ギルドと依頼
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あれから2日たち私は荒野にいた。
「おかしいな、ディズさんが言うにはそろそろ砦が見えてもいいはず・・・」
そういい彼女は足を止めて、地面に座りカバンの中から干し肉と水筒を取り出した。
そして、干し肉を噛んで柔らかくしてから噛みきり口の中で少し噛み、それを飲み込み水筒の水を飲むを数回繰り返し彼女は食事を終えて立ち上がった。
ディズさんが言っていたことを、彼女は思い出していた。
街の名前は『リーズブル』らしい。
何でも、あの村から馬車で3日程かかれば街が見えて来ると言っていたのだ。しかも、彼女の足なら2日半程で着くと言われていたためそろそろ砦に着かなければおかしいのだ。
「もう少し走ってみようかな」
そういい彼女はまた走り出した。
あれから彼女は半々刻(約45分)走ったところで砦が見えてきたため、彼女は速度を落として歩き出した。
「やっと見えてきた」
ここまで馬車以上の速度で走って、息一つ乱してないのは流石聖剣と言えよう。
そして、砦の前まで行き門番に名前と種族を聞かれたので、カエデ=アマキ種族人間と答えた。
「種族は人間で名前がカエデ=アマキだな・・・よし通っていいぞ」
私は砦の門番に職務質問?を受けて、それに答え街の中に入れて貰った。
その街はかなり広く、大通は人で賑わっていた。
そして、ギルドは大通の先で街のほぼ中央にあると門番に聞いたので私は大通を歩いて行った。
数分歩いたところでギルドを見つけた。
言われた通りギルドは街のほぼ中央に立っていて、とても大きかった。
例えるなら、フ○○リー○○ルのギルドみたいだった。
私は扉を開いてその中に入っていったら、テーブルで酒を飲んでいる冒険者や、多分依頼書がはってある掲示板とにらめっこしている人もいた。
私はカウンターにいる受付の女性に話しかけた。
「あの~」
「ようこそギルドへ、依頼の方でしょうか?」
「いえ、登録をしたいのですが」
「わかりました、ではこちらの紙にお名前と種族と得意なことを書いて下さい」
そういわれ私はカエデ=アマキと書き、種族のところに人間と書いて、得意なことのところに剣を使う事と書いた。
「こちらの水晶に手を当てて下さい」
そういわれ私は、女性が持っている子供の頭ぐらいありそうな水晶に手を当てた。
すると水晶が少し光ったと思ったら、その光はすぐにやんだ。
「では、椅子に座って少々お待ちください」
私はそういわれて、カウンターの椅子に座り女性が帰ってくるのを待っていた。
5分ぐらいして、カードを持った女性が現れた。
「こちらがギルドカードになります」
そういわれ私はギルドカードを受け取った。
「ギルドカードについて簡単に説明させていただきます。まず、このカードは本人の身分証明に必要ですのでなくさないでください。もし、なくされた場合は金貨3枚で再発行致します。続いてギルドランクのことですが、カエデ様はFランクになります」
私はそう言われギルドカードの表を見たら、確かにFランクと書かれていた。
「ランクはF~SSSまであり、ランクによって受けれる依頼が変わります。Fランクでしたら、4つ上のCランクまで受けることができます。ギルドランクの上げ方ですが、依頼にはポイントがありこのポイントが一定まで得るとランクが上がります。その他の上げ方もありますが、今は必要ないので説明いたしません。そこまでわかりましたら、実際に依頼を達成した方がわかりやすいので、そこの掲示板に張ってある依頼をここに持ってきてくだされば契約致します」
そう言われ私は初めての依頼を受けるために、掲示板まで歩いて行った。
掲示板の中から私は3枚程良さそうな依頼を見つけ、その中の1枚を受付に持っていき手続きをして地図を受け取りギルドを後にした。
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▼ギルドカード表▼
カエデ=アマキ
ランク F
Lv33
職業 魔剣士Lv7
???Lv5
ステータス
HP 3674
MP 542
攻 135
防 120
速 175(聖剣装備時999以上)
魔 79
避 15%
▼ギルドカード裏▼
スキル
剣術Lv7 new
武術Lv5 new
攻撃魔術Lv1 new
防御魔術Lv1 new
アクティブスキル
『剣王』 剣を振る速度が上がる new
『短縮魔術』 魔術使用の時呪文をカットする new
『鷹の目』 動体視力が格段に上がる new
装備
『永遠と運命を刻む剣』18の古代文字が刻まれている剣『???』『斬新』『???』『???』『軽重』『???』『???』『???』『???』『敏捷』『???』『???』『???』『???』『???』『???』『???』『魔術纏い』
絹のローブ
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短いと思った方いるでしょ・・・
作者が少し萎えてたので今回短いです、すいません
次回は今回の文を含め少し長くしたいです。
改投稿しました。