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人狼 Zwei (ツバイ)  作者: 冬忍 金銀花
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第4部 沙霧と澪霧、綾香と彩香

 昭和19年は第二次世界大戦末期で本土決戦に入るか、とういう時期なのです。東京大空襲、これは東京都が1944年(昭和19年)11月から1945年(昭和20年)8月15日まで熾烈な空襲を受けた。それも除夜の鐘の数ほどに。また時代に即した物語ではありませんのでご容赦ください。


 夕陽に照らされてオレンジに輝く西の空、そこには多数のピンク色の雲が浮かんでいる。同時に地表にもオレンジ色の広がる水面があって、鏡写しの丸い雲が形を変えながらピコポイコと撥ねていた。ならばと空を見上げると、そこでもピンクの雲が踊るようにして形を変えながら移動していた。


「わ~凄い~面白い~な~」


 私たちはあのピンクに染まった雲の上を飛んだり跳ねたりして遊んでいたら、こんな風景は見たことがない、面白い風景が広がった。


「ねぇ貴女たち、此処がどこだか判るわよね。」


 天から降ってきた声に疑問も感じなくて返事をしている。


「うん、遠い北ヨーロッパの風景よね、赤いレンガ色の瓦が見えていますもの。」

「そうね、家々の壁もレンガで造られた街だから日本ではないと判るわ。」


「でも、注意して見てみて、何か見えているわよ?」


「あ、人がいっぱい居るね、それに走る人には……武器を持っているの?」

「そうよ、これは戦争よ、飛行機も見えるし遠くには戦車も見えているわ。」


「私は貴女たちのお母さんなの、冷たい墓所の地下で眠っているから迎えに来て……お願い」

「え?……お母さんなの?」x2


「そうよ、大きくなったわね、お母さんは嬉しいわ……」


「お母さん……お母さん……」x2


「ロザリオを探しな…………」


 私たちは涙を流しながら目覚めたの。


「ねぇ澪、お母さんは生きているわよね」

「そうね、生きて呪文を唱えているわ……?」

「呪文!」x2

「あの呪文は日本の言葉じゃないわ、ヨーロッパ風の感じがするわよ」


「そ、ヨーロッパ!」x2

「ママは別に居るのよ、死んでしまって今は冷たい土の下に」

「パパに訊いてみなくちゃ」x2


 掌が熱く感じられたのでお互いともに左手を開いて見てみると、十字架のような痣が赤く浮かんでいた。それは熱が引くようにして消えていった。


「私たちはロザリオを探せばいいのかな……」



            

 1944年4月(昭和19年4月) 北海道・札幌市


*)平和な日常


 父の智治が持ち帰りの仕事をしていて、農機具の大事なエンジンだから家で腰を据えて直すのだとか。家ならば少しは手の数が増えるからというが、確かにほんの少ししか増えていなかった。


「お~い沙霧~ちょっと来てくれ~」

「あんた、行ってよ」

「なぁに、お父さん」

「澪、手伝ってくれないか!」

「いやよ、お姉ちゃんに言えば?」

「今はお前がお姉ちゃんだろう? 違うのか」


 四人とも多感な時期になったと手放しで喜んでもいられない、一家の大黒柱としては農機具をいかに早く修理して先方に納品出来るか、それを恩に着せて農産物をお安く売って貰う。これが戦時中からの智治の仕事だった。農産物の生産に響く職業人に赤紙は送られてこなかった……らしい。いや役場の名簿からは除外されていたのかもしれない、この男は鬼籍にしてとか……あり得そう。



 これは約二年前のお話になるかな。


 私としては里帰り禁止令を受けてしまっていて、お昼間の仕事に行くしかなかったのよね。でもね、ホロお婆ちゃんの蓄えたお金でお酒は買えたので嬉しかった。


「桜、大変だね」

「あらホロお婆ちゃん、帰ったのですか?」

「なに、たった今さ、そこを聞くのか?」

「足は……」

「ついておるわ、昼間じゃぞ?」

「良かったですわ、智治も喜びますから上がって下さい」


 私としてはホロお婆ちゃんの両横に置かれた風呂敷包みが気になっていて、中身を早く確認したいのよね。だから色々と尋ねたい事が抜け落ちてしまった。


「これか? これは孫に渡すものじゃからの」

「はいはい、いつもありがとうございます。もうそろそろ帰りますからね」


 素直じゃないホロお婆ちゃんは、必ず何らかの対策を講じているに違いなかった。そんなお婆ちゃんを私は好きなのね。だって面白いんだもの、また私が切り返しても絶対に勝てない相手なのね、恐るべし老婆、山姥娘よ。


 遠くから殺気を感じる、怒濤の勢いで二人の足音が聞こえるのだから。


「ねぇ~お婆ちゃんは何処、帰っているよね」

「見かけたんだ、お婆ちゃん~……」

「はいはい、おけぇり。なんじゃい二人だけかぇ?」

「あっちの二人はいいのよ、ねね、それはなに?」x2

「綾香と彩香、お行儀が悪いわよ、早く上がりなさい」

「は~い」x2


 この時期は日本も人民服だから少し可哀想に思えるホロお婆ちゃんだった。


「若いおなごが……セーラー服も着られないとは不憫じゃな」

「あら何か言いましたか?」

「あ~桜、儂は少し出かけてくるよって、智治には酒を飲ますンじゃないよ」

「はい……どちらへ?」

「なに、ぶてっくじゃわ、ガハハハ……」


 ホロお婆ちゃんは軽く五年は飛んで孫の服を買ってきた。


「わ~いお婆ちゃんありがとう」

「こんな派手な服は着て学校へ行けません」


 と私が言うと、


「家だけで着るから許して」x4

「智治さん何か言って下さいよ」

「アハハハ……良いじゃないか許してやれよ」

「そうですか~?」


 私とせても娘たちが可愛くて綺麗になるのは嬉しいわよ、でも世間は許さないのよね~。


「外に出たらダメだからね」

「は~い」x4


 私としても凄く寂しいんだからね。



 私は焼いたメザシを大きなお皿に盛って出すと直ぐに手が伸びてくる。智治さんはニコリと笑いながら久しぶりのお酒を堪能していた。




「あ~忘れるとこじゃったわ、さくらもあるよ」

「ウソ仰い!」

「ほれ……馬の燻製じゃ」

「さくら……嫌いです!」


 と私は言って外方そっぽを向いた。そこで笑う智治さんと目が合って私も釣られて笑い出す。


 夜中になって私たちの部屋にきたお婆ちゃんはね、


「智治、終戦じゃて喰うもんも買えんだろう、これを置いていくから孫には苦労させるなよ?」

「え……お義母さん」

「お婆ちゃん」

「いいからいいから少し付き合え。明日は休みじゃてな」


 馬の燻製は出てこないが、私は焼酎というお酒を初めて飲まされた。お湯で薄める飲み方は少し合理的で嬉しいかも!


 ホロお婆ちゃんは焼酎の三本と三百円ほどのお金を置いて麻美の牧場へと帰っていった。




 今年の沙霧と澪霧、綾香と彩香の4人はね、


 沙霧と澪霧は十七歳の高校2年生になっている。綾香と彩香は十三歳の中学1年生になっている。四人とも可愛く育っているが……栄養不足で残念かもしれないな。私の遺伝子は貧乏に襲われて潰されたのだろか、その分だけでも脳みそが大きくなってればいいのよ。


 沙霧と澪霧、1927年10月15日生れの十七歳

 綾香と彩香 1931年06月08日生れの十三歳

 

 生前の霧は十歳頃より実の両親の夢を見ていた。沙霧と澪霧は十三歳を過ぎたころより異変が起きていたみたいで、偶に霧の夢を見るようになったようだ。




 突然に夢の話を聞いたときは私も年貢の納め時かと考えた。智治さんにも相談したが私たち親が取れる手段なんてものは全く無いのだと知っている。


「ねぇママたちは外国に行った事があるの?」

「どうして? こんな戦争よ、行けるはずがありませんからね」

「なぁ桜……」


 と、智治さんは言葉を閉じてしまう。


 親としては今まで実母の霧については誤魔化してきたが、沙霧と澪霧は夢とは違う父母の思い出話しに疑問が生じたのだった。


 夢に出てくる母の事を智治にしきりに尋ねるのだった。最初は徐に……でも最近は妹たちにも影響を受けるようになったのか、曖昧な返事では許せなくなったらしいのね。


「あ~困ったな~、お助けお婆ちゃんを呼ばないといけないな~」



 とにかく上の二人は許してくれそうにないのね。それでとうとう観念して二人に話したわよ、だって娘には訊く権利があるから、それに親には答える義務もあるから大まかに話したら無口になって自室へと上がって行った。


 実母である霧の事を話せばなるまい、とても大変な事だ。


 綾香と彩香にも話すべきか悩んだ。綾香と彩香は十三歳だから理解も出来ようと四人に話す決心をする。


 下の二人の誕生日の6月8日に決めたた。私と智治の2人でどのように説明するか、自分たちの考える期間を設けたのだ。同時にホロお婆ちゃんと麻美にも来てもらう事にした。


「ねぇ麻美、相談があるの、いいかな」

「煩いわね~私の方でも蠅が飛んでいて五月蝿いのよね。時期に追い出すから待ってなさいよ」


 この頃は麻美に電話を掛ければ決まってデルフィナの事が話題に出ていたのね。それに輪を掛けて両親も転がり込んで来て大変だと愚痴をこぼしていたな。


「でも……ね、霧の事が沙霧と澪霧にバレたみたいなのよね。」

「……覚醒するのね、いいわ、お母さんと、そうね~あの先生にも声を掛けて呼び寄せてあげる。それで何時よ」

「う、うん、六月八日なの、その日に綾香と彩香の誕生日パーティーを開いて誤魔化そうかと考えていてね……」

「バッカじゃないの、それで覚醒が止まるはずないわよ。親切丁寧に説明なさいよ、いいわね?」

「は……い、来て下さい、お願いします」

「いいわよ」

「ありがと~う」

「綾香と彩香の誕生日パーティーね」

「え?」



 私と智治は、とうとうこの日が来たかと観念した。



 母の私には霧の十歳時から亡くなるまでの事を尋ねてくるし、 










 1944年6月8日(昭和19年6月) 北海道・札幌市


*)沙霧と澪霧と名付けた母の願い


 杉田家の家族総会がはじまるも八日から十一日の四日間の長丁場となった。


 阿部教授には、十・十一日のお休みの日に来て頂いたが、綾香と彩香には早かったのか、両親も健在だから真剣には捉えられないようだった。



 六月八日……それはとても大変だった。


 沙霧と澪霧は「どうして、なぜ?」の繰り返し。智治は勿論、私も体重が三キロは減った事だろう。ホロお婆ちゃんは私からの説明要求があれば回答したし、麻美は……、


 麻美も同じく霧を思い出しては泣いたりした。「私だって泣きたい」思いが込み上げても我慢した。


 智治さんはこの場から逃げ出したい程の思いがあったようで、阿部教授には霧の育ての苦労とシベリアでの事を話してもらった。




 沙霧と澪霧と名付けた母の願いを麻美から説明を受けた。私は霧とのお別れは出来なくて名前の由来は聞いていないからなのね。私も改めて聴いてみて涙を流したわ。


 それは……、


 沙霧は長女。モンゴルの大地、それは水が無い、乾ききった大地の意。性格は、思い遣りのある優しくて素直な子。


 澪霧は次女。シベリアの大地、それは沢山の水が、潤い満ちる大地の意。性格は、何処まででも自由で活発な子。




 沙霧と澪霧は夕食後は決まって自室に籠り出て来ない。朝になればお腹は空くのか起こさないでも起きてくる。オマケに妹の二人も丁寧に起こしてくるのだった。


 私は二人で霧の事を話していると思っていたが、事実は違っていて二人はほぼ覚醒していたとは。


 急激に母への感情が溢れだし自ら封印を解除・覚醒してしまったのが本当みたい。この二人もどうして良いか分らなくなっていて、身体の変化を捉えられないでいる。私は巫女とも付かないあやふやな存在だから巫女の覚醒なんて理解は及ばず、ここは麻美に丸投げしてしまう。代償は沢山の焼酎で済ませた。


「麻美……お願いがあるの、いいかな」

「いいわよ桜の頼みですもの、今度は私の悩みに対処してよね。」

「え~難しい事は言いっこなしでお願いします」

「どうしようかな~意地悪でもいいのよね?」

「はい、甘んじてお受けいたします」

「アハハハ……」x2



 六月十一日は阿部助教授に連れられて霧のお墓参り(ピクニック)に行くと決めた。勿論、ホロお婆ちゃんに贈られた綺麗な洋服を四人には着せてお出かけしたわ。


 綺麗に大きく育った上の二人にはピンクの洋服を、下のやんちゃにはオレンジ色の洋服をお揃いで着せていた。


 ……札幌市電ではもの凄く浮いたな~~~あぁ地獄!


 母の私はとても強いの、僻んだ視線を送る人物には私が夜叉の目つきで睨み返すの。それで四人への視線は全部撃ち落としてやったわね。



 事実は……、


 私と智治は悲しい想いがいっぱいで沙霧と澪霧の様子には気づかない。杉田家の七人と麻美と教授は全員で札幌市電に乗りピクニックに出かけた。各々は思う所があるのだろう、綾香と彩香以外は大人しかった。


 霧の想いはきっと沙霧と澪霧に通じている、私はそう願っていた。


「沙霧ちゃん、澪霧ちゃん、これが霧のお墓だよ。」

「お母さん……」x2

「本当はね、霧はエストニアの地下墓所で今でも眠っているからね。ここには髪の毛を入れているだけなんだよ」


「うん、お母さん……冷たい土の下でごめんなさい、いつかは迎えに行きます。」

「そうね、必ず迎えに行くわよ、戦争よ!」


二人が強く握りしめた拳ににはロザリオの痣が赤く浮かんでいたのだった。





 近くの公園でお弁当を広げて……キタキツネに苛められてしまってね、大変だったわ。


 でね、お弁当はホロお婆ちゃんの手作りなのね、ご飯が二段になっていてご飯の中には海苔で絵が描かれていたりして。勿論、全員じゃなくて孫にだけなんだよ、お婆ちゃんありがとう。







 1944年、昭和19年12月から翌20年の終戦まで日本への空襲が激しく、昭和19年12月7日13時36分には東南海地震が日本を襲ってくれた。まさしく踏んだり蹴ったりの年だった。


 二つの原爆投下で終戦を迎えたがいったい何百万人が殺害された事だろうか。沙霧と澪霧が住む札幌は唯一空爆を逃れた都市になった。東京の大空襲はピンポイントで学校や皇居などが外されていた。


 東京・名古屋・大阪への大空襲は……、


 焼夷弾はナパーム弾(油脂焼夷弾)と言って木造家屋を悉く焼いてしまった。当時の大統領のトルーマン大統領は誰かの進言を受けて日本の文化と学校は残したと言われる。多くの人民を焼き殺す理由はロシアを牽制したためとの意見もある。早く日本を降伏させてロシアの侵攻から守りたかったという理由がそれだ。

 

 沙霧と澪霧が通う東京高等師範学校は守られたと思う。




 1946年4月(昭和21年4月) 東京都・神田区


 翌々年の四月に沙霧と澪霧は東京高等師範学校に進学した。居処はホロお婆ちゃんが近くで働いているので六本木に決まった。この二人ならば学校までの六キロは徒歩でも十分だ。


 終戦に伴い、警視庁・特捜課・生活安全課が再結成された。木之本の夫妻とホロと数名が職に就いた。前任者退職で木之本新之助が署長に就いた。港区の事務所と倉庫は新築されている。沙霧と澪霧の双子を守る為に、木之本家とホロの居処も百メートルほど離れた六本木に決まった。沙霧と澪霧は四年間学校に通う。



 一方、札幌では初めての静寂が訪れる筈だが、綾香と彩香がそれを許さなかった。


「二人とも起きなさい。起きないと呪文を使うわよ」

「我は、汝らに命ずる。イサナキオ! 頭に鉄槌を与えん。ボコ」

「キャーッ」

「お母さん、行ってきまーす」

「母上、行ってまいります」

「ただいま~」

「ま~」


 学校では綾香と彩香が暴れまわるので担任の先生も苦労が絶えなかった。呼び出しは普通で中学三年生だから上級生を苛める事は無いが、他校生とは危機的状況が多発していた。本人たちは悪いとも何とも思っていないのは良いとしてもだ、親も思わないのだから至極当然であろう。身体の発育が早いせいかも知れぬ。


「先生のお陰で学業がトップですのよ。ご指導の賜物です!」

「先生、後一年だけです、耐えてください。よろしくお願いします」


 それは私の常套句で殺し文句であるが……。私も子の成長に併せて逞しくなっているのよね。


 智治さんの会社は終戦の食糧増産計画で農機具が程よく製造・販売が出来ていた。北海道も広いので宿泊出張が多くなっていく。




 沙霧と澪霧は貸家の整理も終わり近くを散歩して回った。たまにはホロお婆ちゃんとも買い物や夕食で一緒に過ごしている、と報告を受けるので私は安心していた。


 沙霧と澪霧は遠回りだが学校の帰りは秋葉原で電気街の散歩も楽しんでいて、それはホロお婆ちゃんから貰った人形が沢山あったのだから。



 ホロお婆ちゃんはこの頃の人形を買っていてし、沙霧と澪霧の二人が欲しそうに見ていた人形が、妹たちに取られてしまった人形がそこには並んでいた。


「ねぇ澪、お婆ちゃんは未来へ飛んでいたのよね」

「そうね~この説明書きを読めばそうなるわ」

「だって新商品だよ? これこそ未来へ行かなければ手に入らない人形よ」


「私たちも未来へ飛べるのね!」x2


 にしてもホロお婆ちゃんはなんと言うモノを孫に与えてしまったのだろうか、お陰で巫女の力はイカガワシイ能力へと進化を遂げてゆく。




 警視庁・特捜課・生活安全課が活動を始めた。終戦が見えたのに伴いロシアが日ソ不可侵条約を破り、侵攻して来た。スパイ活動と共に人狼兵も送り込んで来ている。


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