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娘へのプレゼント

作者: せおぽん

12月25日クリスマスの朝。


「お父さんのバカー!」


どうやら、俺はクリスマスプレゼントで大きな勘違いをしたようだ。これでは、サンタさんに申し訳がたたない。どうしたものか。


「どうした、アキ?」


「シルバニアファミリーって言ったじゃん! 何コレ? 伝説の聖剣キーホルダーって!?」


「え?シルバーアクセサリーじゃないのか? 子供用のシルバーアクセサリーと聞いたら、それが一番人気ですよってススメられたんだけど…」



「パパ♥ ありがとう」


「どうした、どうした。今朝はあんなに怒ってたのに」


「リュウトくんがね。その剣かっこいいな。だって」


「そうか、アキ。それはよかった。今朝はすまなかったな。かわりを買ってきたぞ。シルバニアファミリーは売りきれててな。これで許してくれないか」


「キャー! 気持ち悪ーい! お父さんのバカー! リアルアニマルワイルドライフ爬虫類セットなんかいらない!」



「パパ〜♥、大好き」


「なんだなんだ、昨日はあんなに怒ってたのに」


「リュウトくんがね。『テキサスアリゲーターリザードかっこ良いな』だって。リュウトくんとお友達になっちゃった。ありがとう。お父さん♥」



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