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異世界×プロジェクトマネジメント  作者: 爽一郎
5章 テストして改善すべし
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第86話 キラーマンティス討伐

グレンダールとリーガルの前で、レインはこう言った。


「ヒロさんの大魔法は、いつでも出せるわけではありません。

 ですが、キラーマンティス討伐時には確実に大魔法を使わせることができます。

 私に任せてください」


ヒロは戸惑い、レインに事情を聞いたが、

「ヒミツです。私に任せてください!」

とだけ言われた。


そんなこんなで、キラーマンティスの群れを討伐するために、数カ月ぶりに森に来ている。

キラーマンティスの生息場所の特定と、不要なモンスターとの遭遇を避けるために、湿地帯にも同行してもらった、レンジャーのサレナを連れて来た。


コストとしては、サレナの費用以外はかかっていない事になる。

本来なら数十名必要な依頼なので、確かに格安だ。


「足跡からすると、このあたりね。

 …ほら、あそこにいるわ」


サレナは森の奥を指さした。

かすかに、キラーマンティスらしきモンスターが木々の間に見える。

サレナは続けて話した。


「30匹ってこところかしら。

 これ以上近づくと、気が付かれるかもしれないわ。

 私は大量のモンスターを相手することは得意じゃないから、ここから先はそちらにお任せってことになるわね」


サレナがヒロを見る。

ヒロは大魔法が使える気配はない。


「あの…大魔法、使える気がしないんですが。

 レインさん、どうしましょう」


戸惑うヒロに、レインが満を持したように話を始める。


「ちょっと、ヒロさんにお話があります」


レインが、急に恥ずかしそうに下を向き、もじもじした。

え?どういうこと?

これってもしかして…。

ヒロは焦り始める。

レインがまた話を始める。


「私、ヒロさんに伝えたいことがあるんです…」


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