1話 転生!やった~!
初投稿、初文章なので色々拙いですが楽しんで読んでいただけると幸いです。
「ぅん~…ふぁ~っ」
(良く寝たな~、…あれ? なんで森の中で寝てるんだ? ……確か昨日は…って考えてるあったら隠れるか木に登らないと熊とかに襲われるかもしれん…、一先ず近くの木に登るか。)
「んっちょ…っと?」
(手…が…ちいさ…い? ってかまんま子供の手だ…。)
「いやいや」
(…おっとまずは考える前に木に登ろう、うん。)
そう考えながら一番近くに在った木によじ登る。
「んっしょ、んっしょ」
「ふ~」
(木を登るだけで疲れ果てそう、とは言え疲れてる場合じゃないな、まずは現状の把握が最優先だな、って遭難関連の本で書いてたな。)
一つ、〈なぜ森の中で目を覚ましたのか〉そもそも俺は仕事から帰って疲れ果ててたから着替えもしないで寝たはず…布団の上かは憶えてないけど。
二つ、〈子供の体になってる?戻ってる?〉前髪が黒いから戻ってる可能性は高いな、後もしかしたらって可能性だけど、俺異世界に来てたりして…いやいやまだ分からん、過去かもしれないしただ夢見てるだけかもしれないし、まだ…そうまだ分からないよな?。
三つ、〈ここはどこ?〉これはある意味二つ目と同じになるのかな? ただ場所が俺の寝ていた場所なら過去かあるいは未来って事になるけど…さすがに俺の部屋はこんな山奥じゃない、だって就職で都会に住んでるからな。
(と、今現在3個不明点が有るんだけど…異世界に来たんなら最高に嬉しんだけど! なんでかって? ふふふ異世界物を読み漁って居た俺はやっぱり憧れるよな~、まだ確定じゃないけどね、確かめる為にも異世界物の定番! 試してみよう! まずはステータスと唱えたら見れるかも?。)
「しゅてぇーたしゅ…みえぇにゃい」
しゅてぇーたしゅっと唱えるが何も起こらない。
(忘れてた! 子供の体になってるんだった! しかも呂律が怪しい…大体3歳ぐらいか? 立つ時も変な感じだったし…発音が正しくないとステータスが見れないとか有り得るな。)
木の上で器用に落ち込む。
(それ以前に本当に異世界かも分からないんだった。)
「どうちたものか」
木の上で組めない腕を組み、首を傾げるが様にならずただ可愛いだけである。
(一先ず俺の名前は出雲 弥伊29歳と16カ月男性で未婚者、絶賛彼女募集中だったはず、…決して30歳などではない、まだ20代だ! そうまだ三十路じゃないからお兄さんだ!。)
(うん、記憶は問題ないな、年齢は気にしてはいけない、何故なら若返ってるからだ! …取り敢えず木の上から分かる事は無いかな? 見渡しても木に草に木に木になんかの実が付いてる木に名前も知らない花に…、生き物が見えないんですが大丈夫ですかね? 何か思いもよらない事が起こってませんよね? ここが地球の何処かの山奥なら何かしらの鳥が居る筈だよね? …なぜだろうすっごく不安なんですけど! なんでも良いから鳴いてくれませんか!?。)
「と、とりあえじゅ、もちもにょかくにちよう」
焦りながら服を見てズボンの右に有るポケットに手を入れて探る。
(服は、ん~洋服だけど時代的には中世っぽいな、よくゲームの村人Aって感じの子供服だな、ポケットの中は…小石にスロットゲームのコインみたいなのとなんかの骨〈鶏の大腿骨の様な〉、骨ってなんで持ってんだよ!。)
(使えそうなのは、コインと小石ぐらいだな、てかなんの骨か分からないのはポイしましょう。)
(結構考えてる時間長かったけど、生き物や人が来る気配すらないんですが…もしかしたらここが地球以外で別の親が俺を捨てて行ったのかもしれないな、ここで助けを待つのは得策ではないかもしれないな、……仕方ない降りて移動しながら考えよう。)
初投稿は3話分投稿しますが今後は1週間~2週間ぐらいのペースで投稿すると思います。
できるだけ早くは投稿しますがなにぶん初文章で書いてるので色々調べながら書いたりしてるので、遅れてしまったら申し訳ないです。
後誤字脱字語弊などの報告も有ると嬉しいです、感想は大歓迎です!。
2021年3月28日追加
感想で“幼体で木に上るのは無理では?”っと書かれていたので一応ここに書いておきます。
まず第一にこれはファンタジーですっと言っておきましょう、それと主人公は異世界に来た理由も原因も分かり切っていないうえにただの幼児ではありません、成人男性が転生して幼児になっているのです。それらを踏まえていただけると助かります。