呆然としている

「それに 先程エメット嬢は旅団に入団しましたので 今回の件は団員同士のただの助け合いです  お気になさらないようにお願いします」

「「う うう ありがとうございます」」領主と夫人が頭を下げて言葉を絞り出す


「それよりも 一つご報告がありまして」シリウスが言うと

「な なんでしょうか?」領主が訝し気に聞き返す

「ワイバーンの生息していた場所にダンジョンが見つかりまして それをどうしたものかと」

「ダ ダンジョンですか?」

[ええ まだ詳しくは調べてはいませんが そのダンジョンを街起こしに使うか 危険と判断して潰すかをお聞きしようかと思いまして]

「ダンジョンなら早めに潰した方がいいのではないでしょうか?」領主が蒼ざめて聞くが

「そうですね 明日潜って見ないと分かりませんが ダンジョンにはメリットもあるんです 例えばダンジョン内で採取出来る素材に高値がついて領内の経済を活性化するとか ダンジョンを求めて人が集まるとか 様々です もちろんデメリットとしてダンジョンから溢れた魔物が領内で暴れるというのもあります」シリウスが淡々と説明すると 頭を抱える領主

それを見ながら「取り合えず 明日俺達が潜って見て階層や採れる素材を確認してみます どうされるのかそれからでもいいと思います ダンジョン入口にはチェインズを張り付かせますので今日 明日で何か起こる事はないでしょう」説明するシリウスに頷く領主


次の日ダンジョンに出向くとチェインズは既に潜る準備をしていた

シリウスを見つけ「兄さん 昨日は何も出て来なかったよ」ハイジが言う

「そうか じゃあ今から皆で潜ってみるか」シリウスの言葉に

「「「「「「おー」」」」」」チェインズが声を上げる

ラテが先行してトラップを解除していきトワは飛びながら警戒をしている

安全が確保されたら ノエルさん ハイジ チェルシーが雄叫びを上げながら突進していく

「200メートル先 赤オーガと緑オークを確認」トワが叫ぶと ノエルさん達の速度が上がった その後すぐに戦う音が聞こえ静かになった

後から着いて行く俺とクラリスの前に土中からミミズの魔物が現れる 首を落として進むが また何体が出てきたので クラリスの光球で目を潰し無力化する

ノエルさん達に追いつきドロップ品を見るとオーガとオークの肉と小さい魔石だった

この階層はオーガ オーク デカいミミズ ぐらいかラテに聞くとトラップも大した事ないらしい

ならばと奥に進むと下への階段が現れた 下に潜るとそこは大きな草原だった 一本角の牛や二階建ての家ぐらいある豚 得物を見つけると爆走してくる羊 それらを狙う一つ目の巨人と腕が六本ある魔物

爆走してきた羊をハイジが正面から迎え撃ち「ハイジパーンチ」の一撃で倒す

二階建ての豚はチェルシーがが切り刻み 一本角の牛はノエルさんが一閃で斬り倒す それぞれ倒すと一つ目の巨人へ三人が飛び掛かると轟音を立てて崩れ落ちる

六本腕はそれを見て高速で逃げ出した

アイテムの羊肉 牛肉 豚肉を回収し 一つ目巨人は魔石だけの回収

特に他には危険な魔物はいないようだ

俺達は三日程かけて奥の階段に辿り着く

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