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文章出来たらポンポン上げています。

間違いなどあったらすみません。

セントラルパークで一息ついたオレ達はフェンさんの提案で有名な露店酒場に向かっていた。


「 ペペル、ここだ」


「 おぉ〜!!すごい!なんか道端で寝転んでる人がいるよ!?」


「 アレは見ちゃいけません」


露店酒場【ラム&フラッグ】。

大きなテントの中に簡易式のカウンターと大きな樽がいくつも置いてある。


「 露店と銘打ってるが、ここはコイツらのシマだ。その辺の酒場よりいい酒も置いてあるしな」


「 へぇ〜、なんかサーカスみたい」



「 おぉい!!フェンの旦那が来るなんて珍しい日だぜ!!今日もドンパチおっ始めるんか!!?」


カウンターから一際大きな声でフェンさんを呼んだつるっ禿げのハゲ親父がガハハと笑っている。

なんか陽気な人だなぁ。

見てるこっちまで陽気になってくる。


「 馬鹿言え親父。今日は普通に客だよ」


「 ガハハハ!そう言って5回もウチの店を木っ端微塵にしてくれたじゃねぇか!!」


「 勘弁してくれ。ウチの払った修理費だけでテントがどんどん大きくなってるの俺は知ってるぞ?」


「 ガハハハ!痛いところを突かれちまったぜ!!んで、今日は何用よ!?」


「 まだ仮だがウチの新入りだ。ペペル?」


「 ペペルって言います!おっちゃん、よろしくね!」


笑顔でオレが挨拶すると、おっちゃんの笑みがすーっと引いて真顔になる。


「 おぉい、フェンよぉ。人様の商売には口出したくねぇけど、人間は売り物じゃないんだぜ?」


「 ちげぇよ!!普通に新入りだよ!!」



あのクールなフェンさんが手玉に取られている!

おっちゃんすごい!





あれからフェンさんがおっちゃんに説明し続けて10分ほどようやく人攫い疑惑が晴れたようだった。

「 ガハハハ!すまねえなボウズ!俺はこのラム&フラッグの店主のジェットってモンだ!」


「 ペペルだっての!フェンさんは良い人だよ!!」

まだ出会って2時間ほどだけど。


「 ガハハハ!すまねぇペペル!!お詫びに特製ドリンク奢ってやるぜ!!」


「 おぉ・・!ありがとう!」


「 にしても驚きだぜ!?フェンが良い人!?こりゃ傑作だぜ!」


「 うるせぇなぁ。早く酒出しやがれ」


「 はいよ!お前も猫被るんだなぁ!バレんなよ?」


「 ったく、ペペル。この親父だが普段はこんなだが、たまに頼りにはなる。ウチと繋がりも深いからこの辺でトラブって周りに仲間がいねぇ場合はコイツを頼れ」


「 わかった!」


「 ガハハハ!いいこと言ってくれんじゃねぇか!?フェン!お前も奢りだ!ペペルには俺特製のスペシャルドリンクだ!バフ付くぜぇ!?」


「 わぁ!すっごい!」


大きなグラスに注がれた液体は七色に変色しまるで虹のようだ。

飲み口も爽やかで味がどんどん変わっていく。

ゲームとは思えないくらいリアルに味覚を刺激する。


「 ぷはぁ!めっちゃ美味しい!」


「 おうよ!!俺しか作れねぇ特製中の特製よ!」


なんか飲めば飲むほど視界の右下にステータス上昇アイコンが増えていく。

すごい。


「 フェンさん。このアイコンなんだろ?」


「 あー、そいつは最大HP上昇だな・・その隣は攻撃力アップ小で・・・」



そんな感じで賑やかな店内を満喫していると突然、乱入者が押し入ってきた。



「 警察だ!!ふぇんりる:@はどこだ!?」




・・・警察???


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