プロローグ~ある黒いフクロウの疑問~
初めてなので読みにくい場面が多々あると思います。
なので温かい目で見てもらえると・・・。
カチリ、カチリ・・・
「過去の自分をこれ程憎んだことは無いわ・・」
そう言いながら何の感情も出さない女は時計を一瞥し、ため息をつく。
「まさかつまらないオチが待ってないわよねぇ」
女が言う「つまらない」の意味を知る者はいないであろう。
「ま、その方が楽だけれどね。
しょうがない、言って確認しましょうか」
何処へ行こうとしているのか。
何せこの部屋にはおとぎ話に出てくるような大きな鏡と古く埃のかぶった本棚、そして茶色い歪な形をした時計しかなく、ドアがなければ窓もない。
普通の人間ならば出ようにも出られない状況なのだ。
「あぁ、それにしても面倒だわ」
何の感情も出さなかった顔がやっと少しだけ感情を出した。
だが、その感情の名は「嫌悪」だ。
二回目のため息をつき、女は鏡の前に移動したが、何か悩むように首を傾げて呟く。
「久しぶりに行くから合い言葉を忘れちゃったみたいね。
何だったかしら・・?」
女は妙なことを言った。
鏡の前で女の言う、合い言葉を言えば何処かに行けるというおかしなことを実現しようと言うのだろうか。
信じられない・・・が、この密閉された部屋に女がいる時点でもうおかしなことが実現している。
信じざるを得ない状況だ。
そう言えばこの女は何処から入ってきたのだろうか?
この部屋にすでに入っている私が言えたことじゃないが。
「そうだ、思いだしたわ。
──────── 。」
この部屋から人間はいなくなった。
(ある黒いフクロウの疑問)
この雰囲気はプロローグ以外ではで基本的にない・・・と思います。
というか正直この雰囲気にしようと思うとかなり気力使ってしんど・・・ごほん。
なので次の次くらいからは段々ギャグが混じってくるかと・・。




