《第1章の登場人物と、1つ目の大陸の話》
読み返すのが恥ずかしい……。
だから少し雑です。
シアワセノオナベってなに……。
!!!!!!!!!!!!!あ、一部というか全部分ネタバレ含むので、一章を読み終わってから見ることをお勧めします!!!!!!!!!!!!!!
《大陸パミルの存在》
大陸、パミル――
設定的には一番まともな大陸。
パミルが支配する大陸。というよりも、パミルが管理をしている大陸。
何故彼女のような女の子が魔王の配下に付いたかは、後述します。
『幸福のお鍋』という謎の鍋で、大陸全体の秩序と節度と幸福度を向上させる。その鍋には、人々の幸福感を吸収して一層幸福度を増させる効果があるが、その一方で、大陸の中にいる魔物や人々が『悪い部分』を曝け出すと、その醜悪部分を異常に吸収し、大陸にいる魔物や人々の精神を少しずつ荒れさせていく。
なつめやメル、ガイルやイリア、マグやスリルなどの精神的にも身体的にも立場的にも強い彼らは、一切かかることがなかった。
黒化させられる手前、どこかしらからか嘆きのようなものが聞こえるという。
哉太も少しかかりそうになったが、なんとか耐えた。
もし、大陸に来て初めからそうなっていたのなら、精神的にまだ弱かった哉太は黒化していただろう。
ほんのちょっと成長したね。
パミル大陸は最初の大陸と言われているが、ミノタウロス(逝去済)のような強敵もそこそこいる。
ただ、皆パミルに従っている。
パミルが食料を住処までわざわざ持ってきてくれたり、時々皆を集めて料理を振舞ってくれたり、優しい一面があって慕っている点もあるから、なんだか可愛くて優しいから従う以外の選択肢がないらしい。
【登場人物】
≪カグラ=シンザキ≫
サムライじゃない〝侍〟なのだ。のだのだなのだ。
捨て子のため、自分の歳があまり分からない。大体24歳と本人は言っている。髪はピンク色で、後ろで結ぶのがお気に入り。
髪を下げるのは、寝るときくらい。
腰に備え付けた刀は、崖崩れの事故で死んだ親友の形見。
他の装備品は、村長が特注してくれた。
強気で活気な女性で、いつも笑ってなんやかんや過ごしている。
集落の中では頼りのある大人の女性へと変貌する。
ルリとミナたちを助け、集落で気楽に過ごしていた。
集落が壊滅し、ルリ、ミナはともに遠くへと行ってしまった。
タレント能力は≪神太刀≫。
自分が一生持つと決めた刀であればどんなものでも断ち切れるようになる。
ただ、その心意気が少しでも弱いとタレント能力は発揮されない。
≪イリア≫
察しがいい方は気づくであろう。
本名は≪イリア=アクスフィーナ≫。
マグの姉。元勇者。
ある時死んだが、謎の人物のおかげで生き返った。
マグもイリアも共に姉妹ともに覚はなし。ただ、互いに『初めて』出会ったときは、まるでずっと一緒に過ごしていたような気分がした、という。
タレント能力は≪星力増幅≫
違うタレント能力言ってたっけ? これだったんですよ(適当)。
魔法使いの才能よりも星占い師の才能があったのは、(まだマグと姉妹だった時の)自分の親の親の星占い師のおじいさんによる遺伝。
その関係上、過去、マグとはあまり仲良くしていなかった。
後継者をマグにするという話を聞いてから、やけになっていた。
それでも、最期は妹の頼りになるお姉ちゃんでありたかった。
≪マグ=アクスフィーナ≫
はい。イリアの妹です。元勇者。
自分のことを助けたお姉ちゃんのことを全く覚えてない。
首飾りはある人からもらったもの。姉に関する過去の記憶を殆ど捨て去り、姉を生き返らせた。
首飾りの正式名称は≪忘却の飾り火≫。
呪われた装備。呪術覚醒をすることで、自身にある120%の能力を解放する。
効果が切れる時、忘れた記憶が一瞬戻るが、目覚めた後、本人はそれを覚えていない。
タレント能力は≪零∞(ゼロインフィニティ)≫。
MPを消費せず魔法やスキルを使える。
思ったけど、文中、『タレント能力一切使わない』とか言っていきなり使ってるじゃないか! って話ですよね笑笑
説明に戻ります。
その代わり、魔法攻撃力とHP以外のステータスは0になる。
通常のカード生成は、山札を60枚生成し、4枚毎にランダムな攻撃魔法。それ以外は状態異常付与の魔法が出るような仕組みになっている。手札は5枚まで持つことができる。つまり、状態異常カード4枚、魔法攻撃カード1枚がデフォルトとなる。
山札を作成するためには時間がかかり、それと、山札を作ってからは素早さや全ての回避率がぐーんと下がる。
ちなみに、カードは火で燃えたり、水でふやけたりすると使い物にならなくなることが多い。
なつめたちとの勝負ではだいぶ手を抜いていた。
従来の10分の1くらいの力しか出していなかったと、後にスリル(後述)に話した。
多少過保護ではあるものの、メルが家から出て行く前から、元々メルに旅をさせるつもりだったという。
『広い世界を自分の目で見て、そこで一生の友を作って、色々な人たちと出会って、魔法もそうだけど、学んできてほしい』
それが彼女の想いである。
≪スリル≫
アクスフィーナ家専属の執事。
基本的に何でもこなせる有能なおじさま。
普通の人間ではあるが、長寿不老の体にしてもらった。
本人は『不老にするの、なんでおじさんになってからだったんでしょうか』と、マグに疑問を呈していた。
タレント能力の説明ありましたっけ?
もう全然覚えてないです笑
≪ガイル≫
本名の話してましたっけか……全然覚えてないです笑笑
『ザトールの酒場』のマスター。元勇者。
人々や魔物が黒化したときは率先して行動した。
少し怖そうな面構えをしているが、実はとてもやさしい。
だがもう中年超えたおっさんであることに変わりはない。
タレント能力は≪クリーンアップ≫。
一度手をふれるだけで様々なものを綺麗にできる能力。
家事にはうってつけの能力。
ただ一つ困るのが、制御ができないこと。
≪フィレス≫
人狼。
結婚は同族となさい。
≪サン・ルナ≫
月に住む女子高生風な二人。
セナとの出会いは、セナが初めてこの世界に入ってきたとき。
普通に戦闘すれば体力は結構もつが、覚醒すると10秒くらいしか持たない。
ただ、能力は数百倍にも跳ね上がる。
ルナのタレント能力は≪日食≫、サンのタレント能力は≪ルナルナ≫。
ユニークで、これらは二人いないと発動しない。
ルナはサンを、サンはルナの能力を強化するためのタレント能力。
≪ルリ・ミナ≫
捨て子。ルリ7歳。ミナ8歳。
どちらも髪の色が同じで、顔が似てることから、姉妹か何かだと思われる。
カグラが拾ってきた子だが、もういなくなってしまった。
≪パミル≫
パミル大陸の支配者。というか管理者。
ダモンの姉をしている。
パミルは神であり、この大陸で何千年も生きている。
彼女の姿は、集落の女の子を参照して作った姿である。
自分自身、親というものに会ったことがなかったが、捨てられたダモンを見て、自分が親になってみようと思ったらしい。
一応姉とは言っているが、親のつもりである。
なつめのことをお姉ちゃんと呼んでいる。(正確には言わされている)
けど、お姉ちゃんも欲しかったから、まんざらでもなかったとか。
タレント能力は≪神霊サポート≫
霊体になって、人々を支えることのできる、神にのみ許された才能。
なつめの時は、MPを吸収しながら、なつめがピンチになったときはサポートをしていた。
緊急脱出の手でもある。だが、現在のMPを全て消費する。
鍋の力が暴発したとき、パミルはこの力を使って脱出した。
だが、元に戻るには、MPが満タンになっていないと入れない。
そのために、人からMPを吸い取るというスキルを持っている。
また、魔王の配下についたのは、魔王から援助をしてもらい、ダモンを養っていくため。
それと、鍋を取ろうとする輩が現れないようにするための二点である。
≪ダモン≫
パミルの弟。
性格はあまりよくなく、正直荒い。
争いごとが好きな中学生みたいな感じです。
姉のことは好き。
ただ、姉に危害を加えようというのであれば、容赦はしない。
タレント能力は≪ブラックストーク≫。
何かを黒化させることができる。範囲的に黒化させることも可能
黒化されたものは、皆自分の欲望のままに人を傷つけ、何も考えずに行動をするようになる。
また、自分に触れた者を状態異常にすることができる。
次は二章の登場人物や大陸についてです!