3:評価してみた結果
100作品を読んで評価し終わったので、さっそく気になるところをまとめていきます。
ここで念のためにもう一度繰り返しておきますが、これはあくまでも私の好みに合わせた、非常に主観的な評価がもとになっています。
男性向けの作品よりも女性向けの作品の方が高評価。
恋愛要素が少ないものよりも多いものの方が高評価。
なので、私がつけた点数が低くても、他の人が見たら面白いという作品はいっぱいあります。
そのあたり、ご了承いただけると幸いです。
それでは、いろいろと発表していきますね。
まず、目を通した100作品を総合ポイント別に分けてみます。
この総合ポイントは、私が作品を読み終わった時点のものになります。
0~99ptが27作品。
100~999ptが40作品。
1000~2999ptが12作品。
3000pt~が21作品。
100~999ptの作品が多いです。
予想していたよりも、0~99ptの作品は少なかったです。
そういえば、この100作品には女性向けではない作品も混じっているんですよね。
ちょっと気になったので、私が女性向けではないと感じた作品がどれくらいあったのか、その数も調べてみました。
0~99ptが17作品。
100~999ptが10作品。
1000~2999ptが0作品。
3000pt~が2作品。
女性向けではない作品は0~99ptに集中しています。
こういう作品は、とりあえず今開催されているコンテストのタグをたくさんつけているパターンが多かったです。
女性向けの作品が読みたい人は、コンテストのタグがいっぱいの作品は避けた方が無難みたいです。
次に、評価点についてまとめてみます。
評価基準はこの4つでした。
1.『読みやすいか』
2.『キャラは魅力的か』
3.『起承転結があるか(クライマックスで一番盛り上がっているか)』
4.『読後に満足感があるか』
それぞれ5点満点、合計20点満点です。
3点を「普通」として、好みに合えば加点、合わなければ減点していきました。
今回は本屋さんや図書館に置いてある本だと仮定して点数をつけるなら、という気持ちで判定したので、かなり厳しめの点数になっています。
12点以上の作品は、普通に本屋さんや図書館に置いてありそうなイメージ。
15点以上の作品は、書籍になったら買いたいなというイメージです。
100作品全体の評価点の平均は、『9.1』点でした。
ちなみに、女性向けの作品に絞って評価点の平均を出してみると、『11.2』点。
そう、女性向けの作品は、もう少し質が上がれば普通に本屋さんや図書館に置いてあってもおかしくないと感じるものがけっこう多かったんです。
まあ、あくまでも私(素人)の主観的な評価をもとにしているので、全然当てにはなりませんが。
それから、総合ポイント別に評価点の平均を出してみると。
0~99ptが『5.4』点。
100~999ptが『10.2』点。
1000~2999ptが『12.1』点。
3000pt~が『10.6』点。
総合ポイントが1000pt~2999ptのところが一番高くなってました。
これはちょっと意外。
なんというか、これはもう完全に好みの問題でしょうね。
総合ポイントが高いものは私の好みに合わないことが多いので、こうなってしまっただけだと思われます。
ちなみに女性向け作品だけに絞って、評価点の平均を出してみると。
0~99ptが『8.7』点。
100~999ptが『11.7』点。
1000~2999ptが『12.1』点。
3000pt~が『11.1』点。
女性向け作品のみに絞ると、100pt~999ptの作品も充分面白いみたいですね。
いや、充分面白いどころか3000pt以上の作品よりも上?
どうやら私の好みの作品は100pt~2999ptのところに固まっているみたいです。
知らなかった!
ポイントが高い作品は、残念ながら私の好みに合わないものが多い……。
でも、高ポイント作品にはちゃんとポイントが高くなるだけの理由があるみたいです。
100作品も目を通していたら、なんとなくその理由が見えてきました。
というわけで、次は『高ポイント作品の特徴』について、ちょっと詳しく書いてみようと思います。