第36話 一点攻撃の試練
試練パート3。
今回は有名なアレを彷彿とさせるモンスターが出てきます。
マジな話、試練の内容を考えるの、クソだるい。(本音はさっさとティタノゾーア戦を迎えてあげたい)
第3の試練の扉を2人が開けると、そこにはヒュドラのような、頭が3つの四足歩行羽なしのドラゴンがそこにいた。
「コイツは『アンデッドドラゴン』だ。弱点を攻撃しなければ、永遠と再生をする、そんなヤツだ。では、次の試練の内容を説明する。」
シスノガータが姿を見せ、ドレムとエレーナに試練の内容を話した。
「先程説明した通り、たったひとつの弱点を見つけ、一撃で仕留めよ。ただしエレーナ、貴様の勇者の紋章を使っての炙り出しは禁止だ。それをされると面白味が私としてもないからな。では。」
シスノガータはそう言い残し、また消え去った。
それと同時にアンデッドドラゴンが暴れ出し、首をもたげて2人に襲いかかった。
エレーナが受け止めるべく剣戟を放ち、首を一瞬にして両断していったが、驚くことに首が倍になって再生をしたのである。
まるでプラナリアのように。
「なにコイツ!!! キッッッッッッッモ!!!!!!!」
エレーナが思わずそう漏らしたほど、初見だと気味が悪かった。
「俺の地方でもいる魔物じゃねえからな………おそらく試練用で用意したヤツだろうな。」
「関心してないで手伝ってよ!!! 私だけじゃ近付けるかも怪しいわよ!!!」
「まあ、焦んなって、エレーナ………3分粘ってくれ。それまでに俺が分析する。」
「はぁぁぁぁぁぁぁーーーーー!?!?!? なによ、それーーーーーーーーー!!!!!!!」
エレーナはドレムの自由人ぷりに憤りを覚えつつも、ドレムのことだからと思い直してアンデッドドラゴンの動きに少しずつではあるが対応していくのであった。
「ハァ………ハァ………ホントキリない!! ドレム、そっちはどう!?」
3分経ち、アンデッドドラゴンの首は50にも増えていた。
その裏で分析をしていたドレムは、ゆっくりとエレーナとアンデッドドラゴンに近づいていく。
「コイツの弱点は闇魔法………これで弱点を炙り出すのさ。」
「!? どういうことよ!?」
「コイツには核がある。それを俺の闇魔法で苦しめて炙り出す………試練のルールを逆手に取った、俺たちのやり方だ。」
ドレムは左手を突き出し、魔法を展開した。
「闇魔法『闇の円状領域』」
ドレムが放った魔法がアンデッドドラゴンを包み込み、アンデッドドラゴンは身動きを封じられ、大きく吼える。
「俺のこの魔法は状態異常も含まれてる………悶え苦しむがいい…………」
「………ホント、アンタ器用よね………感心するわ。」
「ホラ、そう言ってる間に弱点が露出してんぞ。背中だ、背中。」
「オッケー………!! あとは任せといて、ドレム!!!」
エレーナは走って飛び上がり、剣を構えた。
「アルタルキア剣術………!! 『滅竜飛刃』!!!!」
エレーナは背中の核に向かって飛ぶ斬撃を繰り出し、アンデッドドラゴンの核を真っ二つに割ってみせたのであった。
そしてアンデッドドラゴンは跡形もなく消し去り、次の試練への扉が開放されたのであった。
次回はパート4。




