第61章:神山文房具店(6) :さびしいなぁ・・あと「ワン・エピソード」でめでたく終了なの❤️
・・・美絵子ちゃんと、子ども食堂の件、
なにとぞ、よろしくお願いします。
さて。
残りわずかとなった、この『美絵子メモ・パート3』ですが、
皆さん、そして美絵子ちゃん。
ご機嫌いかがですか・・・?
今宵も、元気よくいってみよー❤️
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
ところで皆さんは、
『練り消しゴム(= 略して「練りけし」)』って、ご存じでしょうか・・・?
まるで粘土みたいに、手でコネコネすることができる消しゴムの商品を指すのでありますが・・・
残念ながら、
純粋な「消しゴム」としての機能・性能はといえば、
通常のプラスチック・イレーサーには、とてもかないません。
あくまでも、
「おもちゃ」「玩具」としての意味合いが強いブツになりますね♪
もちろん、たーだ、「コネコネ」して、
怪獣ガオーとか、
お花畑るんるん・らりぱっぱなオナゴなんかを作るだけが目的じゃないのよ。
どっちかーっつーとですね、
練り消しにつけられた「香り」を楽しむものなんですね。
香水だのコロンだの芳香剤の置物だのにはけっして出せない・・・独特の「エエにほひ」だったんどすわ♪
チューインガムみたいな感じの系統が多かったかな。
各種、色とりどりの練り消し商品が並ぶ中・・・
通常の消しゴム群の中に、
もうひとつ、魅力的な商品がありました。
『香りつき消しゴム』。
なんのヒネリもない、文字通りの商品なんですが、
その中でも、ぼくがいまでも忘れられない、
頻繁に、ネットオークションやメルカリなんかで探し続けている消しゴムがございます。
スポーツウェアの老舗メーカーで、
『PUMA(= プーマ)』ってあるじゃないですか・・・?
その会社のロゴマークが、
ヒョウだの、ジャガーみたいな感じなんですが、
あ・・・そうだ。
北米の肉食野獣・・・『ピューマ』ですわね、コレ。
あんな感じのロゴが、紙のケースに印刷された、オレンジ色をした消しゴム本体の商品がありました。
・・・とっても甘くて、かぐわしい、
『金木犀』の強烈な香りですよ。
いま現在、
さまざまなキンモクセイ香水やコロンや芳香剤が売られておりますが・・・
この消しゴムを越えるキンモクセイ芳香には・・・
いまだ、出会えてません。
ぼくが、この神山文房具店で学校帰りに購入したのは・・・
1981年5月の、よく晴れた日。
ぼくと美絵子ちゃんの仲が、円熟期に入り、
年度が変わって、
二人が急接近していった・・・その走りの時期でしたよねぇ・・・。
m(_ _)m




