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第50章:国井そろばん塾(5) 

 ・・・国井そろばん塾の正規の職員さんなんですが、


 みんな、20代後半の若い先生ばかりでした。


 国井センセを除いてはね。


 もう、暴露しちゃってもクレームは来ないだろうからバラしちゃいますけど・・・


 国井センセの奥様ってね、


 すんげーレベルの「口臭こうしゅう」でした。


 つまり、


 しゃべりだすと、オクチがメッチャくさかった!!


 皆さんもよくご存じかとは思うんですけど・・・


 「口臭」っていうのは、


 「体臭」よりもずっと、ご本人様が気づきにくい、自覚しにくいものなんです。


 ソレに加えて、悪いことに、


 「他人が本人に、面と向かって指摘しづらい」という・・・


 きわめてビミョーにして重要なる側面もございます。


 「ネェアナタ。オクチ、クチャイワヨ❤️」


 とはね・・・。


 ・・・当時の国井センセ、


 1979年当時で、もう60歳は越えてらしたでしょうから、


 令和のいま、ご存命ではないでしょう。


 ・・・非常に細かい性分しょうぶんの女性で、


 厳しい指導されてましたから、国井センセがプレハブ製で、ベニヤ板の床と壁の校舎内の、木幡の塾にやってくる日は、


 そろばん塾生の児童全員がガチガチに緊張しちゃって、


 「はやく帰ってくんねーかなぁ・・・プリーズ・ゴーホーム、なう。」


 って表情してましたよ、ぼくも含めて。


 マジで、冗談やギャグのひとつも飛ばさなかったから、みんなに嫌われてましたね。


 ちなみに、若い職員はどうかといいますとね・・・


 「ご指導の合間」に、そこそこジョークは放ちますし、世間話でなごませてくれました。


 それに、誰一人として、


 「口臭」で、ぼくらを不快な気分にさせることはありませんでした。


 が・・・!


 おのおの、それぞれが、


 独特の「オトナの体臭」があったのであります。


 とくにね、


 ハンサムなオニイサマ・タイプの、


 27歳だったかな・・・あの男のセンセ。


 もともとの体臭と、「グリーン系のコロン」が入り混じったような、


 ちょっと「イヤなにおい」してましたえ(泣)。


 花塚はなつかセンセは・・・


 20代後半の女の教員でしたけど、


 そりゃ、「エエにほひ」してはりましたんどす♪


 ・・・「はるおちゃんのちんちん、どないやろな?」


 なんて、けっこうすけべなセンセでもありました。


 ふくよかなオナゴでしたぜ。


 でも、花塚センセ・・・


 いつも「バラの香り」がしてました❤️

 

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