異世界に到着
天季楓編第2話です。
「・・・・・ここはどこだろうか?」
少女の名前は天季楓この世界に転生した人物だ。その容姿は転生する前と変わらない茶色の目で茶色い髪をポニーテイルにしていて、紺色のワンピースを着ていた。
彼女が目覚めた場所は森の奥だった。
この森の名は『迷いの森』と呼ばれており、入ったものは皆出てこれないからこの名がついた。
「あれ?これ何だろう?」
彼女はそういい自分のすぐそばに袋を見つけた。
そして、彼女はその袋を開けると中にはお金?と思う金貨50枚ぐらいと何やら怪しげなものが入っていた。
彼女はとりあえずその袋に金貨をしまい、怪しげなものを手につかんで立った。
「ここで立ち往生してても仕方がないから、とりあえず進んでみるようか・・・」
そういい彼女は森の外に出るため歩き出した。
数時間後
彼女は今だ森を出られないままだった。
「そろそろ疲れてきたな・・・」
彼女は額に汗を浮かべながらそう呟いた。
「ん?何だろうあれ・・・何かが奥で何か光っている」
彼女は疲れてた足をもう一度動かして、光っている方へ歩き出した。
そして、光の元に到達して・・・
「これって、剣?」
台座に刺さった一本の剣を見つけた。
彼女はその剣に近寄っていき、光る剣の柄の部分に触れた。
「この剣ってもしかして聖剣だったりして・・・」
彼女はしばらく剣を眺めてから柄の部分を軽く引っ張ってみた。
するっ、と言いそうな速度で剣が抜けてしまったではないか。
「あれ?抜けちゃった。しかもこの剣かなり軽い・・・」
彼女が軽く剣を素振りしながら呟いた。
「うん、これなら私でも触れるかな。木刀と同じぐらい軽いし」
そういい彼女は鞘がないか近くを探した。
「流石に鞘はないかなぁ」
仕方ない、と言い彼女は剣を持ってまた森を進んだ。
明らかに聖剣ですがなにか?
天季楓編もう少し続きます。