察してほしい。
「きみに僕の気持ちなんてわからないよ」
そういって離れていく貴男。
放り出された私の気持ちを貴男はわかるの?
いいえ、いいえ。わかってもらおうなんて考えていない。
自己が崩壊するのを防ぎたいというだけ。
誰かに否定されたら、捨ててしまいそうだから。
小さな小さな存在、それが私達。
小さいから大きく見せたい、それが貴男。
小さいけれど気にしない、それが私。
違う存在だから、相容れない。
それが今日の、これからの私達。
「ねぇもし私が理解していたら」
きっと違う”私”になっていたのよ?
それでも貴男は、私を拒むの?
貴男は”私”を愛せてしまうの?
変の定義って何ぞ。れんです。
よく変って言われますが、どこがと訊いてもまともな応えがないです。
平凡と異端の違いって何とはっきり言えないのなら、何も言わなければ誰も傷つかないのになぁ、と思っている今日この頃です。
その考えをなぜ恋愛チックに書いたのか、自分でも謎です(笑)。