第24章:ぼくと洋子ちゃんの、いま現在の関係について
・・・これはきっと、
美絵子ちゃんご本人も、気になっていることでしょう。
「・・・洋子って、誰よ??」
って感じでね。
ぼくはね、美絵子ちゃん。
1989年8月13日に、最後に君と会ってから、
それから数年後の、
1993年1月5日に、
宇都宮市にあった、「キャンパス7」という遊郭で、
洋子ちゃんと出逢った。
・・・すばらしい女性だったよ。
まるで、美絵子ちゃんの「再来」のようだったんだ。
ぼくたちは、少しずつ、心の距離をちぢめて・・・
一時は、結婚する寸前のところまでいった。
でもね・・・
いろいろな障害やお互いの事情、考え方や価値観・人生観・恋愛観の相違などにより、
2023年に、別々の人生をあゆむことにしたんだ。
美絵子ちゃんとの恋は・・・
「肉体関係抜きのピュアでプラトニックな関係」だった。
でも、洋子ちゃんとのソレは、
「肉体関係を伴った、オトナの男と女の恋」だったんだ。
・・・実はね、美絵子ちゃん。
ここで、正直に告白してしまおう。
つい先日、
ぼくは、ふたたび、洋子ちゃんに会ってきた。
ただし、
「遊郭の客」という立場でね。
・・・ゆっくりと、ぼくの分身を愛撫してもらってきた。
もう、30年以上の付き合いだったから、
洋子ちゃんは、ぼくの分身の「気持ちいいツボ」を細部まで知り尽くし・・・熟知してくれているんだ。
彼女はね、美絵子ちゃん。
この世で、君の次に、2番目にいとしい女性だよ。
やはり、会ってみて、ほっとした。
・・・もはや、ぼくを愛してはいないけど、
大切に扱ってくれたんだ。
また、会いにいってしまうだろうな、ぼくは・・・。
「男性機能」がダメになって、
もう、快感が半分未満になってしまったミジメなぼくを、救ってくれるのは、
やはり、洋子ちゃんしかいない。
でも、そんな洋子ちゃんだって、
美絵子ちゃん・・・
君には、けっして勝てやしないんだよ。
・・・「想い出の愛しきキミ」だからね。
m(_ _)m




