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第4話 さっき落ちてた青い剣!

毎週更新の投稿1週目


タイトルを《気がついたら魔王になっていたので安寧のため取り敢えず世界征服する事に決めた!?》

から

俺的な吸血鬼(ヴァレン・パイア)異世界(ファンタジー)大魔王叙事記(エピックス)σ(`・・´ )》に変身しました。

(タイトルでは、フリガナが出来るのか不明だったので↑コチラが正式タイトルです)

それに伴い、あらすじも多少の変化が現れた模様らしいです。

今後とも宜しくお願いします。


心機一転リ・スタートする気持ちで!

それでは長くなって来たので本編を始めたいと思います。

どうぞ!!


7月6日、内容の追加をしました。


8月27日、タイトルの一部分を再度改変いたしました。

叙事記から叙事譜と成ります。

ルビは変わらず、他の変更はありません。



前回のあらすじは

ついに魔王城に突入する。

大量のmob魔族兵士を前にして無双シ○ーズの真似をしてみたら人が波みたいになって飛んでった。

敵がウェーブのようだ!



 時刻は夜の7時頃、天井にある大きなシャンデリアが揺れる。

吹き飛ばされた悪魔兵士の1人が引っ掛かり、そのまま起きる様子はない。

するとキラキラと光る装飾が傷つき、落ちていく。

(しずく)の形にカットされた、それは血を浴びて染まり、まるで赤い涙を流しているかのようでさえある。

魔王城のロビーで魔王軍の兵士にすったもんだを繰り広げた主人公は魔王城を舞台に冒険劇を改めて仕切り直して進みだす。


「ん?」

\(-_-。\)キャッチ

頭上に落下してきたのをノールックで掴む

手の中にある物に目線を、やって親指と人差し指で取って見る

何だコレ?


『異世界原産の鉱物を加工・カットした物に生物の血が付着した物のようです。

詳しくスキャンしますか。』

いや、いいよ先を急ごうかな~なんてグダグダしてると上の方で大きな音がして見上げると天井に付いていたシャンデリアが壊れてオレ目掛けて落下して来ていた

うわっ!?

驚いてみたりしけど余裕で避けれました

でも破片がオレの頭に当たってから床に転がる

‥‥‥‥屈辱、尺だけどコイツも拾っておいてやるか

ロビーホールの階段を登りながらメニュー・ウインドウを開いて、どうぐを押すとアイテム覧から選択して取り出す、パンパカッポンポンパーーン!!!


「さっき落ちてた青い剣!!」

ダミ声で右手を上げながら掲げる


『その効果音と喋り方はなんですか。

それと青銅製の洋剣ですね。』

詳しく詰め寄られると恥ずかしくなるから止めてっっ!

よし、じゃ進もう

階段を登りきってから二階へ通ずる角を曲がった直後、人影とぶつかる


「ゴブリっ!?

なんだ、お前!」

うおっ見つかったヤベ!!

間髪無く、浅茶黒色の子供くらいの背丈のオッサン、じゃ無かった

ゴブリン兵士が斬りかかってきたので丁度持っていた剣で応戦する

鍔迫り合いを初めてやったが慣れない事はやるもんじゃない

押し負けそうになって切られるかもとヒヤヒヤして気が気じゃない

力ではこっちのが強いはずなのに経験の差で負けてるのか(|||´Д`)

なので(ひじ)で脇腹を突く

不意を突かれて体勢を崩してそのまま蹌踉(よろ)けてしまうゴブリン、そこに足を引っ掻けて倒す

床に転がっても、こっちを睨み不利な体勢からでもゴブリン用の剣で切りつけようとしている

そこに尽かさず右手に持っている青銅剣で殴るようにして取っ手で気絶させる


「ゴッブら!?」

ふぅ~( -。-) =3

ちょっとミスっけど、いっちょ終わり!

無事に迎撃達成だにょ

でも剣より手で殴って倒した方が早かったな~

いや今後のことも考えたら自分の力量(ちから)で剣の戦闘を覚えなきゃっだし!

剣術スキル使いたいだけだったりするけど

よ~しっ!今度こそ行ってみよう!!

ってかちょっとイアさん索敵してよっっ


『分かりました。

今後はマップに敵を記載します。

ボスを黒の(まる)

敵を黄色の✕で表します。』

おっ見易いし判りやすいね

数歩さきに進んでから床で倒れてるゴブリンの元に戻って壁に寝かせ直す

あと行く前に、お楽しみの戦利品の物色だーー!

あっ!ロビーに戻って剣とか拾いに行った方が、、めんどい面倒だから先を急ごっと!

そういや魔力の残量は?


『そうですね。

回復してはいるのですが自動回復スピードがレベル1と言う現状ではなんとも言えません。

今の段階であまり御使う事もオススメしません。』

う~ん( ˘ω˘ ).。oO

そうだな、まぁでも大丈夫かな~

I.A.(イア)に答えながらさっきから考えてた事を実行するために手元の剣に魔力を流してみる

案外に行き届かない

難しい、流すってよりも通すようなイメージなのかな?

最初は上手くいくのに途中で離散して違うトコに行ったり、霧散して魔力が無駄になってしまう

何本かは剣が魔力に耐えられなかったのか爆発して駄目にしまった

通し続けて8回目でようやく青銅剣に魔力が行き届いて形を維持出来たぞ!

うっし!!


『お見事です。』

ありがと!

成功♪

現実でやるとなると大変なんだな

漫画だとかだと初歩ってイメージあるのに、しかもここから保ち続けて戦のか~

神経使うぞコレ!

なんかさっきよりダルくなってる気がする、魔力無いのに魔力使ってるからなのかな?

気にしないようにしよう

負けた気がする

魔力を通した青銅剣を掲げて握る手に力を入れる


「○っ砕牙アぁぁぁ!!!」

壁を壊して近道をして進もう、としようとして青銅が威力に耐えられなかったらしく砕けて崩れてしまい取手だけになる

マジかっ!!?

床のタイルに当たって取手も塵になって消えてしまう

驚愕!!φ(゜゜)ノ゜ポイッ、サラサラ~

前を向くと穴の空いた空間には武装した兵士達がオレと同じように、あんぐりとして驚いている

楽をしようとするとイケませんね

すぐに罰が下る

直ぐ様、怒りの表情に変わる皆様方に狭い廊下に多勢に無勢だねこれは!

手には各々の武器がある訳で、こっちは素手だから大変ヤバイ(;´゜д゜)ゞ


「そらっ逃げろピューン!!」

次だな、こんなに早く次の大群に遭遇するとか心構えして無かったし、それに直ぐ倒したら魔王城の警備が減っちゃうんだし、それにホラさ、アレダヨ!?

次にまとめて、お縄逝きだとかの奴の案件の話どすっわ!?

壁に思いっきしに激突する

やべ、すみませんマップのチェックを二重の意味で怠りますた


『今後はアラームや私で告知をしますね。』

重ね重ね、ありがとう

出来たイアさんだよ、良い娘を持った者だよ

鼻が高いねお父さんは!!

言いながら全速力で走りながら前方に居た一人の兵士に気付かれる前に飛び蹴りしてノックアウトさせると剣を拾っ、頂戴する

さぁ、広いところに出たらこっちのターンだ

勝ちは確定だぜ!

アユーレディ?



※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


 侵入者を探していた魔族の部隊は突然の壁の破壊で件の敵と遭遇する事になった。

いきなりの事に止まる時間も直ぐに動き出し逃げる侵入者、相手に部隊の隊長である悪魔族の男は命令を下していく。


「我々はこのまま奴を追う。

別動隊に連絡、挟み撃ちだ。」

各々に返事をして空いた壁穴を飛び越えて走り出す。


「ッ、隊長!

上階にも連絡は?」

新人らしき真新しい軍服を着た獣人の女が、やや遅れながら必死に付いてきながら質問をする。


「当たり前だ。

各上階並びに作戦基地や本部にも連絡は怠るな!」

視界に侵入者を、やっと捉えて隊長は思った。

よりによって今日は四天王が任務や領地に向かわれていて揃って居られない。

なんとしてもこの、お留守を成し遂げてみせなければッ!!


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※




──魔王城、それは敵が、、そうッ敵である勇者の侵入を前提にして建てられた迎撃用の魔王の家なのである──

 敵を想定しているのだから当然のように死地性の強い迷路のようになっていたり罠も沢山あるのだよ。

そう有ったのだ。

。・゜・(ノД`)・゜・。

まぁイアさん居ますしね。

余程の事でもなきゃ見逃せず回避して進みますよ(T^T)

あれからも幾度となく隊列を成した兵士や騎士を見掛けては見逃してあげたり、位置的に倒したり、逃げたりしながら景品を獲得しながら上へ上へと駆けて行くボクちんの姿が目撃されたという(得意げ)

ダイジェスト終わった?

早いな、なら仕方ないか休み短い!

このままダイジェストで魔王の居るトコまでいけばいいのにっっ!!

なんなら魔王倒した所から、お話始めても良いのに!

そりゃダメだね、んじゃ続きいこうか

それで警備を撒いたりしたんだけどさ、負けはしないから戦えば数的不利も何の園、一発で気絶させちゃうんだから!!

後方部隊っていうの?

第二波?

増員?

まぁそんなこんなの敵の事な訳ど、つまり控えてたのはロビーで衝突(ぶつ)かったのと同じくらいの統率のとれた増援とも戦う事が10回程あった。

その全員を黙られてから装備品を剥いでいくこが以下同じように4階層分ありましたが、ほぼ同じことの繰り返しなので、これこそダイジェストでお知らせ案件発動だ!!

危険なこともあったけど特にピンチって訳じゃ無かったからいいかなって思う~良いよね!?

ケガしても勝手に回復するし!

答えは聞い○ないバンバン!

時刻はすっかり夜の8時を過ぎている様で視界の(すみ)に表示されてるのに気付いてちょっと関心した。

近道を作ったりしながらやっと今、五階の魔王の間まえに着いた。

ふぃ~~(ちか)れた。


『お疲れさまですボス。

現在、保有魔力残量はプラス値。

全快ではありませんが150.02まで回復しています。

体力は問題ありません。

全快です。

いつでも行けますよ。』

了解であります。

でも諸々は確認してから行こうっと!

現在盗ん、、、ゲッツしたのは青銅が残り71本に鉄製は116本と青銅の盾57個から鉄製の盾105個とかに他にも高そうなな1本物もあるし、バックの大剣が1つ、多いのか少ないのか?

さてと軽く50個は越えてるから魔力通したりして失敗した文と合わせても問題なかそう!

使い捨てにするとしても数は十分かな?!

v(o´ з`o)♪

分かんないけど、うんっいざ!|

かん魔王の元へーーつってね!

トビラに手を掛けて、ふと止めて考える。

ココは斬ってカッコつけて登場しよう!

そうしよう。

思い至ったら吉日、シュパッシュパッパーンパーン!!

まばらに切られて落ちていくトビラと、そこにちょっと勢い付けて飛び越むオレ!

良い感じに決まったってのに、中は小部屋だった。

恥ずかしい(*/□\*)

顔を隠したい気分だ。

隠してたや!

おっほん魔王の間へと入る繋ぎの場所?

上着とか小物なんかを預けたりする所っぽいな。

恥ずかしい事、この上無い。

名乗りとかやってたら激しさ倍増だった。

き、きを、気を持ち直して、い、行こう。

動揺が隠せない、いや、これは武者震いとかその類いのものだ、キット、オソラク!

ウん、そうに違いない。

扉を切るために持っていた鉄剣とは別に、どうぐから鉄盾を取り出す、しっかりと装備する。

鉄の盾と鉄の剣を装備して黒い鉄の重いドアを開ける。

ゆっくりと開くと鉄と鉄が擦れる音がその先の魔王の魔(ホール)にまで響くのが分かる

やっと入れる、入ると暗くて何も見えない。

肺には冷たい空気で満たされて、一歩進む度に段々に無数のロウソクに明かりが灯って部屋の全貌が明らかになる。

そこは巨大な地下の水の貯蔵庫みたいなバカ広い空間だった。

東京ドーム3個分ぐらい?もっとかも、いや知らないから分かんないけど結構広いのは見て分かった。

暗いのもあるけど端が見えないもん。

そして微かに照らされた先には玉座に魔王が足を組んで座って待っていた。

………………のだか、その魔王と玉座がアホみたい大きい80メートルはある。

広っい

デっカい

バカみてぇ

咄嗟に出た声は木霊して反響する。

ウル○ラマ○かな?

顔には鉄仮面みたいなの着けてて表情が読み取れない。

怖い雰囲気は感じないけど強いのは分かる。

でかいわ~これ、ここだから良いけど近づいたら首痛くなるだろうな。

今になって嫌になってきた。

帰ろうかな~

後ろに向き直ってドアノブに手を触れる。


「「帰るのか?

せっかく待っていたのにな~

こっちはディナー中にキミがやって来て、かれこれ1時間以上を、ここで待っていたんだけとね」」

あっ、えっ、あっ怒ってますか?

そりゃ家ん中を壊しながら進んで来る泥棒とか侵入者に優しく接っする方が奇怪(おか)しいか。

巨大だからなのか仮面付けてるからなのか魔王さんの声は二重になって重く乗し掛かるように届いてオレを重圧しながら見定めているかのようだ。


「えっと、そのゴメンなさい」

ペコッ

謝っとこう。


「「ん?

やけに素直だな。

ではこのまま帰ると言う意味かな?」」


「え、いや、実はですね!

貴方に用があひまぴてッ」

やべ、噛んだ、何も無かったかの如く冷静にそう、クールにいこう。


「えっと、てすね

そのあーー、うっうん……………オレに魔王をくれませんか?」


「「ほう」」

静寂の支配する広い場所に大声で不躾な叫び声響き、やがて消えていって冷たい空気は重く更に冷たくなって雰囲気が変わるのを教えた。

誰とも言葉を口にしていないのに殺気が轟いてゆく。











 経過報告

召喚から4話(数時間)現在、この物語の主人公である彼の名前は存在しないまま進んでいる。

初登場から転送して7話経って(数時間)も不明のままのようだ。


報告計画提出者:発光体の神





 来週も同じ曜日の月曜、昼12時に更新されます。

詳しくは活動報告で御確認下さい。

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