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活動

「ボランティア部を作りますっ!」


いつもの保健室での昼休み。昼食を早々の済ませて、私は声を張ってそう言った。主に、斉藤先輩に向けて言ってみた。


「どうしたの小春ちゃん、そんな急に」


私の発言に対して1番最初に反応したのは拓真先輩だ。


「それはですね……今いないけど、私の友達が発案してくれたのですが、ボランティア部を結成して校内のごみ集めとか、募金活動の参加とか、他にも生徒や先生の相談に乗ったりして、そうやって゛部゛として校内の人の為に活動すれば、斉藤先輩の印象も良くなって、悪い噂も無くなると思うんです」


「成る程、部活動にしちゃえば親切も受け入れやすいもんね。考えたね、小春ちゃんのその友達。俺もその部活参加して良い?」


今度は暁先輩が反応する。優しい笑みを私に向けてくれた。


「はい、是非! 部員集める手間が省けますっ!!」


「部室は。後、顧問の先生」


いつもの缶コーヒーを手に持ち、いつもの仏頂面を浮かべて斉藤先輩が言葉少なに呟いた。


「あ、それはまだ……」


「それなら、私がやってしんぜよう! 部室も、今は物置と化している『相談室』があるはずだよ?」


「え、保健室の先生って顧問受け持って良いんですか?!」


「勿論、たまに顔出す程度になっちゃうけどね」


いいながら、ウインクをする斉藤先生。その明るさを先輩に分けてあげてはどうだろうかと、思わずにはいられない。


「それとも私じゃだめかな、小春ちゃん」


「いえ、是非よろしくお願いしますっ」


トントン拍子に事が運ぶ。斉藤先輩も、部活の件はやぶさかではないといった感じだし。

こんなに上手く行くとは思っていなくて少し驚いた。


「じゃあ早速申請書を出して、提出しますねっ! 部長は斉藤先輩で」


「……は?」


「おう、そうしよう。斉藤の為の部活動だもんな」


「はい」


嫌そうにしている斉藤先輩を無視し、拓真先輩と勝手に決定して盛り上がる


部員は私と斉藤先輩。それに拓真先輩に暁先輩

そして友江


顧問は斉藤先生で部室は使われていない相談室


学校生活が今より楽しくなりそうだ。

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