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第六話:離反

前回のあらすじ!!


ペルサキス王城への招待とは、ついに来るべき時が来たというところか。

アレクシアは、きっと私を試しているのだろう。

だが、私は彼女のように何不自由なく暮らしてきたような、裕福な貴族ではない。

持たざるものの意地。私が如何にして中央貴族から民を仲間を守ってきたか。

彼女に思い知らせてみせる。


――セルジオス=ガブラスの手記 1年8月末



8月11日

ランカスターから大勢出稼ぎの移民が来た。

彼らは我々共和国人より体格も大きく、言葉も荒い。

窓口の職員が前科者から脅されたと泣きついてきたし、これ以上の受け入れは止めた方が良いと進言しておこう。

だいたいあいつら、ペルサキスの統治を受けているくせに自分の名前も書けないのはどういうことなんだ?


(中略)


8月20日

新しい上司が来た。アルバートと我らが勇者の名前を名乗った。

本人だとして、帝国首都での戦いで見た姿とは違ったような気がする。

ともかく、ランカスター人の受け入れについて相談したい。

いずれこのままでは、この中央大平野は彼らの土地になってしまう。


――中央大平野、とある国境警備主任の日記 1年夏ごろ

  ※8/20で日記は終わっている。



本当に反省しています。

ユースさんに会わせてください。

もうお酒を飲ませたりはしないので。

もう寝ているところで服を脱がせたりはしないので。


――シェアト=アルフェラッツから宛先不明の手紙 1年ごろ

  ※検閲済:不許可 と赤いスタンプが押されている。

――紀元1年9月 ペルサキス王城



 権力の象徴たる白亜の城。

 その城門の前に馬車を止め、デュシス共和国の指導者の一人、セルジオスが降り立つ。

 門番に荷物を改められて武器を預け、先導の兵士の後ろを歩く。


「……さて、アレクシア女王陛下……何を考えているのだろうねぇ」


 アレクシアからの招待を、彼は大人しく受け入れた。

 彼女は書面上、同じ大陸でともに繁栄を目指す隣国の指導者として、彼のことを招いた。

 ただ彼は、その書面を全く信用しておらず。


「彼女が、私の想像通りの怪物なら。より厄介だが頼もしい人間だな」


 自分が強硬派を操り、ペルサキスに政治的対立を解消させようとしていること。

 そしていずれは大陸を……自分が信じる民主主義で統一された国家を作り上げること。

 その考えのどこまでを読んで、わざわざ呼びつけたのかと考えて。

 彼女を試すつもりで来ていた。


――応接室


 玉座ではなく、異国の調度品が並ぶ応接室。

 最早女王アレクシアの名が世界に伝わっていると誇示するように。

 王国の職人が作り上げたこの部屋は、異文化が入り混じりつつも完璧な調和の取れている空間。


「……嫌になるな。この国にいて、彼女の強さが見えない瞬間がない」


 待たされるセルジオスは、和泉国から贈られたという小さなからくりを弄りながら時間を潰す。

 頭に茶葉とお湯を入れてゼンマイを巻くと、手のひらから茶を出してくれるという人形に、彼は少し微笑んだ。


「イズミノクニ……だったか。魔法無しでこういうものを作るなんて、面白い国だなぁ」


 分解したら流石に怒られるよな。と考えていると扉が開き、アレクシア直属の召使いだろう、上等な着物を纏った壮年の女性が入ってくる。


「アレクシア陛下の御成です。ご起立を」


 彼女に促されて立ち上がると、かつかつと響く足音。

 きらきらと輝く白金の髪をなびかせ、最上級の絹のドレスを美しく着流したアレクシアが。


「セルジオス殿。ようこそペルサキス王国へ。どうぞお掛けになって」


 目もくらむほどの後光とともに入室してきた。


「女王陛下。こちらこそ、お招きいただき感謝いたします」


 彼は自然と頭を下げる。

 かつて帝国貴族だったから、皇帝の血筋への習性として頭を下げたわけではなく。

 凄まじい圧力に押さえつけられるように頭が下がり、自然と額から汗が落ちた。

 そして完全に固まった腰をなんとかソファに押し付けると、彼女は目の前に来て座る。


「よいしょ。セルジオス殿。昼食は?」


「ま、まだです」


「では用意させましょう。どれがよろしくて?」


 穏やかに微笑む彼女は、召使いから本を受け取って差し出す。

 セルジオスはそれを開き、びっしりと書かれた料理の品目に目を丸くした。


「……これほど、豊かな……」


「その辺の食堂で食べられるものは全て、ここでも食べられるようにしましたので」


 しれっと言う彼女。彼はこれだけのレシピを覚えさせられる料理長に若干同情しつつ、女王の好物フルコースと書かれたところを指さした。


「では、これで」


「それ、お酒ついてないんですのよ。アルフェラッツ産のワインも用意させておきましょうか」


「ありがたく存じます」


 和泉国風ピクルスに牛の尻肉のステーキ、エビフライ、川魚の丸焼きなどを中心とした、中心街の食堂では大食いチャレンジメニューとして提供されるそれを、何も知らないセルジオスは注文する。

 アレクシアはいつも食べているので気にもせず、彼のために食前酒を用意させた。


「では、わたくしも同じものを。今日は長いお話になりそうですわねぇ。セルジオス殿」


 ――和泉国風ピクルス


「随分肉厚な葉野菜ですね」


 シャキシャキとした野菜の食感が心地よい。

 夏の暑さに疲れたところで、この塩漬けはワインにも合うし美味いなと舌鼓を打つ。


「えぇ。東の果ての野菜だそうで。それで、今日招いた理由を、貴方は既に理解していそうですわ」


「勿論。こちらの内情を把握した女王陛下が、我々穏健派と協力しようというところだと」


「まぁ合格ですわね。内情が把握されているとわかった理由は?」


「さて、名前までは考えつきませんが……内通者が情報を流したことは想像に難くないでしょう」


 ふむ。とアレクシアは頷く。

 恐らく、シェアトに議事録を渡した内通者というのはセルジオス本人だと判断する。

 こいつはこの自分を試しているのだと理解して、彼女は苦笑いを隠した。


「国王が直接統治するより、内情が漏れやすいですからね。それは仕方のないことですわ」


「えぇ。ご理解頂いているようで。ただ勿論、女王陛下はもう少し進んだところで私を呼んだということを、私は理解していますよ」


「……なるほど。それでは前菜ですわ」


 ――うなぎの蒲焼


「……何の魚ですかこれは」


 串に刺された蒲焼を見て、セルジオスが目を丸くする。

 どうやって食べるのかわからず、とりあえずナイフとフォークを手に取ったところで、アレクシアが微笑んだ。


「イェールといいますわ。大河でたくさん取れるので、ペルサキスでは普通に食べられている大衆魚ですの。この醤油という調味料がものすごく合いますのよね。あぁ、わざわざ外さずに手で串を持ってどうぞ」


 そう言って、アレクシアは串を持って頬張る。

 セルジオスもそれに習って食いつくと、甘じょっぱいタレとふわふわした柔らかい身。

 思わず幸福感に包まれた彼は、口を滑らさないように気を引き締める。

 その様子を見た彼女は上品に口を拭うと、話を始めた。


「もう少し進んだところ、でしたわね。では一つ核心を突きましょう。貴方、対ペルサキス強硬派を操ってどうするつもりですの?」


 マズいな。そこまで来てたか。

 そう、セルジオスの背筋が凍る。

 あの議事録だけでそこまで読んだかと、一瞬目を閉じて。


「……あれは、我々穏健派としては頭の痛い方々。私は無関係ですが」


「冗談は止めたほうがよくてよ。勝っても負けてもいいように動ける政治家は、あの国には貴方だけですわ」


「買いかぶられておりますが、それほどの者ではございませんよ」


「どうだか。次はスープですわ。少し落ち着きましょう」


 完全にペースを握られて、セルジオスは息苦しさに襟を緩める。

 前菜でこれかと気を遠くして、運ばれてきた器の冷たさに心を落ち着かせようと努力した。


 ――芋の冷製ポタージュ


「冷たいスープとは。なかなか珍しいですね」


 なめらかな芋の舌触りと、鶏の骨を煮出したスープの旨味。

 冷たくて爽やかなのに優しい味だな。と彼もさっぱりとした口を拭う。


「えぇ。ランカスターで飲まれているものをアレンジしたものですわ」


 ランカスター、という言葉を強調した彼女。

 あぁ、アルバートのこともバレてるなと理解した彼は、言葉を返した。


「中央大平野に働きに来てくれて、彼らにはとても感謝していますよ」


「でしょうね。彼らは戦も上手いですから。よい指導者がいれば、我々への対抗手段にもなるでしょうし」


「……女王陛下は、戦がお望みで?」


「まさか。ただ、彼らは自分たちの国を欲しがっていますから、いつ牙を向くか分かりませんので。貴方方も中央大平野を盗られないよう、気をつけたほうがいいかもしれませんわね」


 アレクシアはまだ、アルバートが中央大平野の実権を全て握っているとは思っていない。

 ただセルジオスは、既にランカスター王国の再建予定地として奪われているそこを思い出して苦笑した。


「流石、あの地を治めているだけありますね。実際ランカスター人が少し増えすぎて、我々も困っています。強硬派は彼らを引き入れるべきだと叫んでいますが……どうなることやら」


 そして、自分を責任から遠ざける。

 アレクシアは軽く眉をひそめると、釘を差した。


「彼らがペルサキスに拳を振り上げるのならば、こちらは共和国に対してもまとめて宣戦布告しますわ。受け入れたのなら手綱はしっかりと握っておきなさい」


「……肝に銘じます」


 その釘を受け止めて、セルジオスは頭を下げる。

 下げられた彼女はしばらく彼の頭を見て何かを考えると、話を変えた。


「そろそろメイン一品目のエビフライでしてよ」


 ――エビフライ


 女王アレクシアの大好物として知られる揚げ物。

 一緒に添えられる、卵で作ったマヨネーズソースを付けて豪快にかぶりつく料理。

 材料には様々な種類のエビが使われるが、女王に出されるそれは海で水揚げされるひときわ大きな種類の、現代では女王エビと呼ばれる品種。


「あっづ!!」


 これを食べたことのないセルジオスが、中身の想像以上の熱さに小さく叫ぶ。

 アレクシアは笑うと、穏やかに告げた。


「外は冷えてるように見えても、中は熱々ですのよ」


 慌てて水を飲むセルジオス。

 その仕草に、完全に素が出たと考えたアレクシアは追い打ちをかけた。


「まるでランカスター人と同じですわねぇ。アルバートはどうでしたの?」 


「……さぁ、彼のことは知りませんが」


 ぴくっ、とフォークを持つ手が震える。

 アレクシアは完全に、自分の推理が全て当たっていることを確信した。

 そして、セルジオスにとっては絶望的な言葉を口に出す。


「とぼけても無駄でしてよ、セルジオス。中央大平野をアルバートに渡した貴方は、彼をどう見ましたの?」

 

 眼の前の女王は、自分がすべての元凶だと思っている。

 それを理解した彼は丁寧に口を拭い、その疑問に疑問を返した。


「全てわかった上で、私をここに呼んだのですか?」


 自分が、ランカスター人を引き入れたこと。

 彼らの指導者として立たせるためにアルバートと組んだこと。

 そして、彼らランカスターの民を、ペルサキス王国へ向ける尖兵としたこと。

 女王は全てセルジオスの仕業だと考えて招き、今この場で叩き伏せようとしている。

 それを理解して、彼の額に冷や汗が浮かぶ。


「当然ですわ」


「よくもまぁ、あんな少ない手がかりで」


 おみそれしました。とばかりに手を叩く。

 挑発的な仕草に少し苛ついた彼女は、少しだけ語気を荒らげた。


「舐めないことですわね。この世界に、わたくしと同格の政治家がいるとすれば貴方だけ。随分高く評価をしていますわね、わたくしときたら」


「光栄ですよ、女王陛下。……さて、私はこの食事が終わる前に殺されると言うわけですか」


 彼を高く評価したアレクシアは、行儀悪くナイフを向ける。

 大げさに手を挙げるセルジオスは諦めたようにため息をついて、降参だと首を振った。

 しかし彼女は少し考えると、彼にとっては意外な言葉を告げる。


「いいえ。貴方にはわたくしの亡き後もこの国を継続させるための役割を与えますわ」


「……おっしゃる言葉が、よく分かりませんが」


「民主主義というものは、意外とこの王国とは矛盾しないので」


 耳を疑ったセルジオスに、彼女は次々と言葉を投げる。

 既にペルサキス王国では民から指導者を選ぶための選挙が行われていること、その指導者たちが議会に参加し、強い影響力を持っていること。

 そのためにアレクシアとニキアスは教育に力を入れて、この国を背負う人材を作り出していること。

 資料とともに聞かされたその言葉の一つ一つを、セルジオスは噛み締めて。


「……女王陛下。私は……」


「売国奴になるつもりはない、でしょう? それならいい案がありましてよ」


 自分たちが考えている民主主義の、数段先を行っていると平伏し。

 しかしこのまま、ペルサキス王国に共和国を明け渡すことはできないと。

 我に返って首を振ろうとする彼に、更に彼女は餌を見せた。


「合衆国構想? なるほど」


 アストレア合衆国(仮称)、と表紙に書かれた書類。

 それをめくったセルジオスは、アレクシアの見る未来に感動していた。

 彼女の知る異世界で、最も強大な国家。それを真似して作られたこの世界の未来。

 食い入るように書類を握りしめて読んだ彼は、何度も頷いて。

 輝く瞳で顔を上げた。


「アレクシア女王陛下。この構想は私の見る未来に親しいものを感じます」


「でしょう? だから、味方にならないかと招いたのですわ」


 素直にそう言う彼に、彼女が返した甘い言葉。

 彼は少し考える素振りを見せて、喜んで応じた。


「私個人としては、お受けいたしましょう。ただ、共和国としては」


 しかし、共和国の政治家である以上。

 一線は引かなくてはならないと気を取り直すと、彼女は見通すように。


「ですから、貴方は元々共和国が負けてもいいように動いていたのでしょう?」


「……その通りでございます」


 今度は、ごまかすことができなかった。

 完全に敗北を認めて平伏する彼の頭の上から、アレクシアは彼女にとっての本題を告げる。


「ランカスター人を、この大陸の歴史から消すことに協力しなさい。彼らは貴方の敵になるでしょうから」


 それに対して、彼はもう迷いもなく。

 この女王に着いていくことこそが自分の理想だと確信した。


「喜んで。女王陛下」


 その後の会食は和やかに進んだ。

 次々と運ばれてくる料理がデザートに差し掛かる頃。

 セルジオスはその量に若干後悔しつつもベルトを緩めて、必死に食らいつく。

 一方涼しい顔をしたアレクシアは吸い込むように食べていく。

 やがて食事を終え、退席した女王を見送って。

 あまりに膨らんだ腹を撫でる彼は、食後のお茶を飲みながら一息ついた。


「満足だ。アレクシア女王陛下。私の期待以上の怪物だったな」


 彼女がペルサキスの統治に携わって、僅か数年。

 その前に留学していたことは聞いていたが、それを含めても十年も経っていない。

 自分は同じ時間を西側諸侯の盟主として過ごしていて、彼女のように豊かな国を作ることはできなかったと心から敗北を認めた。

 なにより彼女が自分に見せつけたのは、民を食べさせられる統治者こそが最も強いと言うことだろう。この腹がその証拠だと、ため息を漏らす。


「はぁ、完敗です。本当に、試そうとしていたことが烏滸がましい」


 清々しい表情のセルジオスは、久しぶりに感じた食後の幸福感で、うっかり居眠りを始めた。



――執務室



 会食から帰ってきたアレクシアに、ニキアスが笑いかける。


「どうだった?」


 それに対して、彼女は不敵に笑って。

 会食したことから全て自分の手のひらの上で転がったことを喜んだ。


「セルジオスなら問題なくてよ。やはり日常的に飢えてる方々は、いい食事をすると心が緩むようですわ」


「しっかし君も人が悪い……というか彼にとってはたらふく食えたんだし、まぁ善行ではあるのかな」


 ニキアスが笑う。

 セルジオスを懐柔するために、アレクシアはわざとペルサキスの実力をこれでもかと見せつけた。

 まず応接室に入れたのは、王国が外の世界と繋がっていると誇示し、彼の立場が下だと刷り込むため。

 次にメニュー表にわざわざ会談相手の女王の名前を入れて彼の視線を誘導し、女王のフルコースを選ばせ、料理の説明を繰り返すことで自然と自分が会話をリードする流れを作り出していた。


「と、いうわけで。役者としてわたくしのほうが上手でしたわね!」


「反則なんだよなぁ。フルコースなんて料理、元々君の作った文化じゃあないか」


 笑顔で拳を握るアレクシアに、ジト目のニキアスがぼやく。

 彼女のために作られたフルコースと言う文化。元々貧しい貴族のセルジオスからしたら、食欲に気を取られるのが普通だろう。

 正々堂々会談すれば恐らく頑なに割らなかった心中を、たった一回の食事で開かせたアレクシアに、ニキアスはずるいと言って称賛するしかなかった。


「彼の戦場で戦って、苦戦したくはなかったので。それで、彼の話をしましょう」


 いたずらっぽく笑う彼女が会食の様子を話すと、ニキアスは目を丸くした。 


「女王の好物フルコースを食べきったのか……街の食堂なら賞金出るじゃあないか」


「そこですの!?」


 大食いチャレンジを完遂したセルジオスにちょっと感動したニキアス。

 アレクシアが大げさな反応を返すと、彼は笑った。


「冗談だよ。あいつが味方ってのは胡散臭いけどねぇ……まぁ、政治的に対立しなきゃ心強いだろうな。むしろランカスターの連中との方が、本来あいつと相性悪いだろうし」


 セルジオスの事は信用できない。と断言した彼も、その手腕については認めている。

 それがとりあえず敵でないのなら、明確な敵はランカスター人だけだと狙いを定めた。

 そんな彼に、アレクシアは安堵のため息を付きつつ。


「ともかく、これで共和国の半分はこちらの味方。アルバートへの関与も明らかにしたので、あとはエリザベスを締め上げましょうか」


 そう言って、机に常備されている焼き菓子を一つ摘んだ。

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