洋館からの脱出〜プロローグ〜
この作品は生きるとは何か?信じるというのはどういう事かを考えるような作品になっています。人間というのは自分の欲望や願望のためだけにどこまで堕ちるのか期待してご覧ください。
あれは、8/26日の午後10時ぐらいの出来事だった。突然エヴァとイヴァンとアンドレアとレインが肝試しをしようと言い始めて学校の裏山にひっそり建っている洋館を訪れた。どうやらこの洋館には出るらしく訪れた何人もの人が行方不明になっているらしい。
「わざわざこんなとこまで呼び出すこと無いだろう?」
それを聞いた4人は口を揃えて
「だって4人だったら怖いもん」
アンドレアとエヴァは女の子だからわかるけどレインとイヴァンがそんな事言っても可愛くないぞ。
「まあまあそう言わずに行こーよ」
こうして俺たちは洋館の中に足を踏み入れたんだ。
俺は洋館に入ってすぐに違和感を感じた。
「なんか臭わないか」
と俺が言ったのを嬉しそうにエヴァが
「雰囲気出てきたね〜」
と言ったその直後
「バタンッッッ」
入口のドアが勢いよく閉まった。
「今の誰が閉めたの?」
アンドレアが小さな声で言った。
「入口から一番近いのはハルだよね?」
エヴァが怖がった様子で言ってきた。
「俺は入口なんか閉めてないよ。ずっと5人で話していたじゃないか。」
「確かにそうだが・・・」
とレインが入口の閉まったドアを開けようとした。
「開かない」
レインがドアに手をかけて大きな声で
「開かない」
「冗談はよせって」
俺は言った
「本当に開かないんだって」
レインが必死にドアを開けようとしている。その時急に電気が消えた。
「停電か?」
俺がそう言った瞬間背後から誰かに殴られ気を失った。途切れ行く意識の中誰かの声がしたような気がした。
初めまして連夜と言います。これが小説初投稿という事で緊張しまくっていて、ここで何言っていいか分からないんですけど、1つ言える事は頑張って書いてみたので下手な書き方だな〜とは思われると思いますが見てやってください。