第10話 密会〜???サイド〜
洋館のとある部屋にて、3人が話している。
「シノンよ。もう2人死んだのか?」
黒い服を着たものが言う。
「はい」
赤い服を着たシノンと呼ばれる男が返事をする。
「今回は早いペースだな」
「はい」
「誰が死んだのだ?」
「はい、イヴァンとエヴァらしいです」
「エヴァが死んだだと?あいつは最後まで残ると思ってたが…まあいいお前は引き続きこのゲームを面白くしてくれ」
「了解しました」
「私は何を?」
もう1人がそう言った。
「そうだな…ノエルよ。お前は私達の裏切り者を殺してこい」
「はい」
青い服を着たノエルと呼ばれる女が返事をした次の瞬間、
「グサッ」
シノンの胸にナイフが刺さった。
「ハァ?」
シノンは自分に何をされているか認識できなかった。そして、
「サクッ」
「ボトッ」
シノンと呼ばれる男の首がノエルによって切られた。そして、シノンの頭と胴体で2つに分かれた。
「バタッ」
残った胴体も倒れた。
「何故シノンを殺した?」
黒い服の着ている者が言った。
「貴方が裏切り者を殺せと言われたからです」
「流石はノエルだ。これからも引き続き頼む」
黒い服を着た男はそう言うとノエルに部屋を出るように命じた。そして、男はボソッと
「ゲームはこれからが本番だ」
と呟いた。
お久しぶりです。連夜です。今回が10話目の投稿ということで、ここまでやってこれたのも皆様のおかげです^ ^ これからもSacrificeをよろしくお願いしますm(__)m