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第八話:皇女と王女の出会い

前回のあらすじ!


お父さん、お母さん、ずっと手紙を送れずごめんなさい。私は海の向こう、ペルサキスというところで元気でいます。どうかご無事でありますように。神の御加護を。

ワシムより愛を込めて。


――『海賊騎士ワシムから父母へ、88通の手紙』 アストレア出版、860年、2頁。※2年8月17日消印。847年にカンビセス遺跡集団墓地から出土。



糞石、硫黄。オーリオーン帝国南西部火山地帯は、まるで金鉱が見つかったかのような賑わいを見せた。


――『歴史を変えた鉱物』 アストレア出版、872年、187頁。



きっと火薬は時代を変えるだろう。たくさん穫れると良いんだが。


――イクトゥスの手記 帝国暦98年ごろ? ※イクサス製薬ホームページより抜粋。

――帝国歴98年6月末



 ハイマ大河流域は長雨の季節が終わり夏が訪れる。本格的な夏が始まる前の爽やかな暑さが心地よい季節。

 ペルサキスにとって最も重要と言える催し、アレクシアにとっては非常に迷惑なものが降りかかってきた。


「君はご婦人方を招いてのお茶会、よろしく」


 ひとまずの和平を結んだ両国、それを記念した祭りが数日の間ペルサキスにおいて行われる事が決まっていた。

 そしてそこに訪れる両国の貴族、軍人たちをもてなすのがアレクシアとニキアスに課せられた役目だ。

 ニキアスは代々ペルサキスを治める者としてその主催を。そしてアレクシアは彼らが連れてくる家族たちをもてなさなくてはならない。


「……もう明日に迫ってしまいましたわ……」


 確かに皇女たる者、本来であればこのような場を上手く取り仕切ってこそ。

 しかしアレクシアには全くその才能がなかった。一応勉強はさせられたが、こう言うお上品な催しは基本的に兄がなんとかしてくれるので実際に企画立案した事はない。

 わざわざ行くのも面倒だったので招かれても基本仮病か遅れて少し顔を出す程度でなんとなく乗り切ってきた。つまり彼女には才能もなければ経験もない。


「どうしましょうどうしましょう……何も思いつかねーですわ」


 着々と準備を進め、民に向けて大々的に宣伝を始めていたお祭り好きのニキアスと対象的にアレクシア本人は一切準備をしていない。

 一応執事や家来たちがニキアスの主催する晩餐会から逆算した準備をしてくれてはいたが。

 あまりに焦って朝日が昇る前だと言うのにリブラ商会に足を運んでいた。恐らく商人たちならこういった場に精通する人物を知っていると信じて。


「ヘルマン! 茶会って何をすれば良いんですの!?」


「姫様、何時だと思って……」


 書斎で眠るヘルマンを叩き起こし、アレクシアが詰め寄る。

 彼は眠そうな声で返事をして数秒、アレクシアのとんでもない発言に気づく。


「茶会って明日ですよね!? ……なんで今まで何も言わないんですか」


「だって……」


「だってじゃありませんよ姫様。えーと、まず城の茶と食材の在庫を確認したらどうです? こないだ料理長から菓子用食材の発注来てましたし。あと朝イチで茶会に詳しい業者手配して送りますよ」


「わかりましたわ!」


 急ぎペルサキス城に戻り料理長と協力して在庫を調べていると、いつのまにか老年の女性が後ろに立っていた。

 額に大きな傷を持つ非常に背の高い大熊のような老婆は、アレクシアに対して怒っているように静かに見下ろし、声をかける。


「アレクシア様、ニケでございます。茶会の準備が『全く』できていないと甥に聞きましたので手伝いに参りました」


「ひっ……」


 ニキアスの父の姉、つまり叔母であるニケはアレクシアが唯一明確に苦手と言える相手だった。

 奔放なニキアスとは真逆の堅物で、若い頃は第三代皇帝の行った戦争において、帝国で最も連合国兵の首を獲った鬼将軍として畏れられていたという。

 片足を失い前線を退いて以降は帝国軍の教官を勤め、退役後は留学中のアレクシアの教育係としてとにかく厳しい指導を施した。


「ニケおばさま……隠居していた筈では……」


「かわいい甥と教え子の晴れ舞台……棺からでも戻らせて頂きます。それに連合国を一番長くもてなしてきたのはこの私。お任せ下さい」


 自然に引き攣る頬。義足の足音がアレクシアの心の傷を抉る。

 その美しい容姿のお陰で十二歳まで甘やかされて育った彼女の脳内には他所行きの言葉遣いや振る舞い方、そして才能が無さすぎて呆れられた音楽や芸術の基礎指導を骨の髄までみっちり叩き込まれた思い出が蘇る。

 将来必要なことと信じて必死に耐えていたが、商売を勉強しにきた先でとんでもないことになってしまったと毎日泣いていたのをよく覚えている。


「おおおお手柔らかに……」


「お黙りなさいアレクシア。私の指導が足りなかったようで……今回は特別です、茶と菓子の用意だけをしなさい。そのほかの事は私がやります。いいですね?」


「はい! おばさま!」


 思わず背筋が伸び、寿命が縮まるかと思ったアレクシアだったが、貴族としての師であるニケの協力は頼もしかった。

 会場予定の広間へ向かい歩いていくニケの足音を怯えた眼差しで見送り、料理長の方を向き直る。


「というわけで、料理長。何かいい菓子は作れないかしら」


「なかなか注文が来ませんでしたので、今ある物でおおよそ作れるものは仕込んであります。ですがご注文がありませんでしたので、正直無難でありきたりですね。何か変わった物があるといいとは思いますが」


 ニ回も言わなくても……と料理長の作った菓子を見て考え込む。

 せっかく色とりどりの焼き菓子を用意してもらったが、どうせなら珍しいものも用意したい。何より記念の場を無難に終わらせようとしてニケに怒られるのが一番怖い。


「ぐぬぬぬぬ……珍しいもの……何か……何かあるはず……」


 全力で前世で一人暮らししていた頃の記憶を漁っていると、ふと嗅ぎ慣れた匂いに気づいた。

 匂いの元を辿ると、摺鉢に放置された黒い粉に着く。


「あら、これ……チョコレート? いや、カカオパウダーかしら?」


「チョ……なんです? こないだリブラ商会から貰った変な豆が遥か南洋の食べ物だって言うから砕いてみたんですが……やたら苦くて使えそうにないんですよね」


「それ! ですわ!」


 これだとひらめいたアレクシアは、食材のリストを指でなぞると厨房から次々と食材を取り出す。

 そして料理長に説明をしながら頭と手を動かし始めた。簡単な材料だが分量が難しい、それを料理長の熟練の舌と腕で調整してもらう。



――数時間後、食堂



「料理長、これでどうですの?」


「……はい、間違いなくこのような菓子は一度も食べたことがありません。恐らくニケ様やお客様方のお気に召すかと」


「じゃあ、おばさまに出しますわよ……」


 ニケによる会場の準備は午前中で一段落し、ヘルマンの手配した内装業者と午後の作業に向けて休憩を取ることにした。

 彼らが良い職人達だと実感したニケは特別に城の食堂で一緒に昼食を摂ろうと誘い、彼らを引き連れ食堂を訪れていた。


「中々良い仕事をしますね」


「滅相もございません、ニケ将軍程では……」


「将軍って! 何十年も前の話をするのね貴方。軍にいらしたの?」


「若い頃の話ですが……一息で大河を飛び越え、敵陣に稲妻のように飛び込み千切っては投げ千切っては投げ……獅子奮迅の活躍をするお美しい将軍は憧れでした。またお逢いできて光栄です」


「あらあら、もうおばあちゃんよ私。褒めても何も出ないのに」


 話を弾ませる彼らが食事を終え、食後の茶に手を出し始めた頃。

 無理やり笑顔を張り付けたアレクシアが何か黒い塊を持って恐る恐る近づいてきた。


「おばさま、あと業者の皆様。本日は大変お世話になっておりますわ。お気持ちですがお菓子をどうぞ」


「黒い焼き菓子……? あら、クルミも入って……私、クルミは好きなのよ」

 

 握りつぶして殻ごとぽりぽり食べているのを見てドン引きしてましたけどね。とアレクシアは思ったが、想像以上の感触の良さに安堵していた。


「ふむ、匂いは独特ですがなかなか良いですね。見た目は……粉砂糖をまぶすかクリームを添えたらどうかしら? 肝心の味は……」


 ニケの口元が緩み、おいしい……と小声で聞こえたことに、アレクシアは心の底から喜んでいた。

 周りの業者も口々に帝国では食べたこともないような味の黒い菓子の出来を褒めながら頬張っている。


「(やった! ありがとう前世の記憶! ありがとう料理長!)」


「よくできましたね、合格です。それで、茶の準備は?」


「はい、きちんと用意できていますわ!」


 当然、と言わんばかりに胸を張り返答するアレクシアに、ニケは鋭い眼光で次の命令を下す。


「でしたら次は挨拶の原稿を覚えなさい。夕方には試験をします」


「はい……」


 夕方が近づき、広間のセッティングや飾り付けがすべて終わる。

 ニケは席順や配布する記念品を当日の案内をする従者達に説明し終え、アレクシアの書斎に向かった。

 僅かだけ開いた扉から見える白金の後ろ姿を見てこの老婆ははっとなった。


「ディミトラ……」


 三十年以上前、共に連合国との戦争を戦い抜いた部下にして親友、そしてアレクシアとベネディクトの母の名が思わず口をついて出る。

 まだ若かった頃、最前線で旗を振る彼女と同じ後ろ姿に成長したアレクシアを見たニケは、懐かしさからか急に涙が出るのを感じた。


「歳を取ると涙もろくなっていけないわね……」


 軍人貴族の中で最も美しく、最も苛烈で最も純粋だった彼女。皇室になど迎えられなければよかったのに。

 毒を盛られ倒れたと聞いて最後に逢いに行ったときは既に棺の中だった。あれほど首都とペルサキスの距離を恨んだことはない。


「……ディミトラのために、私の命が終わるまでは……」


 この子が少しでも長生きできるように、誰よりも幸福で居られるように。どんなに嫌われようと強い女に育てなければ。

 

 軽く扉を叩くと、引きつった顔でアレクシアが振り返った。


「お、おばさま……ちゃんと、ちゃんと覚えましたわ!」


「……分かりました。それでは試験をします」


 日が沈んだ頃、何度目かの試験でようやく合格点が貰えたアレクシアは、自分の書斎で一人夕食を摂っていた。


「マジで厳しすぎますわよニケ! いくらお母様のご友人だからってもう!」


 ひたすら愚痴が出てくるが、不思議とニケのことは憎くなかった。

 政務でほとんど逢えなかった母と比べずとも、ニケに母親を感じていたのかもしれない。

 自分で考えていて馬鹿らしくなるが、彼女から一年間離れて首都で暮らし、戻ってきた今は少しだけ理解できる。


「……早く寝ますわ」


 侍女を呼び食器を下げさせると風呂へ入り髪を乾かし、真っ直ぐ寝室へ向かう。

 軍と民衆による前夜祭が行われ賑わいを見せる城下町を見下ろしながら窓を閉めると静かに寝床へ潜り込む。

 最近は殺される悪夢か父親に罵倒され続ける悪夢ばかりの彼女の夢は、久しぶりに前世と今世の母の優しい夢だった。



――翌朝、ついに和平記念祭の当日が訪れた。



「来てしまいましたわ……この日が……」


 爽やかに晴れた早朝から入浴して身体を清め、今度はぴったりに作らせた朱と金のドレスに着替え、髪を前から後ろに編み込みハーフアップに整え化粧もされと身支度だけで数時間。

 城の正面庭園では早くから訪れた貴族や階級の高い軍人たちが談笑しながら式典を待っている。きっと城門の外では民衆が祭りの開催を待っているのだろう。

 いよいよかと背中に冷や汗をかいているとニキアスのえづく声がして、振り返ると派手な式典用の礼服を着た彼が壁にもたれかかりながら立っていた。


「おー、アレクシア。随分気合が入ってるじゃないか。いつにも増して綺麗だよ」


「ニキアス……貴方は随分酒臭いのですが」


「あーすまない、徹夜で呑んでいてね……体の中から酒臭いんだ」


 二人で少し落ち着いて話していると、コツコツと独特の足音が聞こえて二人とも思わず身が竦む。

 ゆったりとした落ち着いた色のドレスに身を包んだ巨躯の老婆が歩いてきた。


「ニキアス、少し走って酒を抜いてきなさい。そういうところまで父親とそっくりで困ります」

「げっ、叔母さん……ごめん!」


 全力で逃げ出すニキアスを見送ったニケは、優しい口調でアレクシアに話しかけ、軽く背中を叩く。


「アレクシア……貴女の母もきっと今の貴女の美しさを褒めるでしょう。さあ、自信を持って迎えなさい」


「おばさま……何から何まで……ありがとうございます」


「……まだ今日は長いのです。気を抜かないように」


「はい!」


 太陽が天頂に登った頃、いよいよ式典が始まる。

 皇帝に代わり当事者であるニキアスとアレクシア、そしてアルフェラッツ王とその王妃が壇上に登り、それぞれの和平に祝いと相手国への感謝と将来への祈りを捧げる。

 彼らが捌けると互いの国の大貴族や将軍たちが代わる代わる壇上に登りそれぞれの言葉を述べる。

 それを聞きながらニキアスはアレクシアにこっそり話しかけた。


「……今日は体調良さそうだね」


「婚約式のことは忘れなさい」


 全く目が笑っていないアレクシアが笑顔でたしなめる。ニキアスは寒気を覚えて口をつぐんだ。

 その彼女は表情を消し目線を正面に戻し、口元を隠すと話を再開する。ニキアスもそれに倣って話に応じた。


「ところでお父様……皇帝陛下も兄様も体調不良で来られないとは……まだ一応皇女のわたくしが代理、ということで体面は保てましたが」


「今朝情報が来たが、皇帝陛下はご病気で婚約式以降表に出ていないらしい。ベネディクト様が代理で政務にあたっているから二人とも来られないそうだ」


「……首都の情報は可能な限り隠しますわよ」


「あぁ、箝口令は出している。表向きは君が聞いていたとおり道中で体調不良を起こして静養していることになってる」


「苦しい言い訳ですわね」


「全くだ」


 想像以上に首都の様子は不穏かもしれない、とアレクシアは悩んでいた。

せめて連合国には舐められない程度に弱っていてほしいのだが、事態は案外悪い方へ転がっている気がした。

しかし今は。


「いきますわよ、アレクシア。ニケに殺されたくないでしょう?」


 自らに言い聞かせ、活を入れるが胃がキリキリと痛む。この挨拶が終われば男たちは外に出て祭りへ、女たちは城へ入り茶会へ向かう。

 晩餐会までは自分が主催として帝国の威信を見せつけなければならない。



――茶会が始まり、アレクシアは昨日死ぬ気で暗記した挨拶を滑らかに話す。



「……ご清聴ありがとうございました。それではささやかではありますが、お楽しみください」


 会場に集ったまるで花畑のような婦人たちの拍手を浴びて、アレクシアはしずしずと下がる。

やっと一番きついところが終わった……と安堵していると、一際鮮やかなドレスを着た同じくらいの年、おっとりした雰囲気の美しい少女に声をかけられた。


「アレクシアさん、式典に引き続き素晴らしいご挨拶でした……ごめんなさい申し遅れましたわ。アルフェラッツ王の娘、シェアトです。アンドロメダの神々の司祭を務めています」


 優雅にドレスの裾を持ち上げて挨拶をする彼女を観察して、アレクシアも挨拶を返す。


「シェアト王女ね。わたくしと同い年くらいかしら? これからは仲良くしましょう」


「あらやだ、もっと親しく呼んでくださると嬉しいです。……父上も母上も帝国のことを憎んでいましたが、わたしたちの代はそのようなことは止めにしましょう」


「……そうなるといいですわね」


「そうしないといけないのです。皆が平和に幸せに暮らせるように……」


 とんでもねぇ奴来たな。とアレクシアは頭痛がした。この娘の目はあまりに純粋すぎる。人間に何の疑いも持たずに生きてこれたのだろう。

 まぁでもこういう娘こそ叩き落とし甲斐がある。彼女が泥にまみれて自分を蔑む声が聞きたい。彼女を信じる教徒達の怨嗟が自分の力になるだろう。

 どう陵辱したものかと想像すると心が暖まる。


「帝国をわたしの眼で見て回ろうと思うのです」


「……布教でしたら外国人であろうと死罪ですわよ。それにそちらは内戦がまだ終わっていないのでしょう?」


「内戦……? あぁ、背教者達の粛清ですね。それは神々の奇跡によって近いうちに終わります」


 アレクシアは瞬時に評価を訂正した。とんでもねぇ奴な事に代わりはないが、自分の信じることしか見えない、より質の悪い人間だ。

 しかも司祭ということは恐らく魔法使い。その強力な信仰心で実際に奇跡を起こすかもしれない。たかだか一人の起こす奇跡で内戦が終わるとはとても思えないが、仮に帝国に入るならば毒になるだろう。

 彼女が頭を回していると、シェアトはアレクシアの手を握って自分の胸に押し当て、目を合わせながら艶のある声で囁く。


「そういえばアレクシアさんは雷神の奇跡を起こしたのだとか。……仲良く、しましょうね」


 シェアトに見つめられ凍りつくアレクシアの手を離し、彼女の唇に触れるシェアト。その指を自分の唇に当てると彼女は再び優雅に一礼して去っていった。


「…………厄介な」


 思考停止から立ち直ったアレクシアはそう吐き捨てると、婦人たちひとりひとりに自ら声を掛けるために踏み出した。

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