19年前
毎日必死で祈って1ヶ月。残務処理と自分の有限会社設立とを
同時にやりながら営業はそのあとにと思っていた時でしたから、
ほんとにびっくりしました。
「私が責任もってやります」思わずそう答えていました。
それから19年間。シネマ村名物として「切文字屋」
は定着してきました。お客様の目の前で北山杉を
糸鋸でで切り抜いて表札などを作ります。外人さん
にも結構人気がありました。
何事もなければ自動更新で65歳までの17年間という契約でした。
さらに2年延長していただきましたが、1昨年の5月、ついに2014年
1月16日に撤収完了するようにと宣告されました。観光客も増え
全てはこれからだと意気込んでいましたのでとてもショックでした。
立つ鳥跡を濁さず。まずは半年間できれいにお店をかたずけて
撤収しようということで、妻と二人で毎日少しずつかたずけ始めました。
それともう一つは大いにこの半年間売り上げをあげようということ、
仕事探しはそれからでいいのではないかそう二人は決めました。
私としては白樺湖ファミリーランドやホームセンターにまだ口座があるので
また実演販売に回るとか、べつに京都でなくてもハワイでも販売実績がある
ことだしと思って、この際京都を離れるか?と言うと、家族はこぞって猛反対でした。
そこで日はまだあるので信心の先輩に相談に行くことにしました。