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改訂版 異世界ツアー  作者: 黒田明人
最終章 世界と未来と日常と
42/45

番外編 描写の才能

 

『それは長い冬から解き放たれて、目覚めの時を迎えた可憐な花のように、今、少女は芽吹きの時を迎えて・・』

『はい、ボツ』



またである。毎回、持参しても数行でボツになる。今回は特に酷かった。僅か1行でボツにされ、理由を聞くと妙に情けなくなってくる。



『あんたは描写が下手だと言ったでしょ』

『だからそれはこうして』

『なんかさ、下手な奴がこねくり回している感じがミエミエなのよ。もっと自然な描写を勉強なさい』

『そう言われても、こちらとしては精一杯・・』

『とにかく、こんな調子じゃ、とても使う訳にはいかないわ』

『頑張ってきます』

『もう、来なくて良いから』

『そんなぁ・・』



いよいよ最後通牒を受け取ってしまったか。もう少し何とかなると思ったが、才能が無いらしいな。










「ねぇ、書けた?」

「ボツにされた」

「もう、諦めたら?」

「しかしな、大事な娘の結婚式の祝辞だぞ」

「そりゃ、自分の言葉で送りたいのは分かるけどさ、向き不向きってものがあると思うのよ」

「あーあ、残念だなぁ」



ブルマン家は今日も平和です。


描写の才能かぁ、欲しいなぁ。

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