決着!!!
VSガイスト終了!
黒い世界に、黒煙がもうもうと立ち込めている。
先程、ソフィアが放った火球は上級火炎魔術『フレア』だ。
その魔術は、直径100m以上にもなる火球が全てを焼き尽くす魔術だ。
「決まった?」
楓はそう呟きながら、黒煙の方を向いている。
その、視線は鋭くいつ相手が来ても対応できるようにしていた。
そして、黒煙の中でゆらりと動く影が見えた。
「・・・・・・ゲホゴホ、畜生なんつーダメージだコラ!五体満足なのは、ただの運だろ・・・ガハゲホ!!クソッタレが!」
「・・・すごいわね、あの規模の魔術を喰らってまだ動けるなんて・・・」
楓はそういい、ゆらりと動く影を見ている。
そして、黒煙が晴れそこにいたガイストは・・・
「はははは!俺様に、これだけの傷を与えたのはお前らが初めてだぜ!!」
フードは、燃えてなくなっており素顔が露になっていて体のあちこちから黒い煙が上がっていた。
ガイストの顔は、左片目がなく残った右の銀色の目と燃えるように紅い髪に角が生えていた。顔は黒く焼けている部分もあるが、整った顔立ちで鋭い目が特徴だった。
「まだま・・・ガハゲホ!!」
ガイストは、何か言おうとした瞬間口から血を吐いた。
「魔剣の・・・症状が、来やがった!!くそ!!!こ、れから・・・だ・・・・・・たの」
そこまで言うと、ガイストは糸の切れた人形のように地面に倒れた。
(くそ!こんな、こんなかっこわりぃ終わり方かよ!?畜生・・・畜生畜生畜生!!!!)
ガイストの意識は絶たれ、指一本動かせなかった。
ソフィアと楓は、ただただ立ち尽くすだけだった。
そして、ガイストが気を失ったため黒い空間が剥がれ落ちていった。
いきなり強い光があたり、思わず目をつぶってしまったソフィアと楓が目をあけると街の裏路地にいた。
全身にやけどを負った、ガイストと共に・・・
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