VSオルトロス
前書き書くの疲れた
この獣の名を『ホワイトオルトロス』と言った。
ホワイトウルフの二倍以上の巨体をもつち、二頭の頭を携えた狼だった。
このホワイトオルトロスは、ギルドの依頼書の中でもAAランクに分類される狼だ。
巨体に似合わない俊敏な動きと、圧倒的な攻撃力は竜に匹敵すると言われている。
もちろんカエデにそんな知識はない。
変わりに聖剣はあるが・・・
「ガルルル」「グルルル」
二頭が威嚇の声を上げ圧倒的な速度で跳びかかった。
常人なら一瞬で切り裂かれていただろうが、カエデは違い『鷹の目』があった。
「ー見える!」
彼女は横に瞬間的に動き、すれ違いざまに切りつけた。
しかし、彼女の振った剣はかすり傷を与えるにとどまった。
「ギャウ!」「グルアアアア!!」
しかし、ホワイトオルトロスは傷を与えられたことに怒りめちゃくちゃな軌道の攻撃を繰り出す。
一方で彼女は、それを避けながら剣でかすり傷を与えていく。ここまで一撃も喰らわなかったのは、『鷹の目』で回避をほぼ100%まで上げていたからだろう。
そして、ホワイトオルトロスが少し隙を見せたのを彼女はみのがさなかった。
「ーシッ!」
「「ギャウン!」」
彼女は一瞬で距離をつめ、上段から切り下ろした。
ホワイトオルトロスは、首と首の境をちょうど切られ赤い血を撒き散らし絶命した。
「ーふぅ」
彼女は、標的が動かなくなると肩の力を抜いた。
「案外強かった・・・」
彼女はそういい、魔力結晶と毛皮をはぎとって来た道を戻り馬車のところまで行った。
そのあとギルドを驚かせたのは言うまでもなく、Fランクでホワイトオルトロスを狩った者がいると言う噂が広がったと言うのも言うまでもない。
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▼ギルドカード表▼
カエデ=アマキ
ランク D
Lv34
職業 魔剣士Lv7
???Lv5
ステータス
HP 3898
MP 573
攻 139
防 128
速 181(聖剣装備時999以上)
魔 85
避 15.1%
▼ギルドカード裏▼
スキル
剣術Lv8
武術Lv5
攻撃魔術Lv1
防御魔術Lv1
アクティブスキル
『剣王』 剣を振る速度が上がる
『短縮魔術』 魔術使用の時呪文をカットする
『鷹の目』 動体視力が格段に上がる
装備
『永遠と運命を刻む剣』18の古代文字が刻まれている剣『???』『斬新』『???』『???』『軽重』『???』『???』『???』『???』『敏捷』『???』『???』『???』『???』『???』『???』『???』『魔術纏い』
絹のローブ
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強敵にしたかったやつがあっさり倒してしまった、と後悔したが反省はしない。