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はじめに 〜巨人の肩の上に立つ〜

2020/3/25・大幅改変しました。

「はじめに」

 学校ので受ける歴史の授業は、生徒たちに、歴史を暗記ばかりでよく分からないモノと思わせがちです。一面でこれは事実です。偶然が重なった因果関係の見出せない結果や、なんかそんなものがあったことしかわからない事だって沢山あります。しかしそれでも、当時の出来事一つ一つにドラマがあり、当時の人物一人一人に野望や願いがあったことは、たとえ中身が分からなくとも事実です。そして歴史とは本来、そうした人類の歩みから今の教訓を見つけ出そうとする学問です。目の前のテストの点数には直接繋がらないかもしれません。しかし歴史の面白さを知り、楽しむことができれば、未来のテストの点数は遥かに良くなっているでしょう。そして今見ている景色が、家族が、考え方が、習慣が、決して当たり前に存在しているわけではないことが分かります。まぁ根拠は私の体験しかありませんので、信憑性はないに等しいですが。(^^;)

 歴史はあらゆる学問の指標です。学問の始祖は哲学ですが、その哲学にも歴史がありました。そして文学、数学、物理学、音楽、その他いかなる学問にも「〜史」とつけることができます。そして学問は全て、先人の積み重ねてきた歴史があってこそ成り立つものです。「巨人の肩の上に立つ」とは、シャルトルのベルナールの言葉です。今貴方が知っていること、見たこと、考え得ることは全て、積み重ねられてきた歴史という巨人の肩に乗っているからこそ見えたものです。学校で習うことは勿論、本能や人間の仕組みですら、遡れば偉大なる先人たる微生物、そしてアミノ酸、水素にナトリウム、やがてはビックバンから積み重ねられたものでしょう。まぁここまで書くとロマン的すぎるかもしれません。しかし私たちがこんなにもいろいろな景色を楽しめるのは、先人の積み重ねがあってこそです。そして私たちもやがて、偉大なる先人の一人となっていくのです。そして先人の知識を学ぶことは、自分の立っている巨人を育ててることに他なりません。より高いところから、より遠くを見たいのならば、歴史を学んで後悔はしないでしょう。

 とはいえ高すぎても何も見えないので、、統計学とか物理学とか、顕微鏡持ちの巨人のお世話になる必要もあります。ってかこっちの方が実用性はありますが。(おい)

  


「本作の構成」

 本作は、分野毎に章を分け、その内で①本文②年表③小学生でもわかるまとめ、の三分構成とします。比率は本文が最も大きくなる予定です。

 本文の構成は、基本的には時系列に沿った物語調となります。出来事や政治の動きが中心となり、文化、芸術については年表で補足を加える形になるかもしれません。また「と思われる」「推測できる」とあって、なおかつ参考文献が記載されていない場合、年代を除いては個人の意見です。ご留意ください。年代を除く理由に関しては、参考文献一覧に記述しております。

 年表は、正確と考えられるデータとそうでないデータを判別可能にした上で、章に関連する出来事を並べます。


 本作ではタイトル及び年表では半角アラビア数字を用い、本文中では漢数字を用います。

 括弧の使い分けは以下の通りです。「」は強調及び短めの引用。『』は諸所の著作、文献の名称。()は注記表示。


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