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後書き

 いったん、ここで世界史を区切ろうと思います。ここまで読んできてくださった方には本当感謝しかありません。とはいえ、まだまだ世界史解説系は書き続けていくつもりです。本作の、分かりにくい、情報がまとまっていない、内容の深さがおぼつかない、と言った数多ある欠点をなんとかします。次はフランス史でもやりましょうか……神聖ローマ帝国史、ローマ帝国史もロマンがありますし、メキシコ史も……失礼。とはいえ、今度は本当に物語形式でやりましょうかねぇ。迷いますなぁ。


 さて、人類史のはじめと、古代メソポタミア史をここまで書いてきました。

 正直どちらも日本人には馴染みが薄い時代だったと思います。とはいえ人類史の他は最近関連書籍が増えてきたので、まだ馴染みがあるかもしれません。古代メソポタミア史なんて、まず世界史の授業くらいでしかやりません。日本史好きならもちろん、世界史好きですらあんまり興味を持たない方が多いです。

 イシン・ラルサ時代などは本当に知られていません。私より遥かに歴史に詳しく、歴史系動画を投稿している方にすら、「え、いつの話?」と言われてしまう悲しい時代です。かくいう私も、本作を書くために勉強するまで名前すら知りませんでした。世界史好きですら詳細までは興味を持ちにくい、どちらかというと考古学の時代。それが古代メソポタミアでした。

 何故イシン・ラルサ時代が、古代メソポタミアが歴史好きに注目されないのでしょう。私の勝手な考えでは、神話ばかりで、史実性のある歴史ドラマがない時代だからだと思います。日本・中国の戦国時代や、中近世のヨーロッパ、近代戦史……どれも英雄的な活躍をした偉人がいて、激しい戦争や技術革新があり、今もその痕跡がよく分かります。

 しかしこの時代について調べるうちに、私の認識は一変しました。知らなかっただけで、古代メソポタミアにはハラハラするような歴史がありました。中央集権的な社会システムと、地元の伝統的統治システムが共存する特色ある専制社会がありました。数ある都市国家が凌ぎを削りあう、各国の戦国時代に勝るとも劣らない戦乱の時代がありました。そして何より、現代私たちが何気なく使っている記数法、曜日、社会制度の大元は古代メソポタミアで形作られたのです。

 勿論、やや遅れて南北アメリカにも先進的な文明が現れます。そして独自の社会を築き上げ、ユーラシア大陸に匹敵する群雄割拠の時代を形作りました。しかしユーラシア大陸にある文明はすべて、メソポタミアの影響を受けて成長しました。そして南北アメリカの文明は崩壊し、その痕跡は殆ど残っていません。

 ふとカレンダーを見た時、数式を書いた時、古代メソポタミア時代に思いを馳せる—— 流石にそれはヤバいやつかもしれませんが、ほんの少しでも「遥か昔の、今とは関係ない話」という感覚を払拭できたのなら幸いです。

 最後に訳の分からないことを書き綴りましたが、一応、一旦、完結です。ありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 完結おめでとうございます (`・ω・´)ゞ~♪
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