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秘宝の少女  作者: 絢藤
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突然の訪問者

「ピピッ!ピピッ!」

携帯のアラームがなったので、パソコンの画面からアラームを止めるために携帯の画面を見ました。

一日って短いですよね。

一日に24時間、分単位に換算すると1、440分。

これを秒に換算すると86、400秒ありますね。

秒にすると意外と長いですね。

好きなことに夢中になるとそんなことすぐに忘れてしまうものなのですよね。

三時間前から色々なサイト見てたけど、10分しかしていない気分です。

そうそう、まだ名乗ってませんでした。

私は、音瀬・フラウ・琴葉です。

母親が外国人なんです。

海を越えた世界で二番目に大きな大陸の中にある国の人です。

年齢は16歳の女子高生です。

好きな事は情報集め。

情報集めといっても好きなアニメの情報なのです。

ほかにも色々ありますね。

漫画の続きはいつ出るのかとか。

そんなこんなで三時間パソコンの前から動いてません。

「さてと、もうそろそろ勉強をしなくては、高校初の夏休みが悲しい結末に変わってしまう」

名残惜しいですが、パソコンにさよならっと挨拶をしました。

私は意外と挨拶は大切だと思います。

ものにも命はあって心はやどります。

━━━━!!━━━━!!

誰ですか、この決意をして離れた時に電話を鳴らすおバカは。

でも、でないと失礼なので電話でますけどね。

「はい、もしもし」

ここ、需要ですよ。名乗っては行けません。

詐欺師だったりしたら危ないじゃないですか。

一応、ひとり暮らしのなので気をつけます。

「――――――――」

「あの、もしもし?」

「――――――」

なんでしょう。

出ないのなら元の位置においてバイバイしてしまいますよ。

そんなことを内心本気で考えていたら。

「こちらのお宅は音瀬・フラウ・琴葉さんのお宅ですか」

申し訳なさそうな声訪ねてきた声が声が!

なんですか、このイケボは!

「そうですけど」

ここで取り乱してはいけませんよ。

「良かった。」

そんな声で嬉しそうに耳元で言うな!

耳が幸せすぎて危ないだろです。

「えっと、今、あなたの家の前にいます」

「え!新手の詐欺!?しかも、都市伝説のマリエさん混ぜてきたよ!男だけど」

「詐欺ではありませんし、むしろマリエさんのような実際にいないようなものでもありません。」

驚きのあまり声が出てました。

恥ずかしいから質問してやる。

する内容は普通だけど。

「それならどちら様ですか?」

「申し遅れました。私はリードヒッへ家の執事をしてる恋と申します。」

「リードヒッへってお母さんの家!」

リードヒッへ家は私の母の家なのです。

結構な古い血筋の家柄です。

なにしてるか、いまいちわからないんですけどね。

なんで、そんな家が用があるのかわからないです。

―ピーンポーン―

なんですか、電話対応中なのに宅急便ですか。

両親の週一回の贈り物かもしれません。

父親の家の音瀬家も日本の華族とかの家柄らしいのでこちらもすごいんです。

でも、父親は音瀬の家があまり好きではないらしく連絡はとってないらしいんですけどね。

「宅配来たみたいなので待ってもらえます?」

「・・・・・・・・・・・・・」

切れてやがる。

なんですか、自己中イケボ男。

それよりでなくてはなりません。

ガチャッ

生ぬるい風が入ってきました。

もう夏ですね。

扉を開けると暑い季節なのに、スーツをきた男がたってました。

汗一つも流してないけど、暑くないのかな。

「どちら様ですか」


「先程は急に失礼しました」

ん?先程?しかも、聞いたことのあるようなイケボ・・・。

「あ!」

「そうですリードヒッへ家の執事の恋というものです」

声と容姿が合いすぎてますよ。

茶色い髪に茶色い目をしてます。

背は私の頭一つ分高いです。

すると、180以上か~。

ちなみに私の背は平均より少し高い、162ですよ。

「突然ですが、リードヒッへ家に来てもらえませんか?」

「え?急になんで」

「あなたが偉大な魔術師、ユーリの可能性があるからです」

「ユーリって誰ですか?しかも、魔術師って」

「リンゼ様からお話しされていないのですか?」

え、なんのこと?

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