4人目の魔王候補
今回、ちょっとばかしグロいかも...
冒険者達が爆発して、辺りに赤い鮮血が飛び散り絶叫が上がる。
その光景を見た楓は、心が折れそうになった。
辺りには爆発のせいで、飛び散った内臓や腕、頭などが転がっていた。
辛うじて、息をしている冒険者もいるがほとんどが死亡。そこまでいかずとも、虫の息だったり、下半身がなかったり、腕が飛んでいたり、鎧が凹んで体を潰したりしていた。
「い...やぁ、いや、いやぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」
ソフィアが絶叫をあげる。
その絶叫を聞いた楓は、折れかかっていた心が立ち直った。
わずかながらガイストも顔をしかめていて、アルベルトに至ってはガクガクと震えていた。
「全く、人間というモノはここまで脆くてうるさいモノなのだな...」
爆発を起こした張本人のニビランは、顔をしかめて露骨に嫌そうにしているが人間にたいして何の感情も抱いていなかった。
「.........だ....す........」
「何だ人間?僕に何かようか?」
その言葉で、楓はブチギレた。
「あんただけは、私の手で殺す!!」
「人間ごときに、この僕が殺せると思うなよ!!」
彼は、先程人間達を爆発させた呪文を唱えようとした。あれは魔物の血を爆弾に変えて爆発させる呪文だったのだ。しかし、彼の口から出た言葉は...
「『.....。?....!!...!!!...』」
何も出なかった。
つまり、彼の口からは声がでていなかった。
彼は、不思議に思い喉を手で擦って見た。何故かそこには、何か生暖かいモノがあった。自分の手を見るとーーーーーー
真っ赤に染まった自分自身の手が、そこにはあった。
「................!!!!!!!...!...............!!!!!!!!!!!!」
「喉を潰したから、もう声はでないよ」
無情にも、楓の声が聞こえる。
「あんたには、最大の苦痛を与えてやる!」
ボッ!と、音が聞こえた時にはすでにニビランの右腕が肩からバッサリとなくなっていた。
「.......................!!!!!!!」
彼は、声がでないから痛みを声に出して言うことも直すことも出来ない。
その後も、左腕、右足、左足と切り飛ばされ...
「....!!........!?.............!!!!」
彼は、必死に何かを伝えようとするが声がでない。
「何を言っているか、わからない!!!」
頭から真っ二つに楓はニビランを切り裂いた。
楓のぶち切れで、4人目がさっさとくたばった。
楓がチートすぎる...どうしよう?




