プチョヘンザってなんなんだ?
仕事の合間と休憩時間を使って書いているので、だいたい1話1000文字ぐらいになりそうです。
『先ずは鮫島さんの今の状況からね。現時点での鮫島さんの肉体から、今まで生きてきた経験と記憶を、魂の中に混ぜて保存した常態で抜き出し維持している感じかな。肉体が無いから五感なんかの感じかたに違和感があった事で納得出来そう?勿論、鮫島さんの肉体は、ここに拉致った時に生活していた世界に、その時のまま、ほぼ停止した状態で残してあるっから心配しないでよ。それで、肉体から抜かれた常態でここに連れて来られたかと言うと、忘却を発動した知り合いのヒトが、ワタシの管理する世界に引き継がれるはずだった【龍の欠片】を勝手に使って砕いてしまったんだ。その時砕けた勢いで、他の知り合いの世界や平行世界にまで散らばっちゃって、ワタシを含めて寝ていたヒト達まで起こして集めてきたのさ。本来、ワタシタチの管理する世界間だけでおわる事が、鮫島さんの世界まで巻き込んでしまったので、ワタシも異種返しに忘却を発動して鮫島さんの世界から、鮫島さんを砕けた龍の欠片ごと、持っていた来ちゃったのさぁ~。それでそれでね、これからワタシの世界へ転生?転移?みたいな感じで、同じく【龍の欠片】持った人達と一緒に、俺TUEEEE !!な事をしてもらって、ついでに、ワタシの世界を脅かすヤツ等も、鮫島無双しちゃってもらおうって魂胆さ……………以上ッ!? 長文御免(笑)』
『魂胆さ~以上ッ!?』ってところ、ほぼマルッと愚痴だったよ………
「あのさぁワタシさん、長々と捲し立てたけど、結局のところ起承転結の起と結しか説明してないよねぇ?。」
もうなんか、真面目に理解する気も失せた。
こうなったら、同じ土俵に俺も立っちゃうよ。
『ば·れ·た·し。侮りがたしジャスティス鮫島(笑)』
「はいはい、ジャスティスでぇ~す。」
さぁ、何でも来~い(笑)
『ははは、何か面白くなってきた。それで、転生するにあたって鮫島さんにワタシの世界での新しい身体を用意してあるYO!!』
「マジマジスゲー、マジスゲー。」
『その身体には、チートな機能もついてるYO!』
「マジマジスゲー、マジスゲー。」
『プチョヘンザ、更に便利なアイテムも積んでるZE!』
「マジマジスゲー、マジスゲー。プチョヘンザってなんなんだ?」
『ワタシも意味など知らないYO!』
「マジマジスゲー、マァイイカー。」
『ジャスティス、マジスゲーしか言ってNEE!』
「ちょっ‥と‥何だ‥‥っと、チェケラッチョ(汗)」
『そろそろ、転生の時間だYO!』
「マジマジスゲー‥‥‥コノヤロォ~!!」
うわぁぁ、ノリで逃げる気だよ。
『転生スイッチ、ポチっとな』
「ノオオオォォォッッッ!!おぼえてろよ、バカヤロォォ‥‥‥‥
この恨み忘れまじ……
こうして、酷く投げやりな暴挙【デウス⋅エクス⋅マキーナ】?により。
俺は、色んな意味で新しく生まれ変わらされたのだった。
2018//11/19 改稿