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トリガーワールド  作者: エクレアサンダー
鮫島、大地へ立つ!!
25/25

【黒いイボイ……エエイッ!!



 関東は雨でした。

 バッチリ高速で、渋滞に2時間ほどハマりました。





 何はともあれ、騒がしい一日の始まりであったが、ネルも暫くすると顔色が良くなり、落ち着きを取り戻してきた。

 皆は簡単な朝食を取った後、それぞれに支度にかかる。


 その間、俺は今回の襲撃の元となった、トリガーターミナルを詳しく調べていた。

 形状は円柱を半分に割ったような感じで、前の世界で自宅にあったテレビのリモコンの見たいなカマボコ型。しかし身の丈3メートルを越える、俺の手に違和感無く収まる大きさなのだ。普通の人間には、明らかに大きすぎるサイズだ。

 まあ、この世界にテレビなんて無いだろうから、何だかんだイボイボの付いた、黒い棒にしか見えないだろう。

 

 俺は、【イボイボの付いた黒い棒】ってところで、何となくフフフンな想像をしてしまったが、んん~何だかな、こう言うのって、この世界にもあるのか?と、いささか悩むところを間違えてしまったのはご愛嬌?

 【イボイボ】君たちは、【黒い棒】の………エエイッ、黒い棒の平面部分、カマボコの板にあたる部分に、3×9個の四角いボタンが付いている。特に文字や数字が書いてある訳でもなく、本体と同じ色なので、何だかパイナップルのような、手榴弾のような手触りだ。

 試しに適当にボタンを押してみたが、何のリアクションも返って来ない。


 「あっ、スキルの時みたいに、詳細を確認出来るのか?」

 俺はそう思い、頭の中でトリガーターミナルの詳細を問い掛ける。


 『トリガーターミナル

   対象にトリガー端子を融合する装置。

   融合時に、対象の保持する能力を、対象の成長上限値の範囲

   内で任意でアップデート可能。

   また、トリガーターミナル操者のスキルを、リザーブメモリ

   にコピーライトし、装填しておく事で、トリガー端子融合時

   にスキル付与も可能。

   トリガーターミナル低部に、エントリー済みのトリガーグリ

   ップを接続することで、操者へ最適化された状態で具現複製

   される                        』


 「んんッ、中途半端に横文字が混ざってて、イマイチ、ピンとこないなぁ。こう、何でもお任せ簡単モードとか無いのかよ?」


 『 トリガーターミナルの使用時の操作を、自動化することは出

   来ます。

   自動化モードには、

    ファジーモード:トリガーグリップの最適化、具現複製の

            み自動で行います。

    セミオート:  端子融合とトリガーグリップ最適化、具

            現複製のみ自動で行います。

    フルオート:  全操作を自動で行います。


   各自動化モードでは、細部にわたる操作を行えず、オペレー

   ション中は、途中で止める事が出来ません。

   また、対象の許容量を越えたアップデートにより、対象にダ

   メージを伴う事があっても、対象が物理的に破壊されない限

   り、オペレーションは作動し続けます。         』


 「うおいっ!!ファジーモード以外、危なすぎて使えないじゃねぇかっ!!」

 

 朝から、また叫んでしまった、マサであった。







 【アレ】は、石器時代には、既にあったらしいですよ(笑)


 

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