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主な人物紹介
春日部一郎
埼玉県某市に住む私立探偵。25歳。単純な事件を複雑にしてかき乱すのが得意である。
平均大学芸術学部卒業。本当は文学部に入りたかったが、願書の希望学部の欄を間違えてマークしてしまい、成り行きで芸術学部へ入ってしまった。好きな小説は、ミステリーと太宰治。
朝霞美里
一郎の彼女、伊奈の妹。
名門私立「立狂大学付属高校に通う3年生で、将来は刑事志望。高校から一郎の事務所が近いため、暇なときによく遊びに来る。一郎同様に、単純な事件を複雑怪奇な迷宮入りへと昇華させるのがお手のもの。
朝霞伊奈
一郎の大学時代の彼女。平均大学文学部の生徒で、同じミステリー好きの一郎と仲良くなった。
数年前に起きた殺人事件により殺害されてしまう。
入間任三郎
東大法学部を首席で卒業したエリート刑事。一郎とは小学校の時の同級生。親が一流企業の社長で、実家が麻布の豪邸という嫌味な家系。にもかかわらず、だいぶぶっ飛んだ頭の持ち主である。