1-6-2 森の徘徊者
遅くなりすみませんでしたm(_ _)m
絶対歴1131年6月11日(水)
本日も森にてクエストをこなす。何とか借金はこのペースだと返済できそう。
無理は結構してるから、返済したらペース落とさないとダメな気が◇▽☆△◎……
(文章が途中で切れている)
どうやら書いているあいだに眠ってしまったらしい。今後は無茶しない様に気をつけないと。眠たい。(翌朝追記)
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今日も森の中を進んでいく一人分の足音がする。ここ数週間通い続けて、行ってないところが町から離れたところにしか残らなくなってきた。
「流石にこの森も慣れて来たな」
「ん。でも、肉に合う調味料はまだ見つからない」
「そうだな。まあ、調理法が焼くだけだから、そこにも問題はありそうだけど」
「でも、蒸すには入れ物も水もない」
水も貴重なのである。特に冬場は水が凍りついてしまう所も多いので、何か違う方法で水を取らなければならない。
「にしても、浮遊できたんだな」
「ん。でも、軽い装備じゃないと無理。高いところにはある程度ならいけるけど」
そう、今ラナはローン(主人公)の後ろを空中にぷかぷか浮きながらついて来ているのである。町やその近くでは目立つので飛んでいないが、森の中に深くまで入った時は枝に引っかからない程度に宙に浮いている。その方が足音も立たないし、早く動けるのだ。いくら筋肉痛が無いとはいえ、疲れはするので長く活動するには必須といえる。
問題としてはスタミナの能力値が上がりにくいことと、見つかった時の説明という名の言いくるめが非常に面倒だということがある。
「あ、依頼の木の実。採る?」
「おお、頼む」
そして、高いところにあるため取りにくい採取がしやすいという利点がある。こういった類のものはやや危険なこともあり単価が高く他の依頼に比べて残りやすいので稼ぐには持ってこいなのだ。
数時間後……
「よし、今日は早く見つかったな。それにしても、何だかちょっとモンスターに出会った回数が多いような?」
「確かにちょっと多い。でも、誤差?」
「かもな。まあ、今日は集めやすかったということでいいか。こっちは生きるのが大変だからな。原因究明は他の人がやるだろうな」
「ん。疲れた。眠たい」
雑談をしつつ森から外に出ようとすると。
_ズンッ、ズンッ、ズンッ……
遠くの方から足音が聞こえてきた。耳をすませて、木に静かに近づいて身を隠し、周りを見渡す。
……音は聞こえるが、姿は見えない。
「あ」
ラナが小さく声を上げた。それを聞いてラナに視線を移し、それから伸ばした右腕の先に目線を移すと。
「グウォォォォォァァアアア!!!」
「!?」
魔力を辺りに撒き散らしながら体長3mはある大熊が咆哮をあげる。どうやら、この森の最上位存在らしい。奥地から何かの間違いか外縁部に近づいたらしく、それを恐れた他のモンスターが増えたようだ。
「ラナ、どうする?逃げるか?」
「ん。ローンの言う通り。逃げる」
「よし、静かに行こう」
そしてそろそろと見つからないうちにその場を後にする。後から響く重低音にビビりながら、静かに、静かに、その場から離れていく。
…時々咆哮が聞こえる。それから逃げ惑うモンスターの襲撃を凌ぎつつ、途中からは走りながら奴から逃げた。今は、勝てるわけが無い。好奇心の為には多少の危険は厭わないが、確実に死ぬ戦いには挑む意味が無い。結局は生きていてこそなのである。
町の近くまで来たところで。
「何とか、まいたか?」
「ん。来てない」
どうやら無事に逃げきれたらしい。後はこれをギルドに報告し、真実と判明すれば報奨金が貰える。
「それで、推定ジャイアントベアが森の奥地からこちらに来ていたと」
「はい。そうです。3mを超えていたので、私は初めて見ましたが、そちらの話を聞いている限りでもそれで合っているかと」
「ありがとうございました。それではこちらの方で調査依頼を出して速やかに調査致します。真実の場合、危険度の高い情報なので高めの報奨金が貰えます」
どうやら高く買い取ってもらえそうだ。これで少し余裕ができるに違いない。早く休みや移動の日を作ったり、宿に泊まったりしたいものである。毎日あれではいかに比較的安心して眠れるとはいえ、体がガチガチになってしまう。毎朝は柔軟をしないとまともに動けない。この時は今後の報奨に期待しながら町の外に向かっていった。
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《ステータス》
〈基本情報〉
名前:ローレンツ
性別:男
種族:人間
職業:旅人
〈能力値〉
総合Lv.9(1↑)
HP160/160(10↑)
MP230/230(10↑)
筋力Lv.7
魔力Lv.6(1↑)
スタミナLv.9(1↑)
素早さLv.7(1↑)
防御力Lv.6
精神力Lv.8
運Lv.7(1↑)
〈スキル〉
[剣術]Lv.5[弓術]Lv.3
[基礎魔法]Lv.2[生活魔法]Lv.3
[重量上げ]Lv.2(1↑)[生存]Lv.2(1↑)
[精霊の目]Lv.1
〈称号〉
〔さすらうもの〕〔サバイバル入門〕〔冒険者(E)〕〔死の淵を見た者〕〔精霊の契約者〕
〈基本情報〉
名前:ラナ
性別:女
種族:精霊
職業:旅人
〈能力値〉
総合Lv.8
HP80/80(10↑)
MP10800/10800(100↑)
筋力Lv.1
魔力Lv.724
スタミナLv.3(1↑)
素早さLv.12
防御力Lv.1
精神力Lv.722
運Lv.1372
〈スキル〉
[精霊魔法]Lv.☆
〈称号〉
〔上級精霊の証〕〔眠り姫〕〔人見知りマスター〕〔精霊の契約者〕〔冒険者(E)〕
しばらく更新停止しますm(_ _)m
詳しくは活動報告をご覧下さい。




