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異世界×プロジェクトマネジメント  作者: 爽一郎
2章 要件定義すべし
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第42話 会議目的は明確にすべし

そして、今は冒険者ギルド事務所の一室で、メンバー数人と集まって要件定義書を書いている。


メンバーの一人は兵器開発全般に詳しいランペルツォン。

もう一人は、魔道具に精通したマーテル。兵器は魔道具中心で構成されるためだ。

そして、実際に戦った者としてメグ、ジュドー。

加えて、レインとヒロである。

サレナは予算の都合上、ゾーム調査のみの依頼となり、打ち合わせには入れられなかった。


ヒロは、戦いの記録を元に、簡単にゾームの倒し方を書き出した。


①ゾームの機動力を削ぐ

②ゾームの上半身の人間部分に剣を刺す

③雷撃の魔法を剣に通す

④弱ったゾームの首を切り落とす


「この4ステップを、安定的に行える仕組みが必要です。

 一体どんな兵器にする必要があるのか…その要件を文章として書くのが、今日の目的です」


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ヒロは、会議を始める時にまず、目的を伝えるようにしている。

これから何を話し合うのか。

ただ、何となく集まって話し合い、特に進展ないまま次の会議をまた開くことになってしまう”会議のための会議”を防ぐには有効だ。


キラーマンティスに襲われたときもそうだったが、チームで仕事をする上では、目的を意識合わせすることは物事を進めるうえでまずすべきことだ。


レインが目を輝かせながらヒロに聞いた。


「ほほう!

 で、どう進めるんですか!?」


相変わらず知的好奇心が旺盛だ。


「議題としては、次のような感じですかね」


そう言って、ヒロは黒板に書き出した。

この世界にも黒板があり、みなに見える形で文字を書く時には重宝している。


議題1

 倒し方のステップをどう実現するかの意見出し

議題2

 倒し方案の確定

議題3

 倒し方案を実現するための要件の文書化


「簡単に言えば、倒し方4ステップを兵器などの仕組みで実現するには、具体的にどうすればよいか?をみんなで考えて案を出します。

 その後、議題2で案の中から方法を決め、議題3でその実現のために兵器などの仕組みに持たせる機能を明文化します」


ジュドーが眉にしわを寄せている。


「うん。よくわからん…」


「ははは…

 まぁ、やってみるのが早いです」


ヒロはジュドーを見てそう答え、会議を進めた。

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