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第25章:洋子ちゃんの真意

 ・・・洋子ちゃんは、


 ぼくと美絵子ちゃんの、むかしの関係を知っています。


 ぼくが、ざっと話したから。


 でも、美絵子ちゃんの大切な「個人情報」については、けっしてぼくは、漏らしたりはしませんでしたよ。


 洋子ちゃんは、美絵子ちゃんを尊敬しています。


 ・・・ぼくが、洋子ちゃんに会う以前から、ずっと愛してきた女性ひとだったから。


 ぼくが認めた、


 数少ない女性だから。


 ぼくは、けっして、


 「ふたまた」をかけようなんて、いやらしいことは考えていません。


 ぼくは、美絵子ちゃんのみを、まっすぐ愛しています。


 洋子ちゃんとは、これからも会うでしょうけど、


 美絵子ちゃんに対する気持ちとはちがう。


 ・・・敬意を払ってはいるが、けっして結ばれない男女。


 それが、ぼくと洋子ちゃんの、いまの関係だよ、美絵子ちゃん。


 m(_ _)m

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