過ちの森~スライム~
ここから少しだけ戦闘シーンが入ると思います。
でも、書くの難しい・・・
あれから3刻後にソフィアは『過ちの森』の前にいた。
「ぶ、不気味なところだな・・・」
その森は、木の幹の色は茶色なのだが葉の色が全て紫色で雑草すらも紫色で森の奥は薄暗くなっていた。
今は日も上っていて明るく少し暖かいはずが、その森は暗く少し肌寒かった。
「でも、ここで魔物を倒さないと強くなれないし・・・仕方ない入るか」
彼女はそういい森の中に入って行った。
10分ぐらい歩いただろうか、これまでとは違う木を見つけた。
その木は、幹の色が茶色で葉の色が緑色に淡く輝いていた。
「この木だけ少し違うな・・・しかもこの木の光を浴びただけで、疲れが癒される」
彼女はそう呟き、木の近くにバッグをおいた。
「しばらくはここで野宿をするか。ここには魔物がより着かないみたいだし」
彼女はそう確信が持てた。
なぜなら、この周りに魔物の気配が異常なほどしないし何より獣の臭いがしない。彼女は魔人族になったおかげで、五感のみならず第6感までもが人間だったころより高くなっていた。
彼女は、バッグから短剣を取り出して木に目印をつけて森の中を歩いて行った。
彼女は早速魔物を探して倒し、経験値を稼ぎに行ったのだった。
そして、彼女の拠点(野宿場所)からほど遠くない場所に湖を見つけた。
「ラッキー、汗も少しかいていたし2日ぐらい風呂に入ってなかったから水を浴びるか」
そういい彼女は、黒のワンピースを脱ぎ下着も脱いでから湖の水を浴びた。
「少し冷たいけどなんとかなるかな・・・」
彼女は手で温度を確かめ足から湖に入っていった。
水深はそこまで深くはなく、精々彼女の腰辺りだろう。
周囲や水中にも魔物の気配がないため、彼女は水の中に潜り全身に水を浴びた。それから少し沖に行って水を口にふくんで飲んだ。
「・・・甘い」
ここの湖の水は、普通の水より甘かったのだ。
彼女は水浴びをして少し緊張を解いていた。
しかし、この時彼女は緊張を解いていたため自分に迫りくる敵の気配に気ずけなかった。
「キャ!な、なんだ!?足に何かぬるぬるしたのが・・・」
彼女が目を凝らして、自分の足を見るとそこだけ何故か水がもやもやしていた。
彼女は急いで岸に戻ろうとした。しかし水中だったため、陸上よりも足は遅くさらに正体不明のもやもやをつれているためうまく足が動かせない。
やっとの思いで岸に着いた頃には、足についていたもやもやが増え重量を増していた。
「くそ!気持ち悪い、なんだよこれ!」
彼女は岸に捕まり体を岸に上げた。
「身体強化魔術『強力』」
魔術を使い、足に着いていたものを思いっきり蹴った。
ずるっと、そのものはとれ陸に上がった。
彼女は服も着ずに臨戦体勢に入った。
そして、もやもやは陸上でうねうねと動いていた。
「もしかして、スライムか?」
スライム、この世界ではスライムは二種に別れている。
一つが今目の前にいる原型を持たないタイプ
もう一つが原型を持つタイプ
両方とも打撃や斬撃で攻撃すると、分裂するという厄介な特徴があるが共通して魔術耐性が弱かった。中には、体に鉄鉱石やメタルをふくんだスライムもいるが今は余談だろう。
とにかく、このスライムは厄介なのだがソフィア相手では相性が悪かった。
「こいつぐらいなら『火球』で十分!」
彼女はそういいスライムに向けて『火球』を放った。
彼女の手のひらから拳程の火の球が放たれ、寸分たがわずスライムに命中した。
スライムは声帯がないため、のたうちまわりながら絶命した。
幸運なことに、彼女の火球は標的だけを焼いた。下手をすれば森ごと焼けてしまうため、彼女は心の中で森では火属性魔術を使わないと決めたのは蛇足だっただろう。
こんな感じで彼女は初めて魔物を倒したのだった。
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カード表
名前 ソフィア=R=フェルニア
ステータス
職業 魔導師Lv2
Lv14
HP1248
MP248
力26
防44
速79
魔142
避5.1%
カード裏
スキル(ポイントが余っています)
攻撃魔術Lv1
防御魔術Lv1
状態異常魔術Lv1
精霊魔術Lv1
呪霊魔術Lv1
身体強化魔術Lv1
構成魔術Lv1
ドレインLv1
アクティブスキル
短縮魔術 魔術を発動する呪文が不要になる。
守護
アリシアの守護 魔力の使用量が減る (口づけされたときに貰った)
装備
魔衝の首輪 MP自動回復(2秒毎に1回復)
魔力+10
『変化』と『不壊』の固定魔術附属
黒のローブ
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バトルシーンて言うか、虐殺シーンになったような気がする・・・
まぁそんなことより←おいコラ!
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ありがとうございます!感謝しても感謝しきれません。
こんな駄々文に付き合ってくださり本当にありがとうございます。
次回も頑張るのでここらへんで筆?をおかしていただきます。