表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔王候補で花嫁候補に転生しました!  作者: アクティブ
第二章 迷いの森から街へそしてギルド
15/56

依頼とホワイトウルフ

今回で終わりたかったのに~!


次回もあります。

私は馬車に揺られながら、依頼書の内容を確認していた。


依頼書の内容はこうだ。


獲物 ホワイトウルフ×5匹の討伐

場所 白銀の森

難易度 C

報酬 銀貨7枚


と、こんな感じだった。


この場所までは、馬車で半々刻らしいので私は素直に馬車に乗ることにした。もちろんお金は払ったが、依頼書とギルドカードを見せたら往復銀貨1枚でいいと言われた。


「おーい嬢ちゃん『白銀の森』に着いたぞ!」


「ありがとうございます」


私はそういい馬車を降りて『白銀の森』を見た。


『白銀の森』はその名の通り、辺り一面白銀の世界だった。木の一本一本もそうだし、何より草も全て白銀だった。


「と、いつまでも見てる場合じゃない」


私はそういい森の中に入っていった。


「本当に一面白銀だ」


これじゃ白い体をしているホワイトウルフが、見つけにくいなと私は呟いた直後


「ッ!早速来た!!右に一匹と左に一匹!!!」


私は腰に刺している剣に右手を触れた。


「ガォン!」


そして、前方から成犬ぐらいある真っ白な毛並みの狼がとびかかってきた。


私はそれをしゃがんでかわし、その瞬間剣を真上に振り抜いた。


すると、剣は狼の腹を意図も容易く一閃した。


狼は短い断末魔を上げ死んだ。


その隙に背後からもう一匹がとびかかってきたが、サイドステップで左によけ水平切りをやや右側に放ってとびかかってきた狼を切り裂いた。


「・・・ふぅー」


私は息を吐き体の力を抜いた。


そのあと、ホワイトウルフから魔力結晶(コア)と毛皮をはぎとって移動した。


そのあと5分ぐらい森を移動していて、ホワイトウルフを見つけたのだが


「ラッキー三匹同時に見つけた」


ホワイトウルフは同時に三匹もいて、一ヶ所に固まっておりまだこちらに気付いていない様子だったため、私爆発的な勢いで三匹に迫り二匹を切り裂いた。


一匹はギリギリできずき、後ろに飛んで回避していた。


「グルルルル!ガウガウ!」


威嚇してきているが、一行にかかって来ないため私は全速力で接近し今度は逃がすことなく仕留めた。


「依頼達成と・・・」


そういい彼女は倒したホワイトウルフからはぎとろうとして、手を止めた。


「何かいる・・・ホワイトウルフより強大な何かが・・・」


彼女がそういい森の奥を凝視すると・・・


「な、なんだよあれ!オ、オルトロス!?」


森の奥から出てきたのは、ホワイトウルフの二倍はある巨体に二頭を携えたオルトロスだった。

あと1話で第二章終わると思います。



応援よろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ