14話『現れるレズ異端審問官』
「んンン~……この中にィ……可愛い可愛い俺様の美月ちゃんの、あろうことか破廉恥な姿を盗撮しようとした奴がいまァす」
お腹空いた。アタシは椅子に座ったまま縛られていて頭領の詰問を受けているけど、そんなこととは関係ないぐらいにお腹が空いていた。空腹を紛らわせるものなんてこの世にあるんだろうか。
アタシの隣には警備会社の上司と、全然関係ない(関連会社らしいけど)どこかのおじさん達が似たような姿で縛られ、目の前には覆面を被った筋骨隆々の中年男性……頭領がいる。
頭領というのは通称で、この根津さんは大きな複合企業を経営しているトップで、社長とかより上の立場ということでそう呼ばれているらしい。警備会社やら製薬会社やら病院やら、建機に土木に飲食店なんかのトップが農家ってのも妙な話だけど。
それにしてもお腹が空いた。
「お前やろッッ!」
「ちょっ、ご、誤解ですよ頭領! 盗撮じゃなくて盗聴で! っていうか瀬尾クンが解除した挙げ句にドラマCDまで流されたし!」
「そうです! 私らはただ、既成事実の証拠さえゲットできれば瀬尾クンに責任取らせてハッピーエンドとか思ってただけで!」
「盗聴器壊された際の念のために確認要員として屋根裏に潜ませてたのは女性社員を選びましたし!」
お腹空いた。
その屋根裏に忍んでいた女性社員というのがアタシなわけだけど、上司に無理やり特別手当を貰って手伝わされただけなので何も言うことはない。
話は単純だった。奥多摩動物公園への道中に、系列会社のラブホがあることに気づいた一部の急進派は、瀬尾さんと美月さんがそこに出かけるのが確認されたら連絡が行きあって追跡。公園にいるうちにガソリンをいい具合に抜いておき、ラブホの店長と結託して泊まらせた。
後は若い男女がチョメチョメして関係が進むという……まあどうでもいいか。実際は何も起こらなかったし。お腹空いた。
「うるせェィや! てめえらのお粗末な作戦で、美月と瀬尾クゥンをくっつけようと画策してるのが変にバレたらどうすんだ! つーか黒幕が俺様だと思われるんだからな! 美月に! 怒られるだろうが!」
確かに。
ただの社員役員が頭領の身内相手にやるにはキモいぐらいの工作っぷりではある。
だがこの根津グループでは経営者や役員たちの繋がりは殆ど身内といってもいいぐらいに強いし、ほぼ親戚のようなものだ。
婚姻のみならず養子縁組、はたまた今どきは珍しい義兄弟の契りみたいな関係ばっかりだ。特に根津グループは学校も経営してるので、そこの同級生や先輩後輩OBなんかの関係で兄弟同然といった感じになるらしい。
アタシこと鮫島家も、遠い親戚ではあるようだ。
「おめえもだ唯鈴! よりにもよって姉ちゃんのベッドシーンをサポートしようとしやがって!」
「うぎゃああああ! 娘虐待だ! DVだァー! 私は万年未通女の後押しをしただけなのにー!」
逆さ吊るしになってるのは頭領の娘で、美月さんの妹の唯鈴さん。彼女の計画で他の人も手伝っていたみたいだ。
当日はラブホの受付に潜んでいてほくそ笑んでいた。
お腹空いた。
「だっておかしいですよ瀬尾クン! 美月ちゃんとあそこまで接近しててなんでくっつかないんですか! チンコついてるんですか!」
お腹空いた。
「うーむ、俺様が昔にショタちんちんを突っつきすぎてエンドオブ男性器略してEDになっちまったとか……?」
「あっでも個室ビデオ屋に最近入ってました」
「なんなのあの野郎」
お腹空いた。
「それはそうと頭領いいんですか? 瀬尾クン、後輩のレズっ子とも仲いいみたいですよ。取られちゃいますよ」
「んん~……俺様としては超可愛い娘が早く結婚して欲しいところなんだが、そういった微妙に複雑な関係はこじれるのを見てニヤニヤしていたい気持ちも大いにあるわけで……」
おなかすいた。
「ともかく! 無闇矢鱈の手出しは厳禁だ! 少なくともやるときは俺様が計画して弄り回す! わかったなァい!」
「ふっ……しかし頭領。我らは急進派の中でも一番の格下」
「我らが破れても第二第三の刺客が……」
「むしろ美月さん保守派の瀬尾クン暗殺部隊が心配だよね」
オナカスイタ。
「はァーい反省しねえお前らには火遁の術を実践して貰いまーす」
「止めてくださいよ頭領!? 縛り付けた自分らの周りにガソリン(根津新潟油田産)撒くのは火遁でもなんでもないですよ!」
「大脱出かヤクザの処刑だ!」
「うるせェい! 俺様の爺さんなんて、東京大空襲で町中焼けまくってるのに火遁の訓練だとか言ってはしゃいで大火事の中走り回って遊んでたんだぞ! ガソリンくらいなんだ!」
「人間じゃないですよね!?」
「まあ、はしゃいでたら通りすがりの天狗っぽい男から不謹慎な遊びをするなとぶん殴られたとか言ってたけどよ」
「人外が更に現れた!?」
「大体てめえらの所業を知ったらうちのクソオヤジがマジギレして、忍び装束で『LOVEサバイバー』歌いながらエントリーしてマキビシランチャー打ち込んでくるんだから火葬ぐらいマシだ!」
「この頭領一族の男、怪人しかいねええええ!」
オナカスイタオナカスイタオナカスイタオナカスイタ。
「……」
「……」
「……」
「ね、ねーえ? オタクの新入社員のお姉ちゃん、超尖った歯をガチガチ言わせまくってて超怖いんですけど……」
「ま、不味い! 鮫島くんの禁断症状だ! 頭領! 急いでなにか食べ物を与えないとドメスティックビーストモードに!」
「ううううー」
「ほら! 唸り始めた! 頭領! なにか食べ物!」
「ええっとォ……ほらコイツらしばくために持ってきた、うちの畑で採れたてのゴボウだぞーォ」
オナカスイタアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
「ぎゃああああああ! お、お、俺様の腕ごとイカれたァァァァ!! ヒィー!」
「うわー頭領が食われてるけど縛られてるから手出しできなーい」
「頑張れー頭領ーもっと食べ物をやるんだー」
「超いてええええ!」
……あんまりおいしくないなあ。
この後みんなでバーベキューをしました。おいしかったです。
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抱きつき症候群。この厄介な病名の病気を癒やすのはゾナハ病よりは簡単だ。男に抱きつけばただちに痛みは消える。
確かに恥ずかしいとか問題はあろうが、余程の事情が無い限り周辺に男が存在しない環境も少ない。いざとなれば恥を忍んで通行人に頼むことだって、命がけなら考えるべきだ。
危険なのはそれこそ一人で遭難するとか監禁されるとかそういった状況で、それは日頃から注意が必要である。この病気に罹っているときにジャングルの探検とかは控えたほうがいいだろう。
なのだけれど、
「私、先輩以外に抱きつくぐらいなら死を選びますからね! あっでも勘違いしないでよね先輩にも本当は抱きつきたくなんか無いんだからねツーン!」
「一周回って若干以前よりそれっぽくはなった気がするが……」
後輩はそんな事を言いやがる。だってレズだもの。男嫌いだもの。
どうしても治療に僕を使うという強い意志を持ってやがる……
しかしながら生活リズムを合わせるとはいえ、昨日のように突発的に合流できないことも考えられた。
「どうします美月さん」
「成次くんが居なくてもう本当にどうしようもなくなったら、おばちゃんが汝鳥ちゃん気絶させて治療してくれる人に抱きつかせるよ」
それぐらいしないと駄目とは面倒なことだ……
「なんだったら汝鳥ちゃん、病気が治るまで休暇でも全然良いんだけど……」
「いえ! それはできません! 働かざる者食うべからず! そもそも私が営業仕事取ってこないと先輩なんて先輩ですからね!」
「どういう意味だよ……」
とまあ、患者も外に行きたがっているという。
この病気の厄介なところは治療期間が長いことだ。早くて一ヶ月だが、遅ければ何年にもなる。
「なので念のためにお互いの携帯の位置がわかるアプリを入れておこうか」
「まるで子供を守るためみたいだね……あ、一応おばちゃんの携帯も入れておこう? いざというとき二人を迎えに行ったりしないといけないかもしれないから」
「わかりました」
「仲間はずれみたいで寂しいし」
「大丈夫ですよ美月すわああああん! 私、仕事先から常に美月さんの位置を監視して癒やされますから!!」
「こういうストーカー目的で使うやつも居るんだよなあこれ」
ただし携帯だとバッテリー切れになる恐れがあるので、予備バッテリーも二人に渡しておく。
「この予備バッテリー、緊急時は交換しないでもスイッチいれると登録された信号を発信して位置がわかるようになってるので。もし携帯が壊れたとかなったらそっちを使うようにするんだぞ後輩」
「せ、先輩が先輩っぽい気遣いをしている……」
「成次くんは優しいからねぃ」
「か、勘違いしないでよね! 後輩を倒すのはこの僕だから手を貸してるだけなんだからね! ツーン」
「キモっ」
「はたくぞ!」
「キャー! 先輩がいじめに来るー! 美月さん助けてー!」
「うふふふふ」
おちゃらけたように美月さんの後ろに隠れる後輩。おのれ。
しかし昨日からなんかこう、後輩に対して妙な違和感が。まあ、深刻なことじゃないとは思うのだけれど。
ともかくこうしてお互いの位置を確認する生活が始まった。なんかこう、距離近いなあ僕たち……
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平日なので真面目に仕事に精を出す。DOOMはやっても尽きることはない。ネットにはDOOMを改造したゲームが無数に存在し、今この瞬間にも新作が公開されている。
違う。仕事だった。つい脇に逸れる。だがこの前に後輩が持ってきた仕事は既に出来上がりつつある。納期までは余裕がありまくる。最大環境で55人分のプログラマー力がある僕だけど、まあこのオフィスの環境でも5.5人分ぐらいには働けるからだ。
土日でじっくりコードを寝かせておいたかいもあった。コードを打ち込んだら一晩二晩寝かせることで熟成し、コード味が染み込んで上手い具合に動くようになることがままある。
確かにこういった仕事は後輩が取ってこないと、僕では営業に出ても碌に結果が出せないだろう。適材適所。そう考えよう。
ふと、携帯で後輩の位置を確認する。オフィス街を移動中だった。GPSの誤差は約5m以内。マップには周辺の建物情報も表れるようになっている。
プライバシーが無いようだが、やむを得ない処置だ。そして後輩は──ええと、マイクロビキニの女性店員が接客してくれる飲食店に入っていった。バカか。
ついでに美月さんも確認する。朝から位置は変わっていない。オフィスからやや離れた土地にて採掘をしているらしい。
「採掘……」
今まで疑問には思っても深く考えようとしなかったのだけれど、採掘ってなんだ。
航空写真を表示させると、オフィスから若干離れたところに空き地がある。検索。根津ファームの土地だ。航空写真やストリートビューを所得。周囲に工事中のビニールカバーを張って中で作業をしているようで詳細はわからない。
まさか町中で油田や鉱脈を探っているわけではないだろうけれど……
そもそも多くの場合、所有している土地でそれらの地下資源が発見されても個人の物にはならないはずだ。確か土地の権利は地下5m程度ぐらいまでしかない。上手く地下資源を手に入れるにはそれこそ国と交渉できる財閥レベルの……いやまあ、美月さんの実家はその条件に合致してるけど。あの家、新潟に油田まで持ってるし。
気にしても仕方がないことではある。油や温泉が出たところで、僕にできるのはプログラムを組むことだけだ。そのうち美月さんが話してくれるかもしれないし。
さて。お昼ご飯の買い出しにでも行くかな。今日は腸詰め入りハンバーグだ。ひき肉の中にスモーキーで歯ごたえの良い部分が混じって結構美味いはず。作ったことはない。
腸詰め入りハンバーグの評判は良かった。腸詰めを絡ませれば僕は料理スキルが三段階ぐらいランクアップする。逆にそれ以外は微妙だ。
食後の抱きつきタイムになった。
「私が抱きつくより先輩を抱きつかせた方が優位に立っている感じがするのではないだろうか」
「どういう理屈だ……」
「アイハブハイグラアアアアンド! 地の利を得たぞ!」
さっぱり理解できなかったけれどもウザ後輩はソファーに座ってる僕の膝に乗ってきた。こいつの背中が僕の腹に当たる。
なんだろうかこの格好……二人羽織? これでこいつが重たかったら問答無用でどかしたいのだが、小柄だからまだいいのか。
「これならテレビも楽々見れる! ちょっと生暖かい椅子だと思えばそこまで問題もない! 天才的発想!」
「パシャー☆ パシャー☆」
「美月さんがメッチャ撮影してるし……」
しかしながらこいつも抱きつきに嫌悪感が少なくなってきて驚きだ。まあ、もう二十回ぐらいもやってるから仕方ないのだろうか? 注射が嫌いな人だって毎日三回もやってれば多分数日で慣れるだろうと思うし。
満足した美月さんもソファーの隣に座り、テレビを見る。
お昼の情報番組『レズナンデス』がやっている。出演者が女性だけで、街ブラしたりテーマパークに行ったりするだけの毒気がない番組で、男性視聴者にも人気がある。
「ハァー! 癒やされるなあレズナンデス! もうタイトルが直球でいいですよね!」
「営業でレズのフリをするのってその手の団体に怒られたりしないんだろうか」
「このタレントたちは皆ガチレズなんですけど! ネットでそう書かれてた! 美しい女性同士の世界……!」
「既婚者いるだろこのタレントたち……」
「ところで美月さんは好きな女性タレント居ます?」
「えーと、マツコデラックスさん」
『そいつ男だよ!』
「ええっ!? そうなの!? おばちゃん、普通に女の人だと思ってた……だって松子だし……」
ショックを受けた様子。微妙にボケてるんだよなあ美月さん……
「それにしても汝鳥ちゃんが持ってくる映画とかアニメにも女の子ばっかりの作品多いけど、最近流行ってるのかなあ」
「大流行ですとも! ぜひ乗りましょうこのビックウェーブに! ユーハブハイグラアアアアンド! 美月さんいざ接触です! 私の膝にどうぞ!」
パンパンと自分の太ももを叩いて美月さんを誘う後輩。っていうかお前の膝に座ったら三段重ねだろうに。
「おい僕の膝に座っているちっこい女。更に座らせようとするな」
「うるさいでっかい男! 男に抱きつかれる嫌悪感を、美月さんに抱きつくことで緩和する。これが最新の治療ってやつだ!」
「え、えーと」
「ほら美月さん困ってる……」
「上に座ると成次くんが困るだろうから……はい汝鳥ちゃん」
「ほわわっほわーっ!」
「やかましいすぎる……」
美月さんが膝の上に乗ってる後輩の正面から抱きしめてやり、レズ後輩大興奮。
「あんまりそっちに体を預けると抱きつきノーカンになるぞ」
腰に回した腕で引っ張って、後輩の背中が僕の体に密着するようにしてやる。
下手にこの昼間の抱きつきが失敗したら、営業でどっかに出てる最中に発作が起きて死ぬ。そう考えるとこの昼間の抱きつきが一番危ない気がするな……
「むほーっ! 美月さんのお腹ムホー!」
気色の悪い叫びを上げて美月さんへの抱きつきを続行する後輩。
それを引き止めるように背中から抱きついている僕。なんだろう。こう、売り物の縫いぐるみに抱きつく子供を引っ剥がそうとするパパみたいな。
しかしながらこの体勢。ちっこい後輩を挟んで抱いている、僕と美月さんの顔が近い。
なんか慈愛に満ちた顔でじっとこっちを見てきて、僕は妙な緊張を覚えた。
「……」
「……」
「フンスフンス! あっなんか富野作品のキャラ名みたい! フンス・フンス」
後輩は頭の上で交わされる謎の視線のやり取りに気づかないで、美月さんのお腹に顔を埋めたままそんなことを口走っている。
「……」
「……あの、美月さん、なんでちょっと嬉しそうにこっち見てくるんですか?」
「そうだねぃ……ちょっと嬉しいから?」
はにかんだように言う美月さん。なにがやねん。可愛い。
もうそのまま添い遂げようかと思う意思が芽生えかけたけれど、昔美月さんに言い寄った男が突然次元の狭間から現れた彼女の祖父から『LOVEサバイバー』を歌いながら襲われてたことを思い出して自制した。危険度は根津パパだけでなく、根津グランパも高い。
そうして暫く待っていると──
突然のガラスが割られる音。
ビクリと僕らが身をすくませると、事務所のガラスが一枚割られ、室内に石が投げ込まれていた。
「暴動か!?」
「石強盗だ!」
「敵対ヤクザのカチコミかも!?」
幾つかの状況が推察されて僕らは身構えた。ちなみに石強盗は東京で割と流行っている。アグレッシブに民家の窓を石で壊すのも含めて。
残念ながらこのオフィスには迎撃システムは設置されていない。何故なら法律で禁止されているから。自宅だろうと殺傷力の高い罠を仕掛けて、侵入者に怪我を負わせたら罪だ。日本には荒野の法は通用しない。
僕はレズを抱きかかえたまま、美月さんの手を引いてソファーの後ろに隠れる。まだ抱きつき時間で動きにくいのも難点だった。
すると、割った窓の外から大きな笑い声が聞こえた。
「フハハハハハー!! そこにいるのはわかっているぞ! 『動くレズとレズビアンの会』会員ナンバー666! 通称『オーメン子』の鳥山汝鳥! いや──今は異端レズの女とでも言うべきかな?」
ごめん。脳が理解を拒みそう。外にいる女が叫んでいる言葉は日本語なのに、理解しそこねた。
「き……来てしまった……あれは、あれこそが……」
わなわなと僕の手の中で震える後輩。
「『レズ異端審問官』だ!」
「フハハハ……会員ナンバー1014、『印地打ち』のヨシ子! 堕落したレズである貴様に罰を与えてやる……!」
怪人だ。僕らの事務所は怪しげなレズ組織の怪人に襲われている。当然、通報はもうした。
人物
根津八郎。
通称根津パパさん。美月の父親。成次の母親の叔父。日本屈指の大農家にして複合企業群を抱える根津家の現頭領。落ち着きのない五十代。
マッチョで半裸で覆面の怪人。ちなみに八人兄弟の末っ子。根津家では「頭領になっても面倒なことしかないので末っ子に押し付ける」という風習がある。なので、姪に当たる成次の母親(兄の娘)とそこまで年は変わらない。
実際頭領になっても忙しくなるだけでそこまで偉ぶれるわけでもない。あくどいことをしたり私腹を肥やすなどの行動を取ると、すげえ怖い天狗がぶん殴りに来ると根津家では言い伝えられている。




