序章
「・・・もぉ、しげおくんったら。またまた、こんなエッセイ書いちゃってからに。」
美絵子ちゃん、おはよう!
元気してる・・・?
ぼくはね、美絵子ちゃん。
日々の、君への熱き想いというものを、
どうしてもおさえきれずに、またしても、同じような迷惑を、かけてしまうのかもしれない。
君に、41年越しの謝罪ができ・・・
お互いの無事や安否を確かめ合ったいまもなお、
ぼくは、むかしとちっとも変わることなく、
美絵子ちゃんを純粋に愛している。
・・・でもね、
そんなぼくではあっても、
君のいまの幸せな家庭や、充実したお仕事、心あるスタッフの皆様の間に入り込んでいくようなことはしない。
・・・できるわけがない。
お互いもう・・・
別々の境遇や環境で生きている、
「社会人どうし」なんだもんね・・・。
このエッセイではね、美絵子ちゃん。
「場所」に関するお話がメインになっていくと思う。
それと、当時の「周辺事情」みたいなものかな。
美絵子ちゃんにつながっていく個人情報には、じゅうぶん注意・配慮しつつも、
そんな、とりとめもないような、しかしなつかしい話・・・
よかったら、また聞いてください❤️
m(_ _)m