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相談室

止めた。

なにをって部活を。


このまま続けたら彼女と毎日顔を合わせる事になる。そんなこと、耐えられる筈もない。


その変わりこれから小春が立ち上げるボランティア部に入ることにした。


「えぇ、ちょっとここ汚くない?」


使われていないだけあって、3階の相談室は埃が舞っている。


自在ホウキとか雑巾持ってきてて良かった。


「掃除道具持ってきてて良かったね友江! さっさと終わらせよう」


「てか、他の部員はどうしたの?」


自在ホウキで埃を掃きながら、小春に後3人いる2年の先輩の事を聞く。


「もうすぐ来ると思うけど……来たら友江の事、紹介するよ」


楽しそうに笑う小春が、今の私には羨ましい。まるで悩みなんてなにも無いみたいだ。


「私、水汲んでくるね」


「あぁ、うん」


ドアの前で、小春の足が止まった。どうしたんだろう


「友江……部活止めて、本当によかったの?」


「……うん」


その話はしたくない。私は小春の背中から、目を反らして小さく返事した。



「なんか、あったの?」


「……」


確信を付かれて一瞬息が詰まる思いをした。小春には嘘付けないな……


「言いたくないならいいけど、本当に辛くなったら相談してね。友江ってばすぐ抱え込むんだもん」



暖かい声色に、少しだけ癒されたような気がした

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