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第56章:神山文房具店(2)

 ・・・その文房具屋さんは、


 わが母校、矢板市立川崎小学校の南がわにかつて存在していた。


 ロケーション・・・位置的には、


 処女作『たからもの』で、


 良作君・・・つまりぼくと、いとしい美絵子ちゃんがそろって仲良く放課後に揺られていた、


 あのなつかしの『ブランコ』の、ちょうど真後ろの、生垣いけがきを乗り越えて、道路の向こうがわあたりにあった。


 「文房具店」とは書いたが、


 川崎小学校の児童用の鉛筆やノート類のみならず、


 黄色い雨傘、洗濯用の洗剤、雑貨類、殺虫剤、座敷箒ざしきぼうきなどの日用品も売られていた。


 ・・・あの「大越かっさんのゲーセン」の、1977年あたりの店内に、どことなく近い雰囲気ではあった。


 だが、「品揃えの数」が、ちがっていた。


 神山さんの店は、同じ「なんでも屋さん」でも、かっさんちよりも、もっとたくさんの商品であふれていた。

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