村と盗賊
早く進めたいがため地の文が多いような気がする・・・
天季楓が森からでて、そのまま真っ直ぐ進んでいた。
「うーん、森から出たは良いけどどっちに街か村があるか分からないなぁ・・・」
かれこれ彼女は1時間近く森をでてから歩いていた。
「あ、あれって馬車かな・・・」
彼女はかなり前に馬車が走っているのを見つけた。
つまり、馬車を追えば何時かは街か村に着くと言うことだ。
そう思い彼女は駆け出した。
その速度は馬車のそれを易々と越えるレベルだった。
「?私ってこんなにも足がはやかったけ?」
彼女は疑問に思いながらも走った。
実は、この速さが聖剣に付属した固定魔術だとは知らずに…
すぐに馬車と距離をつめたが彼女はそこで異変を感じ、彼女は足を止めた。
「この気配は・・・」
彼女は、敏感に馬車から漂う邪悪な気配を感じとっていた。
彼女は静かに剣を構えて、馬車が進む速度に合わせて彼女は走った。
すると、前方に小さなな村が見えてきた。
その近くの森に馬車を止めると、中からいかにも『俺たち盗賊』という感じの男達が20人程降りてきた。
そして、男達は短剣を抜き村に攻めようとしたところで私が全速力で走り20人ぐらいの男達の前に立ち塞がる。
「何だ!誰だてめぇ!!」
一番先頭にいた男がそう叫びながら、楓を睨んだ。
「貴方達盗賊でしょ?それでこの村を襲うつもりだった、違う?」
楓は相手の質問・・・もとい叫びには一切答えず、逆に質問した。
「チッ!こいつ冒険者か、それで俺達を捕まえに来たんだな!」
男達は剣を構えた。
仕方なく私も臨戦体制に入った。
「うぉぉぉおおおおおおおお!!!」
男が剣を上段から容赦なく降り下ろした。
私はそれをサイドステップでかわしたた後、剣を逆手に持ち剣の柄を剣を降り下ろした男の鳩尾に叩き込んで吹っ飛ばした。
吹っ飛んだ男は後ろにいた男達にぶつかりながらも、止まらず森の木にぶつかってようやく止まった。
私はそんなことには目もくれず、次々に男達を剣の柄を叩き込んだり、殴ったり、蹴り飛ばしながら男達の意識を刈り取っていた。
そして、ほんの数分程度で盗賊を壊滅させていた。
「こんなものかな・・・」
そういい彼女は村の方をみたら、門のところにポカーン、とした村人達がいたのは言うまでもない。
まぁまぁ速度で更新中
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