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氷竜

ハイジ達が帰ってきた 道中牙蛇に襲われていた村を救ったそうだ

Aランクダンジョンも踏破し 無事チェルシーさんもAランクに上がったそうだ

取り替え子を気にしていたチェルシーさんだが 旅の途中に思い切って三人に打ち明けたら「貴女ほど チェンズにふさわしい人はいないわ」と全員が取り替え子と教えられ 嫌われたら出て行こうと考えていたのが取り越し苦労だったのがAランクに上がったより嬉しかったらしい

[お帰り 先ずは風呂にでも入って それから 家で夕飯にしよう]

そう言って風呂に送り出し 夕食の準備に取り掛かる

夕食中「そう言えば ハイジ達はまだ「竜殺し」の称号が欲しいのかい?」

肉を取り分けながら聞いてみると

「「「欲しい!!」」」元気よく答える ただチェルシーだけは「人に被害をだすのであれは討伐しますが 被害も出さず静かに暮らしているのであれば討伐の必要は無いかと思います」と肉を飲み込んだ後に俺を見ながら言う

「そうだな」確かに目撃されただけで 被害がでていないなら竜も静かに暮らしたいだろう 氷竜の話は保留だな 前に地竜っぽいのを皆で倒したが」称号が付いてないという事は あれは地竜じゃなかったのだろう


 討伐は置いといて目撃情報のあった場所に向かう事になった 母ちゃんと父ちゃんは同じ氷系ということで行かないと言ってたが ハイジ達に「久しぶりに母ちゃんと寝れると思ってたのに~」と強請られて渋々ながら一緒に行く事になった

でもハイジにそう言われた時 尻尾がブンブンしていたのは秘密だな


氷竜が目撃されたテレステンという場所に行くため 母ちゃんにハイジ クラリス ラテの三人が乗り 俺にノエルさんとチェルシーが乗って出発した

出発前に黒竜のブラドさんに氷竜の話を聞いたが ここ何百年と会ってないらしい

静かに過ごすのを好むらしく 自ら人々の前に出て来る事は無いらしい

道中 野営をすることとなりチェルシーがテントを設営しようとするのをハイジ達が止め 今夜の寝床についてレクチャーしてる 途中チェルシーの顔があかくなっていたが 構わず夕飯の準備をし 食べ終わると俺と母ちゃんは横になる

ハイジ クラリス ラテの三人は早速母ちゃんの中に潜り込んだようだ 俺の尻尾にはノエルさんと顔を赤らめたチェルシーが潜り込んできた「失礼します」 言いながら潜り込むが 何故チェルシーもマッパ? 「私 誰かの役にたっているのが嬉しいんです このパーティーに入れて本当に良かった」チェルシーがノエルさんと話している 暫くすると二人の寝息が聞こえてきたので俺も目を瞑る

朝 飯の準備をしているとチェルシーが「ハイジの言ってたのが分かりました」

「でしょ でしょ」と嬉しそうに答えている 何が分かったんだ?

五日程でテレステンに着いた 先ずは情報を集めようとギルドに行くと 山の麓の村で目撃されたようなので その村に行く事になった ギルドでは目撃情報があるが実害が無いため放置らしい

目撃情報のあったクランバル村に着き 村の人々から話を聞くと 氷竜はもともとこの村の守り神らしく誰一人恐怖心を抱いてない たまたま見た冒険者が慌ててギルドに報告しただけだと笑っていた

そんな中 一人の中年女性が気がかりが一つあると言う

なんでもこの村には「竜の嫁入り」という祭事が春に豊穣 秋に収穫の祈りとお礼をするためにあるそうだ 大人になっていない少女が山の頂上付近に設けられてる小屋に丸一日火を焚きながら籠って祈りを捧げるものらしい

ご自身も若い頃 されたそうだが その時は祈りの間中 竜に頭の中で話しかけられ村の様子や流行のものなど尋ねられて それに答え 加えて最近聞いた面白かった事などを世間話的に話すと随分喜んで豊作の約束をしてくれたらしい

ところが最近 祭事は行っているものの 冷夏や大雪で被害が出てるらしく 思い切って直近の龍の嫁に竜との話の内容を聞いたところ 竜からの話し掛けはなく ただ

ひたすら豊穣の祈りをしていたらしい 竜様が怒るような事をしたのではないかと危惧していたらしい だから俺達に竜様の様子を見てきてくれないか?とお願いされた


龍様のいると思われている山に近づくにつれ 俺と母ちゃんは嫌な雰囲気を感じた

俺等人間より 強い念話能力を持つ母ちゃんに竜様に念話で話しかけてもらった

暫く空を見上げていた母ちゃんは暫くして 「結界が張ってある しかも私も知っているものだ」そう言って山の中腹の一点を見つめた


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