表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

株式会社このミステリーがヒドい!大賞

作者: 外天ハク
掲載日:2026/04/05

株式会社このミステリーがヒドい!代表取締役社長


剣舞つるぎまいは、あるミステリーに遭遇して


いた。その額には汗が滲み頬を滴ろうとしていた



剣舞は、根っからの文章屋である。小学校の時に


図書委員になったのをきっかけに読書好きになり


早々に文芸サークル「ソード・ダンス」を立ち上


げた。当初は、無難に会報誌を発行していたが、


時代の流れに合わせいつしか舞台は、ネット上へ


移って行った


中学高校と進学するにつれいつしかから読み手


から書き手となり作品を発表する様になってい


った。サークルも規模が増し会員収入が増え始


めたタイミングでサークルから法人格へ変更


社名はサークルの目玉企画にもなっていて、


愛着も産まれていた、このミステリーがヒド


い!とした


法人へした時点で目玉企画を社会での募集に


まで拡大。が一方に応募者は増えなかった


ところが某有名ミステリー作家が応募した回


を堺に応募者は爆発的に増えモノホン企画


このミステリーが凄い!大賞に迫る規模まで


育ったのである


そして第100回記念の開催である。応募者


は年々増え直近では5000人以上の力作が


届くまでに成長。この記念回を契機に法人と


しても成長へのステップにしようと目論んで


いた矢先のミステリーである



作品募集を開始したのに届かないのである


今までは開始を告知した翌日には、郵便局


配達員がそれこそサンタの様に沢山の投稿


作品封筒が詰まった袋を背に来社してたの


にである。募集開始3日目にして0通。他


の郵便物は届いているので郵便事故でも無


さそうだし。では他に何が原因!?剣舞は


気をもんでいた。そこへ郵便局まで確認し


に行っていたスタッフが戻ってきた


「社長、ウチへの投稿作品は本当に届い


てないとの事でした」


その言葉に落胆する前に募集告知をした


会社のホームページアクセス解析を確認


した。アクセス自体は、今まで通りだっ


た。これまでの開催直前同等のアクセス


があり問題も無さそうだった。ならば他


に原因が?


手としては、毎回応募してくれる常連


作家へ確認する手は有る。だが不自然だ


出版社から何故今回応募されないのです


か?連絡なんて普通じゃないし怪しいし


あり得ない。となるともうお手上げか?


100回記念に気後れとか?応募しても


ちっとも当選しないから諦めたとか?そ


うだとしても一斉に全員が息を合わせて


応募を辞めるなんて事が起きるだろうか


いやSNSが発展した現代ソコで足並み


を揃えよと思えば不可能では無いかも


知れない。でもそんなコトに時間費す


意味(もしくは馬鹿)いる?それとも


それとも本家このミステリーが凄い!


開催会社の策略、陰謀、妨害工作とか


ミステリー作品こそ執筆してきた剣舞


もリアルなミステリーに遭遇したのは


初めてでアタフタするしかなかった


これを基に次回以降も応募者0だった


ら会社の存続さえ危ぶまれる。趣味


を仕事にし会社にまでした今までの


自分の犠牲や汗や努力が一瞬にして


無くなるのを想像しただけで恐怖に


身が震えた。どうしよ!どうしよ!


何でよ何で応募者0なのよ。ウチら


何かした!?誰かに恨みを買う事を


した!?思い出したくても思い出せ


ないのは何故!?そんな事してない


から?それとも悪い記憶だけ消えて


ゆく人間本来の機能のせいで思い


出せないだけ!?このミステリーが


ヒドい!ならぬ、このミステリー


が怖い!第100回記念回になっ


てしまった


落ち着け、落ち着くんだ自分


もう一度冷静になろう。そこに


解決する鍵がある筈よ。まず何


から始める。多媒体へ出稿した募


集開始広告からのチェックね。ス


タッフ総出で確認する。タイトル


募集期日、募集開始及び締切日に


間違えが無いか丁寧にチェック


無い。誤字脱字一文字無い。なら


出稿後の誤字脱字とか?そんな可能


性も無くは無さそうな気がしてきた


所詮作業してるのは人間なんだから


ミスったっておかしくないわ。ス


タッフ全員を街へ雑誌媒体等の広


告チェックへ派遣した。事務所は


静けさを取り戻していた。さて私


に出来る事もきっとあるわ。改め


て自社ホームページをチェックす

る事にした








募集開始日、令和9年4月5日


来年4月からになってる・・・


ホームページ製作者は、誰でも


無いまさしく自分!何かホッとした


自分と自責を痛感する自分の板挟み


になる思いで令和8年今年に修正


アップロードした。ホームページの


ニュース欄、公式SNSにも誤字脱


字に対する謝罪文を掲載した


スタッフの皆ごめん!全部私のせい!



この日の夜に謝罪飲み会を開きスタ


ッフ全員への特別報酬支給を発表した



後日より例のごとく郵便局員がバカで


かい袋を担ぎ連日の様に会社へやって


来たのは言うまでもない



今回の騒動を私自身がまとめた作品を


このミステリーがヒドい!大賞へ応募、


第三者審査員に批評された結果は、


また別の話だ。




人生初のミステリー作品。素人ですからミステリーレベルもこんなもんです・・・・

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ