表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
希望  作者: 味菜衣
1/5

一話

あ、お前にはまだ言ってなかったか。じつはな、おれはあと半年で寿命なんだ。ん?どうしてって?それはな?去年のハロウィンパーティーが原因だ。聞きたいか?

…聞きたいのか。じゃあ覚悟して聞けよ。

…なんだって?やっぱり聞きたくないのかよ。じゃあ良いや。お前には一生話さねえ。

…は?やっぱ聞く?わかった。じゃあ聞け。

ハロウィンパーティーは普通のパーティーだった。つまり飴をもらって仮装するだけ。

主催者は町内会の会長。

楽しく家を回っていた。

最後にみんなで集まってその場は解散になった。終わりの挨拶の時、会長が言った。おどけた感じで。

「もっとお菓子欲しい人は、会長の家にしゅーごー!」

俺の家系は代々貧乏人。曾々叔父さんが多額の借金を背負ったままなくなったからな。

だから、お菓子なんていつもは買えやしない

ってことで俺は会長の家へ向かった。

会長の家には親が一緒に来ているちびっこが多かった。

会長は親を一瞥すると

「お帰りください」

と言った。

その瞬間、親はどこかへ消えた。

俺たちは会長の家の中に瞬間移動。

この瞬間、俺は本能で察した。

こいつはやばい!

会長は俺たちを部屋へ連れて行った。

大きなテーブルがあった。そこには山ほどお菓子が積まれていた。

俺たちはとりあえず食いもんだけは取って帰ろうとして、4、5個掴んで扉を開けた。

…つもりだったのに、扉は開かない。鍵はない。鍵穴はついていないのだ。ただの木の板。でも押しても開かない。机に蝋燭が置いてあった。火がついている!

俺は冴えていると思った。そう、放火したのだ。

…やっぱりこう言うことは不可能だった。全く引火しない。熱くなっただけだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ