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三人娘


 今日もクロノス兄さん成分をたっぷり吸収して目が覚めた

寝顔を見ていると初めて会った時を思い出す

最初 女性が倒れてるのかと思った

後ろで束ねた長い黒髪 きりっとした眉 長い睫毛 とおった鼻筋 でも胸が

無かった 男だと分かったら急に怖くなった 私達を攫ったのも男だったから

 

でも どうしても放っておけなくて身体を揺すって起こした

お腹減ってるのかな?と思い私が隠蔽魔法で隠してる洞窟に連れて帰った

リリエルもマオも連れて帰った時 ビックリして動揺し警戒してたけど 少し話すとすぐに

打ち解けた

私は両親 妹 弟の5人で暮らしていたけど ある日村の食料を狙って兵士が襲ってきた

大人達は村と食料を守るため戦い 子供達は散り散りに逃がされた

私も弟妹を連れて逃げたけど 途中大雨にあい三人共体調を崩してしまった

どうにか 大きな木の洞に避難して 回復を待ったけど ロクに食べ物も無く 熱さましの葉を

すり潰して飲ませても二人は苦しそうにしているだけで私ではどうしようも無かった

私も意識朦朧になっている時に奴隷商人達が隠蔽魔法を破って洞に入ってきた 

「親方 こっちの二人はもうしんでますぜ!」

え!!二人が死んでる?何かの間違いよ!力無くもがく私を大きい男の人が肩に担ぎ

「死んでるなら放って置け」言って 私を荷馬車に放り込んだ

荷馬車の中には同じか少し下ぐらいの子供達が居た


暫く馬車が走って止まった

「おい!!ガキ共 飯だ! そんな貧弱な身体じゃ 売りもんにならねえからな ちゃんと食えよ」

普通のご飯が出た 身体はきつかったけど 久しぶりのまともな食事にガツガツ食べた

(ごめんね ごめんね アルフォンス キャロット)泣きながらも食べた

旅をするうちにリリエルとマオという子と仲良くなった 二人共私と同じ様な境遇だった

二人共年下で 特にマオは自分の事を俺呼びするんで最初は男の子だと思っていた



そうして 夜番の時に必ず居眠りする人がいる事を聞いて その人の時に3人で逃げ出した

一晩走り続けて 手頃な洞窟を見つけたので隠蔽魔法で隠し 3人で取り合えずそこに居ることにした

私とリリエルが薬草や木の実の採集に行き マオが小さな動物や魚を採って何とか生きていた


〇リリエル


懐かしい夢を見た 目を開けると大好きなクロノスにいにの顔があった

何だろうこの安心感

野盗と化した兵士が村を襲った時の事も 最近はあまり思い出さない

お父さんとお母さんが身を挺して私を守ってくれたけど そこから先は覚えていない

次に記憶があるのは奴隷商人の荷馬車の中にうずくまっていた事



〇マオ


物心ついた時から 森の中の一軒家に母さんと二人暮らしだった

訪ねる者もいないし どこかに人を訪ねに行く事も無かった

去年の冬に母さんが死んだ それから暫くは一人でそこに住んでた 食べ物を捜して森を出て

岩場で寝てる時に奴隷商人に捕まった



クロノスが目を覚ます「皆 おはよう」

左右からシャルロットとリリエルが「「おはよう」」腹の上からマオが「おはよう」と返事をする

そうして 皆の一日が始まる




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